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Chapter7(防砂編)
Chapter7-⑦【Clavis-鍵-】後編
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「おらっ、もっと腰を下ろせ。」
「はっ、はい!」
開いた大殿筋からディルドの熱気が覗く。
球体の一部が出掛かっている。
「おらっ、しっかり締めろ!
出ちまうぞ!」
タクヤは鏡に映り込む茶髪を見ながら、発破をかける。
茶髪はブリッジしながら、140キロを持ち上げていた。
血管の浮かんだ二の腕がブルブル震えている。
そんな状態にも拘わらず男のペニスは天井を向いていた。
メッシュ生地等、物ともしない力強さだ。
バーを戻したタカユキもその猛々しい一物に見入っていた。
茶髪が潰れた。
胸の上に140キロがのし掛かる。
瞬時にタカユキは駆け寄ると、男の顔を跨いでバーを掴んだ。
一気にに持ち上げ、ラックに戻そうとする。
「おりゃ、まだまだだ!
もう一丁、頼む!」
バーはゆっくり胸元に下がる。
その場で躊躇していたバーは徐々に上がり出す。
茶髪は最大限に背を反らし、股間を突き出した。
タカユキは140キロのサポートに耐えきれず、腰が落ちる。
尻が茶髪の顔に乗った。
「うおりゃ!」
雄叫びが低い天井に谺する。
瞬間、タカユキが仰け反った。
それはバーを持ち上げる反動でない事は直ぐに分かった。
「ありがとな。
助かったよ。」
茶髪は礼を言うと、上唇を舐めた。
「あっ、いえ…。」
視線を落としたタカユキが戻ってくる。
『あんな奴にアナルを舐められやがって!
罰を与えるか。』
嫉妬心がメラメラと燃え上がった。
「おい、幾らここが自由とはいえ、勃起し過ぎたぞ。
少しはトレーニングに集中しろよ。」
「はっ、はい…、すみません…。」
「お前の頭の中ってエロしかないのか?
四六時中、スケベなことばかり考えているんだろ。」
「い、いえ、そんなことは…。」
真っ赤に顔を染めたタカユキの声は消え入りそうだ。
「流石の俺も、ちと恥ずかしいぜ。
ちょっとこっちへ来い。」
観葉植物の陰にタカユキを連れていく。
Tバックをずり下ろすと、手早く貞操具を装着する。
バンバンに膨らんだ玉を強引にリングの中へ押し込む。
「うぐっ!」
「馬鹿、声出すな。
少しは我慢しろ。」
四苦八苦して、何とか両玉を通過させる。
締め付けにより、更に睾丸は肥大した。
仕上げにケージを被せ、南京錠で留める。
「これで少しは大人しくなるだろう。
トレーニングに集中するぞ。」
その言葉とは裏腹にタカユキのペニスは固さを増していく。
ケージの隙間で亀頭が藻掻いていた。
その効果はタクヤが一番知っている。
コウスケに噛まされた時、何度この中で射精した事か。
タカユキのTバックを引き上げると、掌で鍵を弄ぶ。
「さあ、トレーニングを再開するぞ。
この淫乱野郎。」
いつもコウスケに言われていた言葉をタカユキに向ける。
インターバルにベンチに座っていた茶髪は臆する事なく、拘束された股間をガン見し
た。
歪に盛り上がった股間の意味を察した様子だ。
口は開いたままだった。
タクヤは鍵を空中に放ると、それをキャッチする。
上下する茶髪の視線を見て、優越感に包まれた。
(つづく)
「はっ、はい!」
開いた大殿筋からディルドの熱気が覗く。
球体の一部が出掛かっている。
「おらっ、しっかり締めろ!
出ちまうぞ!」
タクヤは鏡に映り込む茶髪を見ながら、発破をかける。
茶髪はブリッジしながら、140キロを持ち上げていた。
血管の浮かんだ二の腕がブルブル震えている。
そんな状態にも拘わらず男のペニスは天井を向いていた。
メッシュ生地等、物ともしない力強さだ。
バーを戻したタカユキもその猛々しい一物に見入っていた。
茶髪が潰れた。
胸の上に140キロがのし掛かる。
瞬時にタカユキは駆け寄ると、男の顔を跨いでバーを掴んだ。
一気にに持ち上げ、ラックに戻そうとする。
「おりゃ、まだまだだ!
もう一丁、頼む!」
バーはゆっくり胸元に下がる。
その場で躊躇していたバーは徐々に上がり出す。
茶髪は最大限に背を反らし、股間を突き出した。
タカユキは140キロのサポートに耐えきれず、腰が落ちる。
尻が茶髪の顔に乗った。
「うおりゃ!」
雄叫びが低い天井に谺する。
瞬間、タカユキが仰け反った。
それはバーを持ち上げる反動でない事は直ぐに分かった。
「ありがとな。
助かったよ。」
茶髪は礼を言うと、上唇を舐めた。
「あっ、いえ…。」
視線を落としたタカユキが戻ってくる。
『あんな奴にアナルを舐められやがって!
罰を与えるか。』
嫉妬心がメラメラと燃え上がった。
「おい、幾らここが自由とはいえ、勃起し過ぎたぞ。
少しはトレーニングに集中しろよ。」
「はっ、はい…、すみません…。」
「お前の頭の中ってエロしかないのか?
四六時中、スケベなことばかり考えているんだろ。」
「い、いえ、そんなことは…。」
真っ赤に顔を染めたタカユキの声は消え入りそうだ。
「流石の俺も、ちと恥ずかしいぜ。
ちょっとこっちへ来い。」
観葉植物の陰にタカユキを連れていく。
Tバックをずり下ろすと、手早く貞操具を装着する。
バンバンに膨らんだ玉を強引にリングの中へ押し込む。
「うぐっ!」
「馬鹿、声出すな。
少しは我慢しろ。」
四苦八苦して、何とか両玉を通過させる。
締め付けにより、更に睾丸は肥大した。
仕上げにケージを被せ、南京錠で留める。
「これで少しは大人しくなるだろう。
トレーニングに集中するぞ。」
その言葉とは裏腹にタカユキのペニスは固さを増していく。
ケージの隙間で亀頭が藻掻いていた。
その効果はタクヤが一番知っている。
コウスケに噛まされた時、何度この中で射精した事か。
タカユキのTバックを引き上げると、掌で鍵を弄ぶ。
「さあ、トレーニングを再開するぞ。
この淫乱野郎。」
いつもコウスケに言われていた言葉をタカユキに向ける。
インターバルにベンチに座っていた茶髪は臆する事なく、拘束された股間をガン見し
た。
歪に盛り上がった股間の意味を察した様子だ。
口は開いたままだった。
タクヤは鍵を空中に放ると、それをキャッチする。
上下する茶髪の視線を見て、優越感に包まれた。
(つづく)
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