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Chapter2(復讐編)
Chapter2-⑥【今夜月の見える丘に】後編
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「コウスケが俺達の行為を見て、悶々としてんだ。
で、お前の肛門が必要となった訳だ。」
ナツキが呼び出した理由を説明する。
「おいおい、俺は都合のいい処理マシンじゃねぇーぞ。」
タクヤが文句を言いながら、コートを脱ぐ。
ショート丈のシャツは黒いメッシュ地で、豊満な筋肉を包んでいた。
アニマル柄のタイツのフロントはびしょ濡れだ。
「おいおい、お前大阪のおばさんか!」
ナツキは呆れ顔で言う。
「それに都合良く先走り出てるのは何故?」
カズユキが追い打ちを掛ける。
「うるせぇな。
態々駆けつけて来てやったのに、その言い種は何だよ。」
ナツキの隣に座ったタクヤが股を開いて、ふんぞり返った。
「俺はそういう淫乱な奴が好きだぜ。
俺の前で先走りをダラダラ垂らす淫らなマッチョがタイプなんだ。」
頬杖をついたコウスケが上唇を舐める。
「だっ、だろう!
俺にだって、需要はあるんだ。」
タクヤは益々胸を反らす。
「但し、度胸がない奴は無理だ。
女みてぇにうじうじしてる奴は虫酸が走る。」
コウスケが言い切った。
「度胸って何だ?」
タクヤが瞬きを繰り返す。
「例えばな…、ここでセンズリ扱けるぐれぇでないとな。
どうだ、出来るか?」
コウスケが身を乗り出す。
「こっ。ここでか?」
あまりに突飛な振りにタクヤがどもる。
「ああ、ここでだ。」
コウスケは面倒臭そうに繰り返した。
深夜のファミレスは閑散としていて、客は疎らだ。
さっきのウェートレスもレジで欠伸を噛み殺していた。
「ああっ、だったらやってやるぜ!
ここでセンズリくらい、朝飯前だ。」
タクヤの宣言に、カズユキは興味津々だ。
タイツを下ろすと、起ちきってないペニスを掴む。
気が散って、勃起には至らない。
「ほらっ、乳首摘まんでみろよ。
無駄にデカい訳じゃねぇだろ。」
コウスケがえげつない注文を付ける。
タクヤの右手が己の乳首に伸びた。
「おおっ。」
漏れた言葉に隣に座るカズユキは辺りを見回す。
誰もタクヤの醜態に気付いていない。
安心したカズユキは半起ちのペニスを見詰める。
亀頭が膨らみ、竿が活性化してきた。
新しい世界を垣間見る。
背中に汗が伝う。
三人の顔を順番に眺める。
発展場のいるかの如く、欲望の赴くままだ。
周りの目を気にしている素振りは一切ない。
自分がここで自慰をしている錯覚を覚える。
もうウェートレスの存在は消えていた。
タクヤは糸を引く唾液を垂らし、亀頭に注ぐ。
『グチュ、グチャ…。』
その卑猥な音がやけに大きく聞こえた。
「おおぅ、いい面だ。
もっと俺を挑発してみろよ。」
コウスケの足が股間に伸び、踵で睾丸を押し潰す。
タクヤの顔が歪み、唇から涎が溢れ出た。
血管が浮かび、ペニスは固さを増していく。
口を大きく開くと、舌を淫らに揺らす。
涎が滴り落ちた。
「おおぅ、堪らん。」
自ら腰を浮かせ、圧迫を求める。
「ほらっ、ぶっ放せ!」
コウスケは両手をソファーに付き、全身を伸ばす。
膨らんだ上腕がその圧力を示していた。
「おおっ、やべぇ。
いっ、いくぜ!」
タクヤはおしぼりを掴むと、亀頭に被せる。
瞬く間に辺り一帯が雄の臭いに包まれた。
(つづく)
で、お前の肛門が必要となった訳だ。」
ナツキが呼び出した理由を説明する。
「おいおい、俺は都合のいい処理マシンじゃねぇーぞ。」
タクヤが文句を言いながら、コートを脱ぐ。
ショート丈のシャツは黒いメッシュ地で、豊満な筋肉を包んでいた。
アニマル柄のタイツのフロントはびしょ濡れだ。
「おいおい、お前大阪のおばさんか!」
ナツキは呆れ顔で言う。
「それに都合良く先走り出てるのは何故?」
カズユキが追い打ちを掛ける。
「うるせぇな。
態々駆けつけて来てやったのに、その言い種は何だよ。」
ナツキの隣に座ったタクヤが股を開いて、ふんぞり返った。
「俺はそういう淫乱な奴が好きだぜ。
俺の前で先走りをダラダラ垂らす淫らなマッチョがタイプなんだ。」
頬杖をついたコウスケが上唇を舐める。
「だっ、だろう!
俺にだって、需要はあるんだ。」
タクヤは益々胸を反らす。
「但し、度胸がない奴は無理だ。
女みてぇにうじうじしてる奴は虫酸が走る。」
コウスケが言い切った。
「度胸って何だ?」
タクヤが瞬きを繰り返す。
「例えばな…、ここでセンズリ扱けるぐれぇでないとな。
どうだ、出来るか?」
コウスケが身を乗り出す。
「こっ。ここでか?」
あまりに突飛な振りにタクヤがどもる。
「ああ、ここでだ。」
コウスケは面倒臭そうに繰り返した。
深夜のファミレスは閑散としていて、客は疎らだ。
さっきのウェートレスもレジで欠伸を噛み殺していた。
「ああっ、だったらやってやるぜ!
ここでセンズリくらい、朝飯前だ。」
タクヤの宣言に、カズユキは興味津々だ。
タイツを下ろすと、起ちきってないペニスを掴む。
気が散って、勃起には至らない。
「ほらっ、乳首摘まんでみろよ。
無駄にデカい訳じゃねぇだろ。」
コウスケがえげつない注文を付ける。
タクヤの右手が己の乳首に伸びた。
「おおっ。」
漏れた言葉に隣に座るカズユキは辺りを見回す。
誰もタクヤの醜態に気付いていない。
安心したカズユキは半起ちのペニスを見詰める。
亀頭が膨らみ、竿が活性化してきた。
新しい世界を垣間見る。
背中に汗が伝う。
三人の顔を順番に眺める。
発展場のいるかの如く、欲望の赴くままだ。
周りの目を気にしている素振りは一切ない。
自分がここで自慰をしている錯覚を覚える。
もうウェートレスの存在は消えていた。
タクヤは糸を引く唾液を垂らし、亀頭に注ぐ。
『グチュ、グチャ…。』
その卑猥な音がやけに大きく聞こえた。
「おおぅ、いい面だ。
もっと俺を挑発してみろよ。」
コウスケの足が股間に伸び、踵で睾丸を押し潰す。
タクヤの顔が歪み、唇から涎が溢れ出た。
血管が浮かび、ペニスは固さを増していく。
口を大きく開くと、舌を淫らに揺らす。
涎が滴り落ちた。
「おおぅ、堪らん。」
自ら腰を浮かせ、圧迫を求める。
「ほらっ、ぶっ放せ!」
コウスケは両手をソファーに付き、全身を伸ばす。
膨らんだ上腕がその圧力を示していた。
「おおっ、やべぇ。
いっ、いくぜ!」
タクヤはおしぼりを掴むと、亀頭に被せる。
瞬く間に辺り一帯が雄の臭いに包まれた。
(つづく)
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