妄想日記5<<DISPARITY>>

YAMATO

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Chapter4(利達編)

Chapter4-⑧【強がる蕾】後編

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「俺も混ぜろ。
俺はこいつを咥えてもらうぜ。」
欲情したヒロシはジャージを膝まで下げると、熱り起つペニスをナツキの目の前に突
き出す。
溢れ出た先走りが亀頭に光沢を与えていた。
「おいっ、咥えただけじゃ、気持ち良くないだろ。
舌を使え。」
ヒロシは思わず二つ目の命令をしてしまう。
ナツキは心中でカウントとすると、青臭い先走りを舌で掬った。
「バカだな、ヒロシは。
今ので二つ目を使っちまったな。」
コウキが冷静に言う。
「あっ!はっ、早く撮ってくれ!」
ヒロシの亀頭が喉チンコを刺激した。
心の中で三つ数え終わると、無常に口を離す。
一瞬遅れて、フラッシュが点った。
 
「ゴーグルをした変態マッチョを犯せるなんて、一生の記念だ。
じゃあ、次の指令をするかな。」
ヒロシが勿体振った言い方をする。
「なぁ、俺、今月金欠なんだ。
コウキはまだ二個残ってるだろ。
一個呉れよ。
貯金も残ってないし。」
ヒロシがナツキの口から滴り落ちる液体を見ながら、未練がましく言う。
「まあ、最後の一つは取っておくとして、だったら一個分をやるよ。
但し、今月一杯はパシリだ。
毎日、昼飯買いに行ってもらうからな。」
「わっ、分かった。」
渋々ヒロシは納得する。
「もう失敗はしないぜ。
俺が射精するまでしゃぶれ。」
ヒロシが満面の笑みを浮かべて言った。
 
『計九枚売れたか。
残りをどうやって捌くか?』
ナツキは前後の穴を責められながら考える。
こいつら以外にこれを買う奴はまず現れないだろう。
そうすると、こいつらを有効に使うしか道はなさそうだ。
口の中で亀頭が膨らむのが分かった。
「おっ、おおっ、イキそうだ!
ヒナ、バンバン撮れ!」
同時にザーメンが口内に広がる。
ナツキは踏ん張るヒロシの無防備なアナルに指を押し込む。
そして尚も舌で亀頭を撫で回した。
 
「そろそろいいだろう。
随分、サービスしたからな。
おい、最後の望みは何だ?」
ナツキは身を起こすと、手の甲で口を拭う。
「えっ、終わり?」
アナルに刺激を受けたヒロシが悶々とした表情を浮かべた。
「最後はそのマスクを取ってもらいます。
俺、こんな淫乱なマッチョがどんな顔してるのか興味津々なんだ。」
「そんなのどうでもいいだろ?
だったら、もう一個譲ってくれ。」
真っ赤な顔が訴える。
「いや、ダメだ。
そんな掘られたかったら、もう一つ買えばいいだろ。」
コウキが冷たく言い放った。
「だから…、もう小遣いないって…。」
「そう喧嘩するな。
お前らは上客だ。
リピーター割引をやる。」
ナツキはアイディアを口にする。
「リピーター割引って、何すか?」
ポカンとした顔付きでヒナタが聞く。
「お前らの紹介した客が買えば、お前らにもその分だけ好きにさせてやる。」
ナツキがニヤリと笑う。
「マジか!
絶対、この続きしてもらうぞ!」
ヒロシが食い付いた。
「ああ、イベントは後二日間やってる。
売り切れる前に客を連れて来い。
だが在庫がなくなれば、その時点でイベントは終了だ。
午前中に10枚、今9枚売れた。
急がないと、あっという間に完売しちゃうぞ。」
ナツキはそう言うとマスクに手を掛ける。
コウキの喉仏が大きく動くのが分かった。
 
 
(つづく)
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