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Chapter7(防砂編)
Chapter7-③【湘南 My Love】後編
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終点で降りた時、タカユキのスパッツはびしょ濡れだった。
「まさかイッてないっすよね?
ちょっと感じ過ぎじゃないっすか。
子供じゃないんだからさ。」
余りの濡れ方にヒナタは困惑する。
「すっ、すみません…。」
謝罪の声音は消え入りそうだ。
『この顔だ。』
困惑した表情を見て、期待が高まる。
同時にタカユキの生態を知り、反省も忘れない。
『早漏気味なので、調子に乗り過ぎないこと。
万が一に備えて、コンドームを用意しておくこと。』
股間に手を伸ばすと、勢い良く押し返してきた。
「心配無用みたいっすね。
さあ、海は直ぐそこっすよ。」
ショートスパッツの男がコンビニへ入って行く。
タカユキは手の甲で太陽を遮ると、青空を見上げていた。
「今日は暑くなりそうだ。」
その言葉にヒナタは頷く。
『違う意味で熱くなるっすよ。』
敢えて言わずに男が出てくるのを待った。
コンビニの袋を持った男が前を歩く。
Y字に大きく抉れたタンクトップから覗く広背筋が汗で光る。
海沿いの道は陽射しを遮る物はない。
ビキニ姿の女性二人が強引に道路を横断していた。
ヒナタも短パンを脱ぎ、競パンで歩く。
海辺の町は何でも許してくれた。
男が国道を跨ぐ歩道橋を上っていく。
上った正面に湘南の海が広がった。
眩い輝きを放つ海原を見て、深呼吸する。
潮臭ささえ新鮮に感じた。
「写真撮るっすよ。
ポージングして。」
携帯を向け、シャッターを押す。
「タンク脱いじゃって。
欄干掴んで、ケツ突き出して。」
どんな指示にも素直に従う。
股間をアップで狙う。
陽射しを浴びた先走りがキラキラ光った。
舐めたい衝動を堪え、先に目を向ける。
男はもう歩道橋を渡り切っていた。
「急ぐっすよ!
もう海だからタンク着なくていいっす!」
タカユキの手を取り、歩道橋を走る。
手を繋いで走る湘南は現実の煩わしさを忘れさせてくれた。
海岸に出ると思われた男は手前の防砂林の中へ入って行く。
『小便か?』
暫く待つが、男は出てこない。
「入っるっすよ。」
姿が消えた径を進んでみる。
松が生い茂る薄暗い径は防砂ネットで行き止まりだ。
だが男をの姿はない。
ネットに沿って歩いていくと、破れた箇所が目に入る。
しゃがめば人が通れる大きさだ。
腰を屈めて、奥を目指す。
鬱蒼としていた視界が急に開けた。
松が途切れ雑草の上にペットボトルやティッシュが散乱している。
目的の場所に間違いない。
二人が横になれる空間があった。
「ここで焼くっすよ。」
ヒナタはブルーシートを敷くと、荷物を下ろす。
茂みの奥に見覚えのあるサンダルが見えていた。
「さっきは電車だったから、バイブの威力を出し切れなかったっす。
けど、ここなら目一杯出来るっすよ。
それとも俺の生ぺニスが欲しいっすか?」
態と大声で、卑猥な言い方をする。
「とりあえずミドル責めっすよ。」
体内を通して聞こえるモーター音にヒナタの股間も反応した。
丸で自分の中から聞こえてくる様だ。
この先、縛りを覚えて、タカユキにあの極上の享楽を味わわせたい。
(つづく)
「まさかイッてないっすよね?
ちょっと感じ過ぎじゃないっすか。
子供じゃないんだからさ。」
余りの濡れ方にヒナタは困惑する。
「すっ、すみません…。」
謝罪の声音は消え入りそうだ。
『この顔だ。』
困惑した表情を見て、期待が高まる。
同時にタカユキの生態を知り、反省も忘れない。
『早漏気味なので、調子に乗り過ぎないこと。
万が一に備えて、コンドームを用意しておくこと。』
股間に手を伸ばすと、勢い良く押し返してきた。
「心配無用みたいっすね。
さあ、海は直ぐそこっすよ。」
ショートスパッツの男がコンビニへ入って行く。
タカユキは手の甲で太陽を遮ると、青空を見上げていた。
「今日は暑くなりそうだ。」
その言葉にヒナタは頷く。
『違う意味で熱くなるっすよ。』
敢えて言わずに男が出てくるのを待った。
コンビニの袋を持った男が前を歩く。
Y字に大きく抉れたタンクトップから覗く広背筋が汗で光る。
海沿いの道は陽射しを遮る物はない。
ビキニ姿の女性二人が強引に道路を横断していた。
ヒナタも短パンを脱ぎ、競パンで歩く。
海辺の町は何でも許してくれた。
男が国道を跨ぐ歩道橋を上っていく。
上った正面に湘南の海が広がった。
眩い輝きを放つ海原を見て、深呼吸する。
潮臭ささえ新鮮に感じた。
「写真撮るっすよ。
ポージングして。」
携帯を向け、シャッターを押す。
「タンク脱いじゃって。
欄干掴んで、ケツ突き出して。」
どんな指示にも素直に従う。
股間をアップで狙う。
陽射しを浴びた先走りがキラキラ光った。
舐めたい衝動を堪え、先に目を向ける。
男はもう歩道橋を渡り切っていた。
「急ぐっすよ!
もう海だからタンク着なくていいっす!」
タカユキの手を取り、歩道橋を走る。
手を繋いで走る湘南は現実の煩わしさを忘れさせてくれた。
海岸に出ると思われた男は手前の防砂林の中へ入って行く。
『小便か?』
暫く待つが、男は出てこない。
「入っるっすよ。」
姿が消えた径を進んでみる。
松が生い茂る薄暗い径は防砂ネットで行き止まりだ。
だが男をの姿はない。
ネットに沿って歩いていくと、破れた箇所が目に入る。
しゃがめば人が通れる大きさだ。
腰を屈めて、奥を目指す。
鬱蒼としていた視界が急に開けた。
松が途切れ雑草の上にペットボトルやティッシュが散乱している。
目的の場所に間違いない。
二人が横になれる空間があった。
「ここで焼くっすよ。」
ヒナタはブルーシートを敷くと、荷物を下ろす。
茂みの奥に見覚えのあるサンダルが見えていた。
「さっきは電車だったから、バイブの威力を出し切れなかったっす。
けど、ここなら目一杯出来るっすよ。
それとも俺の生ぺニスが欲しいっすか?」
態と大声で、卑猥な言い方をする。
「とりあえずミドル責めっすよ。」
体内を通して聞こえるモーター音にヒナタの股間も反応した。
丸で自分の中から聞こえてくる様だ。
この先、縛りを覚えて、タカユキにあの極上の享楽を味わわせたい。
(つづく)
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