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Chapter4(利達編)
Chapter4-④【ダンケシェーン】後編
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レアで焼かれた肉は生々しい。
口の中でとろけ、幾らでも食べれそうだ。
だが間宮の食は中々進まない。
「どうした?
こんなに旨いのに。
普段から食ってるから、飽きたのか?」
ナツキはグラスを置いたタイミングで聞く。
「いえ、いつもは鶏のささみばかりです。
あの…、臭くないですか?
やはり着替えてきます。」
間宮が急に立ち上がる。
「構わん、座ってろ。」
大声で制止する。
「で、ですが…。」
驚いた間宮が慌てて座る。
「レザー特有の匂いが好きなんだ。
じっとしてろ。
その方が食欲が沸く。」
ステーキを口に放り込む。
間宮は緊張の為か、ワインばかり飲んでいる。
もう顔は真っ赤だ。
「宜しかったら、私の分も食べますか?」
半分近く残っている赤い肉をナツキの皿に乗せた。
ナツキは殆ど噛むことなく、ステーキを平らげていく。
「肉を食うと、体温が上がるな。
脱いでもいいか?」
ナツキは赤ら顔に聞く。
「はい、どうぞ…。」
間宮が下を向く。
ジャージを脱ぐと、拘束された大胸筋を晒す。
「そっ、それは?」
上目遣いの視線が締め付けられた筋肉を見詰めた。
「ああ、これはハーネスだ。
お前がこの間の幹部会でチェーンを巻いてただろ。
それを思い出してな。」
左右の大胸筋を交互に動かす。
「あっ、はい、あれは…。」
「お前はあれで興奮したよな?
チェーンが筋肉に食い込んで、勃起させてた位だ。
おい、立て。」
ナツキは抑揚のない声で命ずる。
「はっ、はい!」
間宮が直立不動の姿勢になった。
レザーの上からの縛りは思いの外、力を要した。
『丸で梱包だな。』
額に汗を浮かべ、縄を操る。
上半身を縛り終えた所で手を休め、グラスを傾けた。
口一杯に含んだワインを間宮の唇へ流し込む。
拘束された間宮は溢さぬ様に上を向き、必死に飲み込んだ。
酒に強くない様で、視線は虚ろだった。
だがナツキは口移しのワインを止めない。
間宮の脚が大きく揺れた。
膝を付き、尻を付き出す態勢になる。
そこにワインボトルを押し込む。
「んがっ!」
奇声を発した。
ナツキは足を持つと、間宮を逆さまにする。
小柄な男は60キロに満たないだろう。
上腕に血管が浮かぶ。
この程度なら、普段行っているイージーバーと大差ない。
アナルに突き刺さったボトルが、砂時計の様に少しずつ減っていく。
「ぐわわわぁ…。」
間宮の上擦った声は最高の肴だった。
ナツキは自分のアナルから生温かいディルドを排出する。
転がったディルドを足で間宮の下に動かす。
そして両足を持つ腕をゆっくり下ろした。
徐々に間宮の顔がディルドに近付く。
饐えた臭いを放つディルドはもう鼻先にある。
「おらっ、酒の余興だ。
好きにしろ。」
ナツキはアームカールをする様に間宮を持ち上げた。
伸びた舌がディルドを狙う。
だがそれは寸前の所で離れる。
亀の様に首を伸ばし、捕食を試みた。
本能の赴くままになった間宮を見て、ナツキは満足する。
(つづく)
口の中でとろけ、幾らでも食べれそうだ。
だが間宮の食は中々進まない。
「どうした?
こんなに旨いのに。
普段から食ってるから、飽きたのか?」
ナツキはグラスを置いたタイミングで聞く。
「いえ、いつもは鶏のささみばかりです。
あの…、臭くないですか?
やはり着替えてきます。」
間宮が急に立ち上がる。
「構わん、座ってろ。」
大声で制止する。
「で、ですが…。」
驚いた間宮が慌てて座る。
「レザー特有の匂いが好きなんだ。
じっとしてろ。
その方が食欲が沸く。」
ステーキを口に放り込む。
間宮は緊張の為か、ワインばかり飲んでいる。
もう顔は真っ赤だ。
「宜しかったら、私の分も食べますか?」
半分近く残っている赤い肉をナツキの皿に乗せた。
ナツキは殆ど噛むことなく、ステーキを平らげていく。
「肉を食うと、体温が上がるな。
脱いでもいいか?」
ナツキは赤ら顔に聞く。
「はい、どうぞ…。」
間宮が下を向く。
ジャージを脱ぐと、拘束された大胸筋を晒す。
「そっ、それは?」
上目遣いの視線が締め付けられた筋肉を見詰めた。
「ああ、これはハーネスだ。
お前がこの間の幹部会でチェーンを巻いてただろ。
それを思い出してな。」
左右の大胸筋を交互に動かす。
「あっ、はい、あれは…。」
「お前はあれで興奮したよな?
チェーンが筋肉に食い込んで、勃起させてた位だ。
おい、立て。」
ナツキは抑揚のない声で命ずる。
「はっ、はい!」
間宮が直立不動の姿勢になった。
レザーの上からの縛りは思いの外、力を要した。
『丸で梱包だな。』
額に汗を浮かべ、縄を操る。
上半身を縛り終えた所で手を休め、グラスを傾けた。
口一杯に含んだワインを間宮の唇へ流し込む。
拘束された間宮は溢さぬ様に上を向き、必死に飲み込んだ。
酒に強くない様で、視線は虚ろだった。
だがナツキは口移しのワインを止めない。
間宮の脚が大きく揺れた。
膝を付き、尻を付き出す態勢になる。
そこにワインボトルを押し込む。
「んがっ!」
奇声を発した。
ナツキは足を持つと、間宮を逆さまにする。
小柄な男は60キロに満たないだろう。
上腕に血管が浮かぶ。
この程度なら、普段行っているイージーバーと大差ない。
アナルに突き刺さったボトルが、砂時計の様に少しずつ減っていく。
「ぐわわわぁ…。」
間宮の上擦った声は最高の肴だった。
ナツキは自分のアナルから生温かいディルドを排出する。
転がったディルドを足で間宮の下に動かす。
そして両足を持つ腕をゆっくり下ろした。
徐々に間宮の顔がディルドに近付く。
饐えた臭いを放つディルドはもう鼻先にある。
「おらっ、酒の余興だ。
好きにしろ。」
ナツキはアームカールをする様に間宮を持ち上げた。
伸びた舌がディルドを狙う。
だがそれは寸前の所で離れる。
亀の様に首を伸ばし、捕食を試みた。
本能の赴くままになった間宮を見て、ナツキは満足する。
(つづく)
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