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Chapter9(手駒編)
Chapter9-⑧【なぜ?の嵐】前編
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「ナツキさんがタフで良かった。
普通の人なら、この特大ローターを入れたままで歩き回るなんて無理です。
この撮影特典で売上倍増が期待出来ます。」
先に中嶋が口を開いた。
「先月、ナナトで試してみたのですが、たった二時間でギブアップでした。
タフマンって豪語してたから、八時間で広告出したのに。
お客さんに苦情を言われて、大変でした。
もうこの企画は諦めていたのですが、ナツキさんのお陰で上手く行きそうです。」
文句を言う前に先制された。
ナツキは仕方なくローターを押し込んだ。
瞬く間に全身脂汗が吹き出てきた。
「5%オフで、こちらになります。」
レジの液晶が31,500円を表示した。
「調子に乗り過ぎて買い過ぎたな。」
「こちらは高額購入して頂いたお客様に特別なギフトです。
勿論、他言無用でお願いします。」
中嶋が錠剤を二つ差し出す。
「他言無用って…。」
ミナトが訝しげに受け取った錠剤を見詰めた。
「効果は見ての通りです。
ナツキさんは昨日飲みましたが、まだこの効果です。」
ワタルの視線がナツキの股間に留まる。
隆起したTバックの頂から先走りが溢れ出ていた。
「だったら一つ飲んでみようかな。
折角撮影して貰えるし。」
ミナトは口に一粒放り込むと、ゴクリと飲み込んだ。
タンクトップが益々透けていく。
ショートジーンズのボタンは弾け飛びそうだ。
「早く着替えた方が良さそうですね。」
中嶋が試着室へ案内する。
ナツキはその場に座り込む。
『俺って、電動系に弱かったんだな。』
初めて自分の弱点を知った。
「どうだろう、似合うかな?」
試着室からラバー製の全頭マスクを被ったミナトが出てきた。
「勿論、似合ってます。
そのマスクは本日初売りで、売り切れ必死の品です。
次回いらした時はもう売ってないと思います。
買って損はないですよ。」
中嶋が巧みに満足感を刷り込む。
「えー、そうだったんですか!
何か別人になったみたいだ。
チカラが嵌まるのも無理がないな。」
「相手に被せれば、更に効果的です。
相手も別人格になった気分で、きっとどんな淫らな要求も受け入れます。」
「次回は完売してるのか…。
だったらもう一枚買っておこうかな…。」
ナツキは中嶋が小さく出したVサインに思わず吹き出しそうになった。
「ではこれがリモコンです。
お好きな様に使って下さい。
本日は8枚撮影出来ます。
どの様な構図がいいですか?」
中嶋はカメラを構える。
「そう急に言われてもな。」
ミナトは戸惑いを隠せない。
ただ受け取ったリモコンを見詰めるだけだ。
「好きなDVDを思い出したら如何ですか?
そのシーンを再現する事も可能です。」
その助言にナツキは中嶋を睨み付ける。
『おいっ、こいつの性癖知ってるのか!』
ナツキはヘナヘナとまた座り込んだ。
「そうか!だったらさっき見た『マッスルアナルの崩壊』がいいな。
思わず表紙買いしちゃったし。
ナツキさんにぴったりだ!」
ミナトが目を輝かせてナツキを見下ろした。
(つづく)
普通の人なら、この特大ローターを入れたままで歩き回るなんて無理です。
この撮影特典で売上倍増が期待出来ます。」
先に中嶋が口を開いた。
「先月、ナナトで試してみたのですが、たった二時間でギブアップでした。
タフマンって豪語してたから、八時間で広告出したのに。
お客さんに苦情を言われて、大変でした。
もうこの企画は諦めていたのですが、ナツキさんのお陰で上手く行きそうです。」
文句を言う前に先制された。
ナツキは仕方なくローターを押し込んだ。
瞬く間に全身脂汗が吹き出てきた。
「5%オフで、こちらになります。」
レジの液晶が31,500円を表示した。
「調子に乗り過ぎて買い過ぎたな。」
「こちらは高額購入して頂いたお客様に特別なギフトです。
勿論、他言無用でお願いします。」
中嶋が錠剤を二つ差し出す。
「他言無用って…。」
ミナトが訝しげに受け取った錠剤を見詰めた。
「効果は見ての通りです。
ナツキさんは昨日飲みましたが、まだこの効果です。」
ワタルの視線がナツキの股間に留まる。
隆起したTバックの頂から先走りが溢れ出ていた。
「だったら一つ飲んでみようかな。
折角撮影して貰えるし。」
ミナトは口に一粒放り込むと、ゴクリと飲み込んだ。
タンクトップが益々透けていく。
ショートジーンズのボタンは弾け飛びそうだ。
「早く着替えた方が良さそうですね。」
中嶋が試着室へ案内する。
ナツキはその場に座り込む。
『俺って、電動系に弱かったんだな。』
初めて自分の弱点を知った。
「どうだろう、似合うかな?」
試着室からラバー製の全頭マスクを被ったミナトが出てきた。
「勿論、似合ってます。
そのマスクは本日初売りで、売り切れ必死の品です。
次回いらした時はもう売ってないと思います。
買って損はないですよ。」
中嶋が巧みに満足感を刷り込む。
「えー、そうだったんですか!
何か別人になったみたいだ。
チカラが嵌まるのも無理がないな。」
「相手に被せれば、更に効果的です。
相手も別人格になった気分で、きっとどんな淫らな要求も受け入れます。」
「次回は完売してるのか…。
だったらもう一枚買っておこうかな…。」
ナツキは中嶋が小さく出したVサインに思わず吹き出しそうになった。
「ではこれがリモコンです。
お好きな様に使って下さい。
本日は8枚撮影出来ます。
どの様な構図がいいですか?」
中嶋はカメラを構える。
「そう急に言われてもな。」
ミナトは戸惑いを隠せない。
ただ受け取ったリモコンを見詰めるだけだ。
「好きなDVDを思い出したら如何ですか?
そのシーンを再現する事も可能です。」
その助言にナツキは中嶋を睨み付ける。
『おいっ、こいつの性癖知ってるのか!』
ナツキはヘナヘナとまた座り込んだ。
「そうか!だったらさっき見た『マッスルアナルの崩壊』がいいな。
思わず表紙買いしちゃったし。
ナツキさんにぴったりだ!」
ミナトが目を輝かせてナツキを見下ろした。
(つづく)
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