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Chapter5(奸賊編)
Chapter5-④【Summer Junction】後編
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ビジネスホテルの部屋程ある広いバスルームだ。
「ここには一部しか持ってきていません。
気に入ったのがあると、いいのですが。」
三浦が綺麗に畳んだウェアを差し出した。
一番上に艶やかなラバーの全頭マスクが乗っている。
「ラバーがお好きな様なので、こちらを用意してみました。
但しアナルプラグは外さなくていいですよ。
今日のあなたはタチ役ですから。
散々彼のザーメンが放出されている事でしょう。
あなたの中の薄汚れた雄汁を想像しただけで股間が疼きますよ。」
その言葉に、チカラの伸ばした腕が震えた。
「これが俺?」
鏡の中に立つ男に問う。
光沢のあるボディスーツは丸でラバーの様だ。
股間には穴が開いていた。
そこから黒いコンドームを被せたぺニスを出している。
膨らんだ亀頭は男の期待を反映している様だ。
睾丸もラバーのカバーで覆われている。
理想の姿だ。
チカラは鏡に手を付き、中の男に舌を這わす。
同時に男も舌を伸ばした。
鏡の上で下が絡み合う。
冷たい感触に背筋がゾクッとした。
ベッドルームに戻ると、三浦はナツキを撮影していた。
「もっと大殿筋を突き出して。
そう、素晴らしい!
その神々しい乳首をもっとアピールして。」
三浦の掛け声にナツキもその気になっている。
頭の後ろで手を組み、肘を広げて大胸筋を反らす。
肥大した乳首が更に膨らんだ。
「おっ、すげぇ格好いいぜ!
堪んねぇな。」
チカラに気付いたナツキが舌舐めずりした。
「おおっ、これは素晴らしい!
マスクの上にゴーグルとは…。
あなたの柔軟な思考には感服します。」
三浦が立て続けにシャッターを押す。
チカラは自然にポージングしていた。
徐に近寄って来たナツキが剥き出しのコンドームを掴む。
そして唇を押し付けると、唾液を送り込む。
シャッター音が心地好い。
「ちょっと待って下さい。」
背後に回り込んだナツキを三浦が制止する。
「今日はマスクマンに責められるヒーローを撮りたいのです。
小柄なマスクマンに犯される所を想像して下さい。
この不均衡が更なるエロスを生みます。
そうは思いませんか?」
ナツキはその質問である光景を思い出す。
巨漢のタクヤが20センチも小さいコウスケに駅弁されていた姿だ。
『あの時、確かに俺は欲情した。』
「なら好きにしろ。」
ナツキは椅子に座ると、煙草に火を点けた。
「では、こちらに着替え貰いましょうか。
精悍なヒーローにぴったりの全身タイツです。
メッシュ生地なので、網目から肥大乳首が飛び出しますよ。
ボンレスハムの様に。」
三浦はナツキの手から煙草を取ると、揉み消す。
チカラはそれを見て、にんまり笑う。
『タイプじゃないが、趣味は合うな。』
「よし、これでイメージ通りです。
満足頂けますか?」
ナツキのぺニスにコンドームを被せ終わった三浦がチカラを見る。
ナツキもまたマスクを被り、ゴーグルをしていた。
全身タイツは股間部分だけ大きく抉れている。
小さなラバーマスクが顔面を締め付けた。
そしてゴムの香りは絶える事がない。
チカラは満足げに大きく頷いた。
(つづく)
「ここには一部しか持ってきていません。
気に入ったのがあると、いいのですが。」
三浦が綺麗に畳んだウェアを差し出した。
一番上に艶やかなラバーの全頭マスクが乗っている。
「ラバーがお好きな様なので、こちらを用意してみました。
但しアナルプラグは外さなくていいですよ。
今日のあなたはタチ役ですから。
散々彼のザーメンが放出されている事でしょう。
あなたの中の薄汚れた雄汁を想像しただけで股間が疼きますよ。」
その言葉に、チカラの伸ばした腕が震えた。
「これが俺?」
鏡の中に立つ男に問う。
光沢のあるボディスーツは丸でラバーの様だ。
股間には穴が開いていた。
そこから黒いコンドームを被せたぺニスを出している。
膨らんだ亀頭は男の期待を反映している様だ。
睾丸もラバーのカバーで覆われている。
理想の姿だ。
チカラは鏡に手を付き、中の男に舌を這わす。
同時に男も舌を伸ばした。
鏡の上で下が絡み合う。
冷たい感触に背筋がゾクッとした。
ベッドルームに戻ると、三浦はナツキを撮影していた。
「もっと大殿筋を突き出して。
そう、素晴らしい!
その神々しい乳首をもっとアピールして。」
三浦の掛け声にナツキもその気になっている。
頭の後ろで手を組み、肘を広げて大胸筋を反らす。
肥大した乳首が更に膨らんだ。
「おっ、すげぇ格好いいぜ!
堪んねぇな。」
チカラに気付いたナツキが舌舐めずりした。
「おおっ、これは素晴らしい!
マスクの上にゴーグルとは…。
あなたの柔軟な思考には感服します。」
三浦が立て続けにシャッターを押す。
チカラは自然にポージングしていた。
徐に近寄って来たナツキが剥き出しのコンドームを掴む。
そして唇を押し付けると、唾液を送り込む。
シャッター音が心地好い。
「ちょっと待って下さい。」
背後に回り込んだナツキを三浦が制止する。
「今日はマスクマンに責められるヒーローを撮りたいのです。
小柄なマスクマンに犯される所を想像して下さい。
この不均衡が更なるエロスを生みます。
そうは思いませんか?」
ナツキはその質問である光景を思い出す。
巨漢のタクヤが20センチも小さいコウスケに駅弁されていた姿だ。
『あの時、確かに俺は欲情した。』
「なら好きにしろ。」
ナツキは椅子に座ると、煙草に火を点けた。
「では、こちらに着替え貰いましょうか。
精悍なヒーローにぴったりの全身タイツです。
メッシュ生地なので、網目から肥大乳首が飛び出しますよ。
ボンレスハムの様に。」
三浦はナツキの手から煙草を取ると、揉み消す。
チカラはそれを見て、にんまり笑う。
『タイプじゃないが、趣味は合うな。』
「よし、これでイメージ通りです。
満足頂けますか?」
ナツキのぺニスにコンドームを被せ終わった三浦がチカラを見る。
ナツキもまたマスクを被り、ゴーグルをしていた。
全身タイツは股間部分だけ大きく抉れている。
小さなラバーマスクが顔面を締め付けた。
そしてゴムの香りは絶える事がない。
チカラは満足げに大きく頷いた。
(つづく)
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