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Chapter6(港川編)
Chapter6-⑬【Get U're Dream】前編
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突然、アナルが震え出した。
驚いたヒナタはリュウジを見る。
手元に小型の装置を忍ばせていた。
どうやらディルドのリモコンらしい。
リュウジがリモコンのボタンを押す度に、振動の種類や強度が変わった。
膝の力が抜け、立っているのもやっとだ。
低いモーター音が聞こえる。
それが体内からなのか、耳から入る音なのか、ヒナタには分からない。
だだ卑猥な音が、回りの人達に気付かれない事を願うばかりだ。
振動がマックスに達した。
暗い車窓に歪んだ顔が映る。
『あれっ、何かイキそう?マジ?』
思った時には既に手遅れだった。
ザーメンが一斉に出口を目指す。
白い液体が大腿を流れ落ちていく。
同時に雄の臭いが辺りに漂う。
ヒナタはドアが開くと、勢いよく飛び降りていた。
「どうだ車内射精は?
初めてだろ?」
後から降車したリュウジがティッシュを差し出す。
「こんなスリリングな射精は他では味わえないぜ。
自分でリモコンいじっても、つまらなくてな。
やっぱ露出は一人でするもんじゃないぜ。」
電車が去った駅は人気がなく、誰もいないベンチに座る。
ヒナタは足を伝い落ちるザーメンをティッシュで拭う。
その隣に腰掛けたリュウジがスパッツの脇からペニスを引き摺り出す。
何故かコンドームを被せていた。
「おおっ、この野郎臭が堪らんな。」
リュウジは鼻を鳴らしながら、亀頭を扱く。
ヒナタは呆気に取られて、自慰を見入る。
『交尾ばかりがセックスじゃないんだな。』
ヒナタは新しい快楽を一つ覚えた。
「お前もコンドームしてれば、まだ楽しめたのにな。
中に何度も出すんだ。
それも扱く度に野郎臭が増すぞ。
無限で興奮出来るぜ。
次回は用意して来い。」
コンドームの意味を理解する。
「はい!」
次があると聞いて、心が踊る。
「まあ、今日は初回だ。
今日のレッスンはこれで終了だ。
飯でも食うか?」
リュウジの誘いに大きく頷く。
「学生か?何部だ?」
ラーメンを啜りながら、リュウジが聞く。
ニンニクとザーメンの匂いが絡まり、ヒナタのマラはまた活気付く。
「大学の水泳部っす。
最近はビデオに出てないんすか?
俺、リュウジさんのビデオで何回抜いたか、数え切れないっすよ。
ブリッジで挑発するシーンでいつも射精してるっす。」
「ああ、今は名古屋に引っ込んで、茶店をやってんだ。
本名はサトシだ。」
「サトシさんっすか。
俺はヒナタっす。
じゃあ、今日は旅行っすか?」
「まあ、研修って所だ。」
「何の研修っすか?
茶店っていうと、コーヒー豆とかっすか?」
「いや、違う。
試してみるか?」
唐突にサトシがヒナタの身体を触り出す。
「水泳部にしては肉付きがいいな。
もう少し肩廻りに付くと、縛り甲斐があるんだがな。」
サトシが僧帽筋から後広筋をなぞった。
「しっ、縛りっすか?」
思わず大声で聞き返す。
カウンターの中の親父はテレビに夢中だ。
シドニーオリンピックの開会式を見入っていて、客の存在等忘れていた。
(つづく)
驚いたヒナタはリュウジを見る。
手元に小型の装置を忍ばせていた。
どうやらディルドのリモコンらしい。
リュウジがリモコンのボタンを押す度に、振動の種類や強度が変わった。
膝の力が抜け、立っているのもやっとだ。
低いモーター音が聞こえる。
それが体内からなのか、耳から入る音なのか、ヒナタには分からない。
だだ卑猥な音が、回りの人達に気付かれない事を願うばかりだ。
振動がマックスに達した。
暗い車窓に歪んだ顔が映る。
『あれっ、何かイキそう?マジ?』
思った時には既に手遅れだった。
ザーメンが一斉に出口を目指す。
白い液体が大腿を流れ落ちていく。
同時に雄の臭いが辺りに漂う。
ヒナタはドアが開くと、勢いよく飛び降りていた。
「どうだ車内射精は?
初めてだろ?」
後から降車したリュウジがティッシュを差し出す。
「こんなスリリングな射精は他では味わえないぜ。
自分でリモコンいじっても、つまらなくてな。
やっぱ露出は一人でするもんじゃないぜ。」
電車が去った駅は人気がなく、誰もいないベンチに座る。
ヒナタは足を伝い落ちるザーメンをティッシュで拭う。
その隣に腰掛けたリュウジがスパッツの脇からペニスを引き摺り出す。
何故かコンドームを被せていた。
「おおっ、この野郎臭が堪らんな。」
リュウジは鼻を鳴らしながら、亀頭を扱く。
ヒナタは呆気に取られて、自慰を見入る。
『交尾ばかりがセックスじゃないんだな。』
ヒナタは新しい快楽を一つ覚えた。
「お前もコンドームしてれば、まだ楽しめたのにな。
中に何度も出すんだ。
それも扱く度に野郎臭が増すぞ。
無限で興奮出来るぜ。
次回は用意して来い。」
コンドームの意味を理解する。
「はい!」
次があると聞いて、心が踊る。
「まあ、今日は初回だ。
今日のレッスンはこれで終了だ。
飯でも食うか?」
リュウジの誘いに大きく頷く。
「学生か?何部だ?」
ラーメンを啜りながら、リュウジが聞く。
ニンニクとザーメンの匂いが絡まり、ヒナタのマラはまた活気付く。
「大学の水泳部っす。
最近はビデオに出てないんすか?
俺、リュウジさんのビデオで何回抜いたか、数え切れないっすよ。
ブリッジで挑発するシーンでいつも射精してるっす。」
「ああ、今は名古屋に引っ込んで、茶店をやってんだ。
本名はサトシだ。」
「サトシさんっすか。
俺はヒナタっす。
じゃあ、今日は旅行っすか?」
「まあ、研修って所だ。」
「何の研修っすか?
茶店っていうと、コーヒー豆とかっすか?」
「いや、違う。
試してみるか?」
唐突にサトシがヒナタの身体を触り出す。
「水泳部にしては肉付きがいいな。
もう少し肩廻りに付くと、縛り甲斐があるんだがな。」
サトシが僧帽筋から後広筋をなぞった。
「しっ、縛りっすか?」
思わず大声で聞き返す。
カウンターの中の親父はテレビに夢中だ。
シドニーオリンピックの開会式を見入っていて、客の存在等忘れていた。
(つづく)
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