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Chapter6(港川編)
Chapter6-⑪【嘘の天秤】前編
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小さな電子音が鳴り、眩い照光が一気に落ちた。
『ちっ、もう一息だったのに。』
仕方なくマシンから出る。
遅れて出てきたタカユキの股間は薄くなった生地を破きそうな勢いだ。
竿の血管が浮かび、真っ黒な亀頭は暴発寸前に見える。
マシンルームから出ると、休憩室のソファーに男が座っていた。
汗塗れの裸体からすると、ヒナタ達の前に焼いていた男だろう。
ゴーグルをしたままだ。
『一時間もここにいたのか。
暇な奴もいるもんだ。』
ヒナタは男を無視して、ドリンクバーからコークを持ってくる。
「火照った身体には炭酸が一番っすよ。」
タカユキに紙コップを手渡す。
喉を鳴らし、旨そうに飲み干した。
動く喉仏を見詰める。
『次が違う物を飲んでもらうぜ。』
淫らな妄想が止まらない。
キスは数える程しか、した事がない。
バックは遊びで許しても、キスは好きな人としたかった。
心底したいと思った男が目の前にいる。
そしてビデオで見たディープキスをするのはタカユキ以外にいない。
男が立ち上がった。
Tバックの食い込んだ尻を振りながら、休憩室を出ていく。
『邪魔者が消えたな。
とっととシャワーを浴びて、帰れ!』
思った時、紙コップを持った男が戻ってきた。
膨らんだ股間が邪な思考を物語っている。
『ちっ、空気を読めよ。』
男とテーブルを挟んだ反対側のソファーに座る。
「突っ立ってないで、ここ座ったらどうっすか?」
ヒナタはソファーの隣を指差す。
ギャラリーの存在が気になるが、熱り起つマラはもう抑制が効かない。
タカユキが座る直前にソファーに手を置くと、中指を突き立てた。
知らずに座ったタカユキの体重が指にのし掛かる。
へたった競パンを抵抗なく貫通した。
「うわぁ!」
慌てて腰を引くタカユキを執拗に追う。
第一関節まで入った中指を強引に押し込んだ。
「いっ、痛いよ。
離して…。」
タカユキが子供の様に訴えた。
だが欲情したアナルは簡単にオイル塗れの指の侵入を許した。
「うわぁ…、あっああ…。」
逃れ様とする反発が薄れ、背を仰け反らす。
中指が丸々入る頃には自ら尻を突き出していた。
「おらっ、ここに刺激が欲しかったんすよね?
どうっすか、俺の指は?」
指先で円を描く様に掻き回す。
「ううっ…ああっ…。」
完全に戦意を失ったタカユキを引き寄せる。
「こんな細い指じゃあ、物足りないんでしょ?
もっとぶっ太い物が欲しいんすよね?」
タカユキを膝の上に乗せる。
顔を横に向け、唇に吸い付く。
指を動かす度に吸引力が増す。
送り込む唾液を面白い様に飲み込んでいく。
教科書としていたビデオが正しい事を知る。
正面の男と視線が合う。
30代半ばだろうか、ドス黒く焼けた筋肉が卑猥だ。
男はTバックからペニスを引きずり出す。
『あっ!』
漏れ出そうになる声を何とか飲み込む。
黒いラバーで覆われたペニスが熱り起っていたのだ。
全身黒光りする裸体に黒い亀頭が光沢を放つ。
知らぬ間に指の動きが大きくなっていた。
(つづく)
『ちっ、もう一息だったのに。』
仕方なくマシンから出る。
遅れて出てきたタカユキの股間は薄くなった生地を破きそうな勢いだ。
竿の血管が浮かび、真っ黒な亀頭は暴発寸前に見える。
マシンルームから出ると、休憩室のソファーに男が座っていた。
汗塗れの裸体からすると、ヒナタ達の前に焼いていた男だろう。
ゴーグルをしたままだ。
『一時間もここにいたのか。
暇な奴もいるもんだ。』
ヒナタは男を無視して、ドリンクバーからコークを持ってくる。
「火照った身体には炭酸が一番っすよ。」
タカユキに紙コップを手渡す。
喉を鳴らし、旨そうに飲み干した。
動く喉仏を見詰める。
『次が違う物を飲んでもらうぜ。』
淫らな妄想が止まらない。
キスは数える程しか、した事がない。
バックは遊びで許しても、キスは好きな人としたかった。
心底したいと思った男が目の前にいる。
そしてビデオで見たディープキスをするのはタカユキ以外にいない。
男が立ち上がった。
Tバックの食い込んだ尻を振りながら、休憩室を出ていく。
『邪魔者が消えたな。
とっととシャワーを浴びて、帰れ!』
思った時、紙コップを持った男が戻ってきた。
膨らんだ股間が邪な思考を物語っている。
『ちっ、空気を読めよ。』
男とテーブルを挟んだ反対側のソファーに座る。
「突っ立ってないで、ここ座ったらどうっすか?」
ヒナタはソファーの隣を指差す。
ギャラリーの存在が気になるが、熱り起つマラはもう抑制が効かない。
タカユキが座る直前にソファーに手を置くと、中指を突き立てた。
知らずに座ったタカユキの体重が指にのし掛かる。
へたった競パンを抵抗なく貫通した。
「うわぁ!」
慌てて腰を引くタカユキを執拗に追う。
第一関節まで入った中指を強引に押し込んだ。
「いっ、痛いよ。
離して…。」
タカユキが子供の様に訴えた。
だが欲情したアナルは簡単にオイル塗れの指の侵入を許した。
「うわぁ…、あっああ…。」
逃れ様とする反発が薄れ、背を仰け反らす。
中指が丸々入る頃には自ら尻を突き出していた。
「おらっ、ここに刺激が欲しかったんすよね?
どうっすか、俺の指は?」
指先で円を描く様に掻き回す。
「ううっ…ああっ…。」
完全に戦意を失ったタカユキを引き寄せる。
「こんな細い指じゃあ、物足りないんでしょ?
もっとぶっ太い物が欲しいんすよね?」
タカユキを膝の上に乗せる。
顔を横に向け、唇に吸い付く。
指を動かす度に吸引力が増す。
送り込む唾液を面白い様に飲み込んでいく。
教科書としていたビデオが正しい事を知る。
正面の男と視線が合う。
30代半ばだろうか、ドス黒く焼けた筋肉が卑猥だ。
男はTバックからペニスを引きずり出す。
『あっ!』
漏れ出そうになる声を何とか飲み込む。
黒いラバーで覆われたペニスが熱り起っていたのだ。
全身黒光りする裸体に黒い亀頭が光沢を放つ。
知らぬ間に指の動きが大きくなっていた。
(つづく)
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