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Chapter9(手駒編)
Chapter9-③【以心電信】前編
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椅子に括られたワタルが肩で息をする。
身体中の欲望がぺニスに集まっていた。
ぺニスシースが爆発しそうだ。
中嶋は上から下から、様々な角度から被写体を捉える。
「何かインパクトに欠けねぇか?
こいつが興奮してるだけの画像じゃ、ラバーは売れないぜ。
見た奴が絶対に欲しくなる様に仕向けねぇとな。」
ナツキは腕組みすると、中嶋を見た。
「そうですね…。
格好はいいのですが、画像だとこの淫らさが伝わらないですね。」
「確かにラバースーツは着てみないと、そのエロさは分からないよな。」
中嶋はしゃがみ込むと、ペニスシース越しの顔面を捉えた。
「だとしたら射精させたらどうでしょう?
それが一番見た人に訴えますよ。」
中嶋がニヤリと笑う。
「動画じゃねぇから、射精したかどうかなんて分からんぞ。」
「いや、正確にはきっと射精しただろうと思わせればいいんです。
これを着たら射精するくらい気持ちいい。
それくらい興奮する。
そう想像させた方が、是が非でも欲しくなりますよ。」
「で、どうやって射精させるんだ?」
「いい物を持ってます。
これならきっと射精したと、誰もが思います。
ちょっと待ってて下さい。」
中嶋が奥へ姿を消す。
再び現れた中嶋は電動マッサージ機を手にしていた。
「お前、何でそんなモン持ち歩いているんだ!」
意外な一面を見たナツキは呆れ声をあげる。
「フェチは人それぞれです。
まあまあ、そんな些細な事は詮索しないで下さい。
ではこいつの威力をたっぷり味わってもらいましょう。」
人格的が変わった中嶋がスイッチを押す。
獰猛な唸りを上げてマッサージ機が作動した。
項垂れていたワタルがその発信源に目を向ける。
捌け口を見出だした瞳がマスクの下で大きく見開く。
拘束された椅子をガタガタと鳴らし、欲求を訴えた。
中嶋がマッサージ機で空中に丸を描く。
飢えた目線がその後をしっかりと追う。
「これで、もうワタルさんは拒むことが出来ません。
電マから快楽を得るためなら、何でもするでしょう。
モデルがこの状態になると、画像は抜群にエロくなります。」
実直そうな男は裏の顔を見せた。
「ではナツキさんがこれを持って下さい。
当たらず触らずのポジションをキープして、責め立てて下さい。」
マッサージ機を受け取ると、二の腕が大きく震える。
想像以上の振動だ。
マッサージ機の先端を亀頭に当てる。
「おっ、おっ、おおっ!」
口から漏れる声迄、震えていた。
ナツキは手を引き、隙間を作る。
ワタルは腰を突き出し、その隙間を埋め様と試みた。
だが括り付けられた椅子がそれを邪魔する。
後、僅かな空間が埋まらない。
その必死さを中嶋がカメラに収める。
「凄くいい画像が撮れてます。
微かにぺニスに当てて下さい。」
「こうか?」
すっかり中嶋のペースに填まっていた。
小刻みに震え出したワタルが顎を上げる。
上を向いた口から涎が溢れ出す。
「すっ、凄いですよ!
予想以上の乱れ方だ。
もっと強く当てて!」
中嶋が上擦った声音で指示を出す。
ワタルの大胸筋が震え、ピークか近い事を知らせた。
(つづく)
身体中の欲望がぺニスに集まっていた。
ぺニスシースが爆発しそうだ。
中嶋は上から下から、様々な角度から被写体を捉える。
「何かインパクトに欠けねぇか?
こいつが興奮してるだけの画像じゃ、ラバーは売れないぜ。
見た奴が絶対に欲しくなる様に仕向けねぇとな。」
ナツキは腕組みすると、中嶋を見た。
「そうですね…。
格好はいいのですが、画像だとこの淫らさが伝わらないですね。」
「確かにラバースーツは着てみないと、そのエロさは分からないよな。」
中嶋はしゃがみ込むと、ペニスシース越しの顔面を捉えた。
「だとしたら射精させたらどうでしょう?
それが一番見た人に訴えますよ。」
中嶋がニヤリと笑う。
「動画じゃねぇから、射精したかどうかなんて分からんぞ。」
「いや、正確にはきっと射精しただろうと思わせればいいんです。
これを着たら射精するくらい気持ちいい。
それくらい興奮する。
そう想像させた方が、是が非でも欲しくなりますよ。」
「で、どうやって射精させるんだ?」
「いい物を持ってます。
これならきっと射精したと、誰もが思います。
ちょっと待ってて下さい。」
中嶋が奥へ姿を消す。
再び現れた中嶋は電動マッサージ機を手にしていた。
「お前、何でそんなモン持ち歩いているんだ!」
意外な一面を見たナツキは呆れ声をあげる。
「フェチは人それぞれです。
まあまあ、そんな些細な事は詮索しないで下さい。
ではこいつの威力をたっぷり味わってもらいましょう。」
人格的が変わった中嶋がスイッチを押す。
獰猛な唸りを上げてマッサージ機が作動した。
項垂れていたワタルがその発信源に目を向ける。
捌け口を見出だした瞳がマスクの下で大きく見開く。
拘束された椅子をガタガタと鳴らし、欲求を訴えた。
中嶋がマッサージ機で空中に丸を描く。
飢えた目線がその後をしっかりと追う。
「これで、もうワタルさんは拒むことが出来ません。
電マから快楽を得るためなら、何でもするでしょう。
モデルがこの状態になると、画像は抜群にエロくなります。」
実直そうな男は裏の顔を見せた。
「ではナツキさんがこれを持って下さい。
当たらず触らずのポジションをキープして、責め立てて下さい。」
マッサージ機を受け取ると、二の腕が大きく震える。
想像以上の振動だ。
マッサージ機の先端を亀頭に当てる。
「おっ、おっ、おおっ!」
口から漏れる声迄、震えていた。
ナツキは手を引き、隙間を作る。
ワタルは腰を突き出し、その隙間を埋め様と試みた。
だが括り付けられた椅子がそれを邪魔する。
後、僅かな空間が埋まらない。
その必死さを中嶋がカメラに収める。
「凄くいい画像が撮れてます。
微かにぺニスに当てて下さい。」
「こうか?」
すっかり中嶋のペースに填まっていた。
小刻みに震え出したワタルが顎を上げる。
上を向いた口から涎が溢れ出す。
「すっ、凄いですよ!
予想以上の乱れ方だ。
もっと強く当てて!」
中嶋が上擦った声音で指示を出す。
ワタルの大胸筋が震え、ピークか近い事を知らせた。
(つづく)
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