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Chapter7(防砂編)
Chapter7-⑥【Big Boys Cry】後編
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タクヤはタカユキを使って、復讐する事を考えていた。
といっても、そんな大それた事ではなく、コウスケの羨望の眼差しが見れれば良い。
目には目を、浮気には浮気をだ。
その為には茶髪以上に露出させる必要がある。
コウスケが涎を垂らして、羨むくらいに。
今日はその一歩目だ。
初日から一般のジムではハードルが高い。
その為、元児玉ジムに連れていく。
警察沙汰になった児玉はジムを売り払い、今は別の経営者になっている。
『先ずはオカマ達の視線に慣れてもらわねぇとな。』
タクヤは音を立てて、アイスコーヒーを飲み干した。
「そっ、その格好でトレーニングするんですか?」
ケツワレ姿のタクヤを見て、タカユキが目を見開く。
「当たり前だ。
その為にここに来たんだ。
あんたもそれを望んで、付いてきたんだろ。
ケツワレでないと、折角のハリガタが見せられないからな。
お前はこれを穿け。」
タクヤは今まで穿いていた生暖かいTバックを渡す。
その上にディルドが乗せていた。
「はっ、はい!」
威勢のいい返事が心地好い。
『いつも、いつも馬鹿にしやがって。
ギャフンと言わせてやる。』
心中でコウスケに言い放つ。
経営者が替わり、ジムは活気があった。
ダンベルやウェイトが増え、ここだけでも高負荷のトレーニングが出来る。
それに加え、奥に休憩室という名のダークルームが設置された。
筋トレ後に性欲が増すのは皆同じだ。
それが筋肉自慢のオカマ達に受けたのだ。
今日もジムエリアは熱気で溢れている。
一般のジムと違い空調はなく、扇風機が所々に置いてあるだけだった。
熱気は比喩ではなく、本当に蒸し風呂状態だ。
「おおっ!」
「おりゃ!」
汗だくの男達が気勢の入った声を発していた。
タカユキはポカンと口を開いたままだ。
「今日はやけに混んでんな。
パワーラックも先客がいるし、ベンチも埋まってんな。」
タクヤは空いているレッグエクステンションにタオルを置く。
スクワットの方がアピール出来るが、ディルドを突っ込んでやるには極上のマシン
だ。
足を引き上げる度に、深々とディルドを感じる事を出来た。
大腿が収縮する度に苦悶の表情が浮かぶ。
上を向いた顎から大粒の汗が落下した。
『本当に素直な良い子だ。
Mっ気もたっぷりありそうだし、開発してやるか。』
タクヤは益々タカユキが気に入る。
今迄は同じM等、見向きもしなかった。
だが20代後半になり、趣味が多様になってきたのだ。
横柄なコウスケに奉仕するより、従順なタカユキとのMMプレイに魅力を感じた。
ジムで悶々とさせたタカユキとのウナギ連結を想像すると、ケツワレから先走りが溢
れ出る。
それはタカユキも同じで、小さなTバックに水滴が染み出ていた。
照明に当たり、朝露の様にキラキラと輝く。
「おらっ、後5センチ上げろ。
その位置で10秒キープだ。」
顔を真っ赤に染めたタカユキの脚がブルブルと震える。
タクヤは指で股間の水滴を掬うと、口に運んだ。
(つづく)
といっても、そんな大それた事ではなく、コウスケの羨望の眼差しが見れれば良い。
目には目を、浮気には浮気をだ。
その為には茶髪以上に露出させる必要がある。
コウスケが涎を垂らして、羨むくらいに。
今日はその一歩目だ。
初日から一般のジムではハードルが高い。
その為、元児玉ジムに連れていく。
警察沙汰になった児玉はジムを売り払い、今は別の経営者になっている。
『先ずはオカマ達の視線に慣れてもらわねぇとな。』
タクヤは音を立てて、アイスコーヒーを飲み干した。
「そっ、その格好でトレーニングするんですか?」
ケツワレ姿のタクヤを見て、タカユキが目を見開く。
「当たり前だ。
その為にここに来たんだ。
あんたもそれを望んで、付いてきたんだろ。
ケツワレでないと、折角のハリガタが見せられないからな。
お前はこれを穿け。」
タクヤは今まで穿いていた生暖かいTバックを渡す。
その上にディルドが乗せていた。
「はっ、はい!」
威勢のいい返事が心地好い。
『いつも、いつも馬鹿にしやがって。
ギャフンと言わせてやる。』
心中でコウスケに言い放つ。
経営者が替わり、ジムは活気があった。
ダンベルやウェイトが増え、ここだけでも高負荷のトレーニングが出来る。
それに加え、奥に休憩室という名のダークルームが設置された。
筋トレ後に性欲が増すのは皆同じだ。
それが筋肉自慢のオカマ達に受けたのだ。
今日もジムエリアは熱気で溢れている。
一般のジムと違い空調はなく、扇風機が所々に置いてあるだけだった。
熱気は比喩ではなく、本当に蒸し風呂状態だ。
「おおっ!」
「おりゃ!」
汗だくの男達が気勢の入った声を発していた。
タカユキはポカンと口を開いたままだ。
「今日はやけに混んでんな。
パワーラックも先客がいるし、ベンチも埋まってんな。」
タクヤは空いているレッグエクステンションにタオルを置く。
スクワットの方がアピール出来るが、ディルドを突っ込んでやるには極上のマシン
だ。
足を引き上げる度に、深々とディルドを感じる事を出来た。
大腿が収縮する度に苦悶の表情が浮かぶ。
上を向いた顎から大粒の汗が落下した。
『本当に素直な良い子だ。
Mっ気もたっぷりありそうだし、開発してやるか。』
タクヤは益々タカユキが気に入る。
今迄は同じM等、見向きもしなかった。
だが20代後半になり、趣味が多様になってきたのだ。
横柄なコウスケに奉仕するより、従順なタカユキとのMMプレイに魅力を感じた。
ジムで悶々とさせたタカユキとのウナギ連結を想像すると、ケツワレから先走りが溢
れ出る。
それはタカユキも同じで、小さなTバックに水滴が染み出ていた。
照明に当たり、朝露の様にキラキラと輝く。
「おらっ、後5センチ上げろ。
その位置で10秒キープだ。」
顔を真っ赤に染めたタカユキの脚がブルブルと震える。
タクヤは指で股間の水滴を掬うと、口に運んだ。
(つづく)
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