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Chapter5(奸賊編)
Chapter5-⑨【遠雷】前編
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ナツキの変化は直ぐに現れた。
「グルルルッ…。」
地鳴りの様な呻きが口から漏れ、犬歯を伝わる唾液が異常な量だ。
小刻みだった震えは今では痙攣に近い。
「おらっ、お待ちかねの太竿を食らわしてやるよ。」
セイルも身体を真っ赤に染め、動悸が荒い。
強引にプラグを抜き取る。
「ぐおぉぉう!」
雷にも似た咆哮だ。
幾重にも血管の浮かんだぺニスは一回り大きく見えた。
巨大な亀頭を一気に押し込む。
無理だと思われた挿入は咆哮が可能にした。
血管と脂汗が浮かんだスキンヘッドが前後に揺れる。
「ごおぁぉぉう!」
ナツキの痙攣が更に大きくなった。
『ヤバくないか?』
そう思いながらも、チカラは身動き取れない。
狂った野獣達の交尾から目が離せなかった。
「おらっ、おらっ、どうなんだ?
こんな勇ましいチンコは味わった事ないだろ!」
20センチ超えのぺニスを亀頭迄抜き、そして瞬時に押し込む。
これを繰り返す労力は相当な筈だ。
セイルの飛び散る汗がそれを物語っていた。
突かれる度にナツキの唾が飛んだ。
「うるさい口だ。
塞げ。」
チカラは辺りを見回す。
今朝、脱いだ浴衣と帯が落ちていた。
帯で唾液塗れの口を塞ぐ。
頬が凹む程きつく引っ張り、固結びした。
ナツキが歪んだ顔を左右に振る。
どう見ても、喜んでいる様だ。
恐る恐る右頬を叩く。
顎を突き出し、もう一発欲している。
振り被った手を思い切り左頬に打ち付けた。
チカラの身体も震えが止まらなくなっていた。
「飲んでみりゅか?」
呂律の回らない悪魔が囁く。
『ダメだ!』
頭では拒絶するが、身体が勝手に頷く。
普段隠していた性が思考と身体を分断した。
赤く染まった掌に小さな錠剤が乗る。
それは簡単に飲み込めた。
伸びた手が髪を掴み、頭を揺らす。
全身が燃える様に熱い。
火照る身体が異常なプレイを欲した。
ここではそれが可能だ。
何も隠す必要はない。
身体が痙攣し出す。
薬の所為か、武者震いなのかチカラ自身にも分からなかった。
ナツキの頭から日焼けオイルを注ぐ。
光り輝くスキンヘッドにうっとりした。
「おらっ、寄越せよ。」
セイルが手を伸ばす。
オイルのボトルを渡すと、ナツキの上に跨がる。
セイルの上げた手からオイルが降り注ぐ。
オイルを浴びながら唇を貪る。
ゴーグルが雲って見えないが、セイルの存在がしっかりと分かった。
オイル塗れになったマスクは神々しい。
チカラはマスクの口を塞いだまま鼻を摘まむ。
セイルの動きが大きくなり、ナツキの背が波打つ。
暴れ馬の上で恍惚感を味わいながらチカラは果てた。
マラやアナルといった物理的な刺激を受けないで射精したのだ。
その事実に満足した。
「あー、肛門が閉まらねぇ。」
定食屋のテーブルでナツキが爪楊枝を使いながら言う。
「大したもんだな。
俺の一物で掘られてピンピンしてるとはな。」
ソバを啜るセイルがニヤリと笑う。
『お前こそ!』
チカラが心中で叫ぶ。
遠退く意識の中で、ナツキを射精させた。
セイルは果てるのと同時に意識を失ったのだ。
(つづく)
「グルルルッ…。」
地鳴りの様な呻きが口から漏れ、犬歯を伝わる唾液が異常な量だ。
小刻みだった震えは今では痙攣に近い。
「おらっ、お待ちかねの太竿を食らわしてやるよ。」
セイルも身体を真っ赤に染め、動悸が荒い。
強引にプラグを抜き取る。
「ぐおぉぉう!」
雷にも似た咆哮だ。
幾重にも血管の浮かんだぺニスは一回り大きく見えた。
巨大な亀頭を一気に押し込む。
無理だと思われた挿入は咆哮が可能にした。
血管と脂汗が浮かんだスキンヘッドが前後に揺れる。
「ごおぁぉぉう!」
ナツキの痙攣が更に大きくなった。
『ヤバくないか?』
そう思いながらも、チカラは身動き取れない。
狂った野獣達の交尾から目が離せなかった。
「おらっ、おらっ、どうなんだ?
こんな勇ましいチンコは味わった事ないだろ!」
20センチ超えのぺニスを亀頭迄抜き、そして瞬時に押し込む。
これを繰り返す労力は相当な筈だ。
セイルの飛び散る汗がそれを物語っていた。
突かれる度にナツキの唾が飛んだ。
「うるさい口だ。
塞げ。」
チカラは辺りを見回す。
今朝、脱いだ浴衣と帯が落ちていた。
帯で唾液塗れの口を塞ぐ。
頬が凹む程きつく引っ張り、固結びした。
ナツキが歪んだ顔を左右に振る。
どう見ても、喜んでいる様だ。
恐る恐る右頬を叩く。
顎を突き出し、もう一発欲している。
振り被った手を思い切り左頬に打ち付けた。
チカラの身体も震えが止まらなくなっていた。
「飲んでみりゅか?」
呂律の回らない悪魔が囁く。
『ダメだ!』
頭では拒絶するが、身体が勝手に頷く。
普段隠していた性が思考と身体を分断した。
赤く染まった掌に小さな錠剤が乗る。
それは簡単に飲み込めた。
伸びた手が髪を掴み、頭を揺らす。
全身が燃える様に熱い。
火照る身体が異常なプレイを欲した。
ここではそれが可能だ。
何も隠す必要はない。
身体が痙攣し出す。
薬の所為か、武者震いなのかチカラ自身にも分からなかった。
ナツキの頭から日焼けオイルを注ぐ。
光り輝くスキンヘッドにうっとりした。
「おらっ、寄越せよ。」
セイルが手を伸ばす。
オイルのボトルを渡すと、ナツキの上に跨がる。
セイルの上げた手からオイルが降り注ぐ。
オイルを浴びながら唇を貪る。
ゴーグルが雲って見えないが、セイルの存在がしっかりと分かった。
オイル塗れになったマスクは神々しい。
チカラはマスクの口を塞いだまま鼻を摘まむ。
セイルの動きが大きくなり、ナツキの背が波打つ。
暴れ馬の上で恍惚感を味わいながらチカラは果てた。
マラやアナルといった物理的な刺激を受けないで射精したのだ。
その事実に満足した。
「あー、肛門が閉まらねぇ。」
定食屋のテーブルでナツキが爪楊枝を使いながら言う。
「大したもんだな。
俺の一物で掘られてピンピンしてるとはな。」
ソバを啜るセイルがニヤリと笑う。
『お前こそ!』
チカラが心中で叫ぶ。
遠退く意識の中で、ナツキを射精させた。
セイルは果てるのと同時に意識を失ったのだ。
(つづく)
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