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Chapter6(港川編)
Chapter6-②【TABOO】後編
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マスクを外し、少しずつ意識がはっきりしていく。
『今の恍惚感は何だったんだ?』
自分に問い掛ける。
ラバーなのか、ミナトなのか、それとも相乗効果なのか。
ただ次にマスクを被る時は、もう外す事はない。
慣れないピンヒールを穿いたミナトが転んだ。
両足を高々と上げ、ミニスカートの下から剥き出しのアナルが露出した。
だが現れたアナルを見て、急速に気持ちが萎えていく。
あれ程望んだ物が、今目の前にあるのに。
鍛え抜かれた大殿筋は幾度となく見ている。
その中で肉襞が蠢く。
初めて見た。
一体幾つの肉棒を食らえばこんなにグロテスクになるのか?
船の上でナツキが言っていた言葉を思い出す。
『黒いな』と聞こえたのは『グロいな』の聞き間違いだった様だ。
チカラは転んでいるミナトに手を貸す事なく、ふらふらと歩き出す。
そしてマスクを被ると、カウンターにいるアブラハムの下へ向かう。
アブラハムはマスクの口のジッパーを開けると、長い舌を出して出迎えてくれた。
チカラのコンドームと化した口に、その肉厚な舌を押し込んできた。
ラバー越しのキスに夢中になる。
唾液を送ると、ゴムの味を伴って戻って来る。
刺激的な愛撫に、
アブラハムは軽々とチカラを抱えると、ソファーに戻った。
チカラを膝の上に乗せ、尻を突き出させる。
隣のマギーに声を掛け、キャロルを責めるのに使っていたディルドを受け取った。
糸を引くディルドが狭い視界に入る。
日本では見る事がない巨大なサイズだ。
その重量感に圧倒された。
アブラハムの厚い唇がチカラのアナルを塞ぐ。
強靭な肺活量で、中に空気を送ってきた。
体内でコンドームが膨らむのが分かる。
ペニスシースが連動した様に膨らむ。
「こんなプレイで興奮するとはお前も相当なアブノーマルだな。」
アブラハムの日本語が遠くで聞こえる。
チカラは下を向き、アブラハムの股間を捉える。
エプロンの下に潜む黒い影は直ぐそこだ。
アナルが限界に達する。
アブラハムがディルドを押し込むが、アナルは幅広な異物の挿入を拒んだ。
「こんなのが入らない様じゃ、俺様のペニスは無理だぞ。」
汗が吹き出し、二つの鼻腔を塞ぐ。
口に指を突っ込み、ラバーを引っ張る。
皮膚からマスクが離れ、空気が流れ込んできた。
チカラは目一杯吸い込んだ。
「うおぉぉぉう!」
部屋に奇声が響く。
アブラハムの動きが止まった。
顔を上げ、同じ方向を見る。
反対のソファーでミナトが二人の女に犯されていた。
捲り上がったスカートからアナルが丸見えだ。
そこにキャロルがディルドを押し込んでいる。
アブラハムが持っているサイズよりも、一回り大きかった。
大人の腕と変わりない。
それを今、飲み込もうとしていた。
マギーの持った鞭が空気を裂く。
撓った鞭が肉付きの良い尻を赤く染める。
「ぐおぉぉぉう!」
奇声を発する度にディルドの姿は消えていく。
アブラハムの意識がミナトへ向いている事に動揺する。
何とかしなければ。
尻のミミズ腫れがどんどん増えていく。
腕並みのディルドは消滅寸前だ。
完全に飲み込めば、アブラハムはきっとミナトの元へ向かってしまう。
自分に意識を戻したい。
「Hit me!」
思わず叫んでいた。
(つづく)
『今の恍惚感は何だったんだ?』
自分に問い掛ける。
ラバーなのか、ミナトなのか、それとも相乗効果なのか。
ただ次にマスクを被る時は、もう外す事はない。
慣れないピンヒールを穿いたミナトが転んだ。
両足を高々と上げ、ミニスカートの下から剥き出しのアナルが露出した。
だが現れたアナルを見て、急速に気持ちが萎えていく。
あれ程望んだ物が、今目の前にあるのに。
鍛え抜かれた大殿筋は幾度となく見ている。
その中で肉襞が蠢く。
初めて見た。
一体幾つの肉棒を食らえばこんなにグロテスクになるのか?
船の上でナツキが言っていた言葉を思い出す。
『黒いな』と聞こえたのは『グロいな』の聞き間違いだった様だ。
チカラは転んでいるミナトに手を貸す事なく、ふらふらと歩き出す。
そしてマスクを被ると、カウンターにいるアブラハムの下へ向かう。
アブラハムはマスクの口のジッパーを開けると、長い舌を出して出迎えてくれた。
チカラのコンドームと化した口に、その肉厚な舌を押し込んできた。
ラバー越しのキスに夢中になる。
唾液を送ると、ゴムの味を伴って戻って来る。
刺激的な愛撫に、
アブラハムは軽々とチカラを抱えると、ソファーに戻った。
チカラを膝の上に乗せ、尻を突き出させる。
隣のマギーに声を掛け、キャロルを責めるのに使っていたディルドを受け取った。
糸を引くディルドが狭い視界に入る。
日本では見る事がない巨大なサイズだ。
その重量感に圧倒された。
アブラハムの厚い唇がチカラのアナルを塞ぐ。
強靭な肺活量で、中に空気を送ってきた。
体内でコンドームが膨らむのが分かる。
ペニスシースが連動した様に膨らむ。
「こんなプレイで興奮するとはお前も相当なアブノーマルだな。」
アブラハムの日本語が遠くで聞こえる。
チカラは下を向き、アブラハムの股間を捉える。
エプロンの下に潜む黒い影は直ぐそこだ。
アナルが限界に達する。
アブラハムがディルドを押し込むが、アナルは幅広な異物の挿入を拒んだ。
「こんなのが入らない様じゃ、俺様のペニスは無理だぞ。」
汗が吹き出し、二つの鼻腔を塞ぐ。
口に指を突っ込み、ラバーを引っ張る。
皮膚からマスクが離れ、空気が流れ込んできた。
チカラは目一杯吸い込んだ。
「うおぉぉぉう!」
部屋に奇声が響く。
アブラハムの動きが止まった。
顔を上げ、同じ方向を見る。
反対のソファーでミナトが二人の女に犯されていた。
捲り上がったスカートからアナルが丸見えだ。
そこにキャロルがディルドを押し込んでいる。
アブラハムが持っているサイズよりも、一回り大きかった。
大人の腕と変わりない。
それを今、飲み込もうとしていた。
マギーの持った鞭が空気を裂く。
撓った鞭が肉付きの良い尻を赤く染める。
「ぐおぉぉぉう!」
奇声を発する度にディルドの姿は消えていく。
アブラハムの意識がミナトへ向いている事に動揺する。
何とかしなければ。
尻のミミズ腫れがどんどん増えていく。
腕並みのディルドは消滅寸前だ。
完全に飲み込めば、アブラハムはきっとミナトの元へ向かってしまう。
自分に意識を戻したい。
「Hit me!」
思わず叫んでいた。
(つづく)
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