妄想日記8<<FLOWERS>>

YAMATO

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Chapter13(夭折編)

Chapter13-②【泡沫サタデーナイト!】

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尻がむずむずした。
ジャグジーの泡かと思ったが、些か様子が違う。
アナルを掻き分けて侵入してくる物があった。
隣に視線を向ける。
見開いた瞳に射貫かれ、動く事が出来ない。
第二関節迄入った指が丸を描く。
腰を浮かせた瞬間、肩を押さえられた。
「これ位で動揺してたら、試合で勝てないぞ。
試合には真っ裸で泳ぐ気で挑め!」
指が二本に増え、V字を作る。
正面の二人を横目で眺めるが、気付かれた様子はない。
「お前も鍛えろ。
筋トレして、筋肉で武装するんだ。
そうすれば観客の視線は見方になる。
逆に鍛えた筋肉をもっと見て欲しくなる。
観客の多い大きな大会ほど、タイムが伸びるぞ。」
「はい…。」
「よし、早速明日からだ。
7時にトレーニング室へ来い。」
「はっ、はい!」
正面の二人が出て行く。
泡沫が淫らな連結を隠してくれた。
 
「競パンを脱げ。」
「えっ、ここで?」
「ここで脱がないで、何処で脱ぐんだ?」
レスリーに付いていけば、変われる気がした。
もう一度先頭で泳ぎたい。
「はい、脱ぎました。」
脱いだ競パンを渡す。 
代わりにレスリーが穿いてた白い水着をくれた。
「この透ける水着穿いて、度胸をつけろ。
何時でも俺はお前の側にいるから。」
泡の中でレスリーの一物が揺れている。
水の錯覚か、余りの大きさに息を呑む。
「そろそろ行くか。」
レスリーが立ち上がる。
弾けた水の中から全貌が現れた。
錯覚ではない。
アメリカ人の父のDNAを受け継いだペニスは現実の物とは思えない。
根元から先に向かって太くなる。
その先端に特大の亀頭が君臨していた。
デフォルメしたイラストみたいだ。
手を引っ張り、レスリーを水中へ戻す。
そして潜水すると、大きく口を開く。
泡の中で、夢中だった。
顎が馬鹿になりそうだ。
意識が飛ぶまで、水中に留まる。
初めて、後先考えずに行動していた。
 
「ここのシャワーより、寮の風呂の方がいいだろ?」
全裸のレスリーが前を歩く。
「あの…、競パン穿かなくて、大丈夫ですか?」
「おい、敬語なんて使うな。
今日、女子部は遠征だ。
野郎だけだから、心配すんな。」
気にする素振りはない。
「お疲れっす!
キャプテン、いつにもましてデカくないっすか!」
同級生が脇に避け、道を空けた。
「おう、お疲れ。
明日の練習は休みだ。
休息も練習の内だ。
しっかり身体を休めろよ。」
「うっす!」
レスリーの言葉に同級生がお辞儀する。
二歳違いの幼馴染みは既に大人の領域に入っていた。
 
寮の風呂場はガランとしていた。
週末なので、帰宅している者も多いのだろう。
隣で身体を洗うレスリーが気になって仕方ない。
先程、衝動で咥えてしまった事をどう思っているのだろうか?
早まった事をしたと、後悔する。
シャワーのカランを押し、頭を突っ込む。
熱い湯に当たり、邪心を吹き飛ばしたい。
「さっきはありがとうな。
凄く嬉しかった。
そして気持ち良かった。」
隣から声がした。
さっきとは何を指すのだろうか?
分かりきった事を自問する。
怖くて、瞳を開けられない。
『だけど、あんな事は二度とするな。』
その一言は聞きたくない。
ギュッと瞼に力を加えた。
 
(つづく)
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