妄想日記5<<DISPARITY>>

YAMATO

文字の大きさ
上 下
98 / 236
Chapter5(奸賊編)

Chapter5-⑦【セイレーン】後編

しおりを挟む
「それは?」
「ああ、これ?
変態的でしょ。
バックに切れ目もあって、気にいってんだ。」
スジ筋が尻を突き出し、アナルを広げてみせた。
「それ、どうしたんだ?」
見覚えのあるスパッツにナツキの胸は高まる。
「貰ったんだ。ここで。」
スジ筋にはアンバランスなデカマラを揺らす。
「いつ、誰にだ?」
「去年の秋くらいかな。
ここであったハーフの人にさ。
知り合い?」
スジ筋がナツキの乳首に舌を這わす。
ジャスティスに間違いない。
「そいつを最近見ないか?」
「これを呉れた時に、もうここには来ないと言ってたよ。
ねぇ、感じない?」
甘噛みしていたスジ筋が上目遣いで聞く。
「乳首ってのはな、こうやって責めんだ。」
ナツキは抱き抱えると、乳首に歯を立てる。
「ああっ、すっ、凄い!」
持ち上げられたスジ筋が反り返って胸を突き出す。
萎えてもおかしくない噛み方をした筈だ。
だが硬さを増したペニスは先走りを出して歓喜していた。
 
ナツキは亀頭部の膨らみに目を向ける。
薄い生地の先端が奇妙に盛り上がっていた。
乳首から離した口を亀頭へ運ぶ。
伸ばした舌先をその膨らみに当てる。
思いの外、硬い突起物だ。
「気になる?
やっぱり変態は目の付け所が違うな。」
腕の中でスジ筋が挑発的な視線を向けていた。
「これ尿道プラグ。
見た事ない?」
ナツキの腕から降りたスジ筋がスパッツをずらす。
ヌードダンサーの様に相手を挑発し、興味を抱かせる。
「ああ、見た事ねぇな。
見せてみろ。」
ナツキはスジ筋のペースに嵌まっていた。
親指に引っ掛けたスパッツを股間まで下げる。
太い竿が露になるが、肝心の亀頭はまだ現れない。
170センチ程度のスジ筋に20センチ超えのペニスは不似合いだ。
そのアンバランスさにナツキはそそられた。
「早く見せろ。」
喉仏が大きく動いた。
「そんなに急かされると、余計に焦らしたくなる。
兄さんは自衛官?
じゃなかったら、逃走犯だ。」
話しながら、後ろを向く。
真っ黒に焼けた尻にTバックの跡がくっきり付いてる。
「どっちも外れだ。
掘られたかったら、とっとと脱げ。」
卑猥な焼け跡にマラが活気付く。
「残念ながら、こう見えてもタチ。
兄さんみたいな強面の男を犯したいんだ。
その顔がどんな風に喘ぐか、見てみたいな。」
満ち始めた潮が踝を濡らす。
もう溜まりは海水に飲み込まれていた。
二人組が帰っていく。
 
「セイルって言うんだ。
名前は?」
スジ筋はそう名乗ると、煙草を咥えた。
「俺はリョーマだ。
変わった名前だな。」
ナツキも煙草に火を点ける。
「良く言われる。
親父がアメリカ軍の船乗りらしんだ。
で、母親が未練がましく付けたんだ。」
セイルが自虐的に説明した。
どうやら父親の顔は知らないらしい。
「ここだけが親父の遺伝なんだ。
お陰で男には不自由しないよ。」
セイルが股間を指して言った。
濃い顔立ちだが、言われないとハーフとは分からない。
ルックスは母親譲りの様だ。
 
 
(つづく)
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

消防士の義兄との秘密

熊次郎
BL
翔は5歳年上の義兄の大輔と急接近する。憧れの気持ちが欲望に塗れていく。たくらみが膨れ上がる。

マッチョ兄貴調教

Shin Shinkawa
BL
ジムでよく会うガタイのいい兄貴をメス堕ちさせて調教していく話です。

白バイ隊員への強淫

熊次郎
BL
浅野拓哉は28歳の白バイ隊員だ。バイクを乗り回し、日々任務を遂行している。白いヘルメットとスカイブルーの制服が奮い立たせるは、仕事への情熱だけのはずたった、、、

ハメられたサラリーマン

熊次郎
BL
中村将太は名門の社会人クラブチーム所属のアメフト選手た。サラリーマンとしても選手としても活躍している。だが、ある出来事で人生が狂い始める。

調教専門学校の奴隷…

ノノ
恋愛
調教師を育てるこの学校で、教材の奴隷として売られ、調教師訓練生徒に調教されていくお話

調教

雫@来週更新
BL
ただただ調教する話。作者がやりたい放題する話です。

伍画荘の5人

霜月 雄之助
青春
伍画荘の下宿人5人の面々が繰り出す様々なエロ物語。 1号室:ごり先輩(柔道部)→金田 大輝 2号室:マサ(アマレス)→中森 勇気 3号室:サトル(ラグビー) 5号室:ゴウ(野球部) 管理人室: 三本松 隆(競輪)

尻犯しします

雫@来週更新
BL
尻お貸しします。お尻に特化したお店を始めました。アルバイトの面接から仕込み、お客さんとのセックスを書いていきたいと思います。基本的に色々なキャラが出てきます。

処理中です...