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Chapter3(立身編)
Chapter3-③【最高かよ】前編
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「この写真、貰って行くぞ。」
ナツキが席を立つ。
「あっ、あんた、それ見て射精したのか!」
ヒカルがびしょ濡れの股間を見て、再び目を見開いた。
「ああ、いい物見せてもらったな。」
濡れたタイツは熱り起つマラを隠す事はしない。
「おいっ、忠告しておくぞ。
ラバーマニアはマジヤバいぜ!」
その言葉を手を上げ、背中で聞く。
「俺はヤバい位でないと、興奮しねぇんだ。」
ナツキは小さく言うと、ロッカールームへ向かった。
「これ、手に入らねぇかな?」
ナツキはカズユキに写真を渡す。
「何これ!
ラバーマニアでもかなりの上級者だね。
そう簡単には入手出来ないな。
まず国内では無理だよ。」
カズユキはそう言うと、写真を繁々と見詰めた。
「これさ、良く見ると、物凄いキャットスーツだよ。
ぺニスシースだけでも露骨なのに、口とアナルはコンドームになってる。
これじゃ、息が殆ど出来ないんじゃない?
マスクに開いてる鼻の穴は小さいし。
これぞセックスの道具って感じ。」
カズユキは写真をプリンターにセットすると、次々にスキャナーで取り込んでいく。
「キャットスーツにぺニスシースか。」
ナツキは初めて聞く単語に卑猥な響きを感じ取った。
カズユキが検索エンジンに『rubber mania』と打ち込んだ。
海外サイトがかなりの数でヒットした。
「これなんか凄そう。
rubber freak だって。」
クリックすると、怪しげなページが開く。
ガタイの良いマッチョがピチピチのラバースーツを身に纏っていた。
勿論、顔もラバーマスクで覆っている。
幾つかのサイトを訪問して、共通点を見出だした。
皆、全身をラバーで覆い、地肌は見せない。
そしてラバーを重ねる事で更なる拘束感を求めている様だ。
締め付けられた筋肉が内側で藻掻く。
薄いラバーは伸びる事で卑猥な光沢を浮かべている。
ピカピカに光るラバーは筋肉を最上級に引き立てていた。
他のどんなウェアより淫らで勇ましい。
セックスする為のウェア、ナツキは心底ラバーを欲した。
「投稿ばかりで、ショップはヒットしないな。
皆、何処で買ってんだろう?」
次に検索ワードを『Catsuits』に変えてみた。
表示された一覧の中に『SELL』の文字がある。
開いてみると、サンフランシスコのラバー専門店のサイトだった。
キャットスーツのカテゴリーは女性用が続く。
「ちっ、女物ばかりだな。」
ナツキは舌打ちする。
「でも、サンフランシスコが手掛かりだよ。
何といってもゲイのメッカだからね。
この間の全頭マスクもMADE IN USAだし。
被ってみる?」
カズユキが淫らな笑みを浮かべて振り返った。
「知り合いがゲイ・パレードでサンフランシスコへ行ったんだ。
写真見せてもらったけど、堂々と街中を派手なレザーで行進してたよ。
その中に少ないけどラバーを着た人もいたらしんだ。」
カズユキが背後から腕を回してきた。
全頭マスクを被ったナツキは椅子に座り、マウスを操る。
後頭部をカズユキの舌が這う。
(つづく)
ナツキが席を立つ。
「あっ、あんた、それ見て射精したのか!」
ヒカルがびしょ濡れの股間を見て、再び目を見開いた。
「ああ、いい物見せてもらったな。」
濡れたタイツは熱り起つマラを隠す事はしない。
「おいっ、忠告しておくぞ。
ラバーマニアはマジヤバいぜ!」
その言葉を手を上げ、背中で聞く。
「俺はヤバい位でないと、興奮しねぇんだ。」
ナツキは小さく言うと、ロッカールームへ向かった。
「これ、手に入らねぇかな?」
ナツキはカズユキに写真を渡す。
「何これ!
ラバーマニアでもかなりの上級者だね。
そう簡単には入手出来ないな。
まず国内では無理だよ。」
カズユキはそう言うと、写真を繁々と見詰めた。
「これさ、良く見ると、物凄いキャットスーツだよ。
ぺニスシースだけでも露骨なのに、口とアナルはコンドームになってる。
これじゃ、息が殆ど出来ないんじゃない?
マスクに開いてる鼻の穴は小さいし。
これぞセックスの道具って感じ。」
カズユキは写真をプリンターにセットすると、次々にスキャナーで取り込んでいく。
「キャットスーツにぺニスシースか。」
ナツキは初めて聞く単語に卑猥な響きを感じ取った。
カズユキが検索エンジンに『rubber mania』と打ち込んだ。
海外サイトがかなりの数でヒットした。
「これなんか凄そう。
rubber freak だって。」
クリックすると、怪しげなページが開く。
ガタイの良いマッチョがピチピチのラバースーツを身に纏っていた。
勿論、顔もラバーマスクで覆っている。
幾つかのサイトを訪問して、共通点を見出だした。
皆、全身をラバーで覆い、地肌は見せない。
そしてラバーを重ねる事で更なる拘束感を求めている様だ。
締め付けられた筋肉が内側で藻掻く。
薄いラバーは伸びる事で卑猥な光沢を浮かべている。
ピカピカに光るラバーは筋肉を最上級に引き立てていた。
他のどんなウェアより淫らで勇ましい。
セックスする為のウェア、ナツキは心底ラバーを欲した。
「投稿ばかりで、ショップはヒットしないな。
皆、何処で買ってんだろう?」
次に検索ワードを『Catsuits』に変えてみた。
表示された一覧の中に『SELL』の文字がある。
開いてみると、サンフランシスコのラバー専門店のサイトだった。
キャットスーツのカテゴリーは女性用が続く。
「ちっ、女物ばかりだな。」
ナツキは舌打ちする。
「でも、サンフランシスコが手掛かりだよ。
何といってもゲイのメッカだからね。
この間の全頭マスクもMADE IN USAだし。
被ってみる?」
カズユキが淫らな笑みを浮かべて振り返った。
「知り合いがゲイ・パレードでサンフランシスコへ行ったんだ。
写真見せてもらったけど、堂々と街中を派手なレザーで行進してたよ。
その中に少ないけどラバーを着た人もいたらしんだ。」
カズユキが背後から腕を回してきた。
全頭マスクを被ったナツキは椅子に座り、マウスを操る。
後頭部をカズユキの舌が這う。
(つづく)
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