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Chapter9(手駒編)
Chapter9-⑦【Break an egg】後編
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真っ黒に焼けた男はこの時期には不似合いなショートジーンズを穿いていた。
パツンパツンの股間が男の心情を物語っている。
ナツキは隣に立ち、DVDの背表紙を眺めた。
「あのー、覚えてますか?」
突然、男が口を開いた。
ナツキは背表紙から男の顔へ視線を移す。
「ミナトです、沖縄の。」
その言葉で船上のシーンを思い出す。
ウエットスーツから覗くアナルは記憶にあるが、顔は覚えていない。
「おー、缶コーヒーくれた奴か。」
「はい、覚えてくれてて良かった。
シーズンオフに入ってやっと休みが取れたんで、東京に来たんす。」
ミナトがDVDをラックに戻す。
『マッスルアナルの崩壊』
タイトルを見て、ミナトの性癖が知れた。
「ここに来ればナツキさんに会えると、チカラから聞いたんです。
ちょっと頑張り過ぎたみたいで。
沖縄と違って、東京はもう涼しくて。
この格好だと浮いちゃいました。」
ミナトの口元が緩んだ。
「おい、真夏だって、そんな格好でうろちょろしてたら、即職質だぞ。
東京を舐めるな。」
ナツキを釣られて笑ってしまう。
「なら世話になった礼だ。
負けてやるよ。」
「マジっすか?
沖縄だとセルフばかりで、DVDが必需品なんです。
で、幾ら引いてくれんですか?」
その問いに中嶋を見ると、片手を広げていた。
「おう、50%だ。」
いきなり腸内が翻筋斗打つ。
「もっ、もとい5%だ。」
慌てて訂正すると、直ぐに沈静かした。
「消費税分っすね。
だったらまとめ買いしようかな。
それにしても相変わらずエロいすっね。
まさかその格好でここ迄来たんすか?
流石東京は大都会だな。」
ミナトの手がナツキの上反りのぺニスを撫でた。
また体内でローターが暴れ出す。
その振動をミナトが感じ取った。
「その肛門からの紐って…。
もしかして…、まさか…、何か入ってるんですか?」
ミナトは小刻みに震える自分の手を見詰める。
ナツキは中嶋を睨む。
すると振動が更に大きくなった。
「おおっ…。」
慌てて肛門を締める。
便意に近い感覚に動揺し、声が漏れた。
「スゲー、めちゃくちゃ淫ら!」
ミナトがマラを鷲掴みする。
「やっぱ東京は刺激的だな。」
ナツキは立ってるのもやっとの状態で、その声を聞いた。
「えー、買ったら、ここで撮影して貰えるんすか!」
「ナツキさんと記念撮影も可能です。
お買い上げの金額によって、時間は延長出来ます。
何なら撮影中に限って、このリモコンを貸し出しますよ。」
中嶋があざとく勧める。
「だったら買います!
ナツキさんを自由にしていいんですね?」
「はい、お好きな様に。
一万円お買い上げで3枚。
後は五千円上がる都度、1枚となります。」
「とすると…、一万五千円で4枚か…。
ナツキさんと記念写真が撮れるなら、4枚じゃ足りないな…。」
汗でタンクトップから乳首が透けていた。
「はい、その間はこのリモコンでナツキさんを自由にコントロール出来ます。
値引きもあり、本日お買い上げ頂くと、大変お買い得ですよ。」
ミナトは財布を出し、中を覗く。
中嶋はその効果を見て、満足げに微笑んだ。
(つづく)
パツンパツンの股間が男の心情を物語っている。
ナツキは隣に立ち、DVDの背表紙を眺めた。
「あのー、覚えてますか?」
突然、男が口を開いた。
ナツキは背表紙から男の顔へ視線を移す。
「ミナトです、沖縄の。」
その言葉で船上のシーンを思い出す。
ウエットスーツから覗くアナルは記憶にあるが、顔は覚えていない。
「おー、缶コーヒーくれた奴か。」
「はい、覚えてくれてて良かった。
シーズンオフに入ってやっと休みが取れたんで、東京に来たんす。」
ミナトがDVDをラックに戻す。
『マッスルアナルの崩壊』
タイトルを見て、ミナトの性癖が知れた。
「ここに来ればナツキさんに会えると、チカラから聞いたんです。
ちょっと頑張り過ぎたみたいで。
沖縄と違って、東京はもう涼しくて。
この格好だと浮いちゃいました。」
ミナトの口元が緩んだ。
「おい、真夏だって、そんな格好でうろちょろしてたら、即職質だぞ。
東京を舐めるな。」
ナツキを釣られて笑ってしまう。
「なら世話になった礼だ。
負けてやるよ。」
「マジっすか?
沖縄だとセルフばかりで、DVDが必需品なんです。
で、幾ら引いてくれんですか?」
その問いに中嶋を見ると、片手を広げていた。
「おう、50%だ。」
いきなり腸内が翻筋斗打つ。
「もっ、もとい5%だ。」
慌てて訂正すると、直ぐに沈静かした。
「消費税分っすね。
だったらまとめ買いしようかな。
それにしても相変わらずエロいすっね。
まさかその格好でここ迄来たんすか?
流石東京は大都会だな。」
ミナトの手がナツキの上反りのぺニスを撫でた。
また体内でローターが暴れ出す。
その振動をミナトが感じ取った。
「その肛門からの紐って…。
もしかして…、まさか…、何か入ってるんですか?」
ミナトは小刻みに震える自分の手を見詰める。
ナツキは中嶋を睨む。
すると振動が更に大きくなった。
「おおっ…。」
慌てて肛門を締める。
便意に近い感覚に動揺し、声が漏れた。
「スゲー、めちゃくちゃ淫ら!」
ミナトがマラを鷲掴みする。
「やっぱ東京は刺激的だな。」
ナツキは立ってるのもやっとの状態で、その声を聞いた。
「えー、買ったら、ここで撮影して貰えるんすか!」
「ナツキさんと記念撮影も可能です。
お買い上げの金額によって、時間は延長出来ます。
何なら撮影中に限って、このリモコンを貸し出しますよ。」
中嶋があざとく勧める。
「だったら買います!
ナツキさんを自由にしていいんですね?」
「はい、お好きな様に。
一万円お買い上げで3枚。
後は五千円上がる都度、1枚となります。」
「とすると…、一万五千円で4枚か…。
ナツキさんと記念写真が撮れるなら、4枚じゃ足りないな…。」
汗でタンクトップから乳首が透けていた。
「はい、その間はこのリモコンでナツキさんを自由にコントロール出来ます。
値引きもあり、本日お買い上げ頂くと、大変お買い得ですよ。」
ミナトは財布を出し、中を覗く。
中嶋はその効果を見て、満足げに微笑んだ。
(つづく)
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