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Chapter10(霹靂編)
Chapter10-⑭【暗闇求む】
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「よしっ、これでスクワットしてみろ!」
「うん!」
力が漲る。
胸を突き出し、腰を下ろす。
膨らんだ大胸筋が背中に当たった。
『スクワットで腰を下ろす時はケツを犯されてるイメージだ。』
ミッシェルがソラを指導している時に放った言葉だ。
尻でソラの下半身を押すが、微動だにしない。
大胸筋だけは遜色ないが、他は全てソラが勝っている。
特に大腿は二倍以上の太さを誇っていた。
逆に動かない股間が尻を押す。
開き切った括約筋に集中する。
出掛かったディルドが押し込まれた。
淫らなサポートにより、括約筋が機能を取り戻す。
「ぐおぉぉぉう!」
顎を出し、大腿四頭筋を伸ばす。
「おらっ、もう一丁!」
久し振りに聞く檄が乳酸を吹き飛ばしてくれた。
普段よりウエイトの回数も多い。
大腿の張り具合が半端ない。
バーをラックに戻すと、一気に膝から力が抜けた。
尻餅をつき、後方へ倒れ込んだ。
腕組みをしたソラが顔を跨ぐ。
弓なりの股間に息を飲む。
知ってる頃と比較にならない程、大きくなっていた。
これもミッシェルとのトレーニングの成果なのだろうか?
「その日焼け具合に、その筋力、もう以前のリヒトとは別人だな。
何か、寂しいな。」
『何、勝手なことをいってるんだ!』
出掛かった思いは荒い息に紛れた。
「そんな事、ないよ…。」
「色々教えてあげようと思ってたけど、必要なさそうだね。
トレーニングパートナーはいるの?」
リョウキの黒い顔が浮かぶ。
『ソラよりもっと黒くて、優しい人がいるよ。』
「いや、一人でやってる。」
顔を振り、黒い顔を追い払う。
「そっか、なら良かった。
六時迄はいるから、良かったら来てくれ。
幾らでもサポートするからさ。」
優しさは後ろめたさの所為だろうか。
窓外が光り、大きな音が響く。
一瞬間を置いて、照明が落ちた。
「停電だ。」
町も店も闇に閉ざされる。
緑の非常灯だけが唯一の光源だ。
スパッツが下ろされた。
「尻を突き出して、ディルドを吐き出せ。」
暗闇から声が聞こえる。
「こんな大きいの、無理だよ。」
「また無理か。
やってみないと、分からないだろ。」
失望の溜め息を聞き、大粒の汗が頬を伝う。
歯を食いしばり、アナルを広げる。
思い切り力んでみるが、ディルドはびくともしない。
膝を握り締め、息を止める。
汗が吹き出た。
血管が切れそうな程、一気に力を入れる。
体内でディルドが動いた。
少しだが、巨体の一部が空気に触れた筈だ。
「おらっ、気合い入れろ!
出来たら、褒美だ!」
叩かれた尻から汗が飛び散る。
視界を閉ざされ、異臭が一層鼻に衝く。
その強烈さ故、発生源は闇の中でも直ぐに分かる。
ソラは寸分の狂いもなく、尻臀を打ち付けた。
飛沫は自分の物か、ソラの物か分からない。
「うおぉぉぉ!」
尻が裂けそうだ。
だが1/3程、頭が出ているのが分かる。
一瞬でも気を抜いたら、戻ってしまう。
ここで気を抜く訳にはいかない。
「ぐわぁぁぁ!」
一気に排出を目指す。
ソラの褒美が待っているのだ。
「おらっ、頑張れ!
もう一息だ!」
ディルドに添えられた掌からソラの鼓動が伝わってきた。
(つづく)
「うん!」
力が漲る。
胸を突き出し、腰を下ろす。
膨らんだ大胸筋が背中に当たった。
『スクワットで腰を下ろす時はケツを犯されてるイメージだ。』
ミッシェルがソラを指導している時に放った言葉だ。
尻でソラの下半身を押すが、微動だにしない。
大胸筋だけは遜色ないが、他は全てソラが勝っている。
特に大腿は二倍以上の太さを誇っていた。
逆に動かない股間が尻を押す。
開き切った括約筋に集中する。
出掛かったディルドが押し込まれた。
淫らなサポートにより、括約筋が機能を取り戻す。
「ぐおぉぉぉう!」
顎を出し、大腿四頭筋を伸ばす。
「おらっ、もう一丁!」
久し振りに聞く檄が乳酸を吹き飛ばしてくれた。
普段よりウエイトの回数も多い。
大腿の張り具合が半端ない。
バーをラックに戻すと、一気に膝から力が抜けた。
尻餅をつき、後方へ倒れ込んだ。
腕組みをしたソラが顔を跨ぐ。
弓なりの股間に息を飲む。
知ってる頃と比較にならない程、大きくなっていた。
これもミッシェルとのトレーニングの成果なのだろうか?
「その日焼け具合に、その筋力、もう以前のリヒトとは別人だな。
何か、寂しいな。」
『何、勝手なことをいってるんだ!』
出掛かった思いは荒い息に紛れた。
「そんな事、ないよ…。」
「色々教えてあげようと思ってたけど、必要なさそうだね。
トレーニングパートナーはいるの?」
リョウキの黒い顔が浮かぶ。
『ソラよりもっと黒くて、優しい人がいるよ。』
「いや、一人でやってる。」
顔を振り、黒い顔を追い払う。
「そっか、なら良かった。
六時迄はいるから、良かったら来てくれ。
幾らでもサポートするからさ。」
優しさは後ろめたさの所為だろうか。
窓外が光り、大きな音が響く。
一瞬間を置いて、照明が落ちた。
「停電だ。」
町も店も闇に閉ざされる。
緑の非常灯だけが唯一の光源だ。
スパッツが下ろされた。
「尻を突き出して、ディルドを吐き出せ。」
暗闇から声が聞こえる。
「こんな大きいの、無理だよ。」
「また無理か。
やってみないと、分からないだろ。」
失望の溜め息を聞き、大粒の汗が頬を伝う。
歯を食いしばり、アナルを広げる。
思い切り力んでみるが、ディルドはびくともしない。
膝を握り締め、息を止める。
汗が吹き出た。
血管が切れそうな程、一気に力を入れる。
体内でディルドが動いた。
少しだが、巨体の一部が空気に触れた筈だ。
「おらっ、気合い入れろ!
出来たら、褒美だ!」
叩かれた尻から汗が飛び散る。
視界を閉ざされ、異臭が一層鼻に衝く。
その強烈さ故、発生源は闇の中でも直ぐに分かる。
ソラは寸分の狂いもなく、尻臀を打ち付けた。
飛沫は自分の物か、ソラの物か分からない。
「うおぉぉぉ!」
尻が裂けそうだ。
だが1/3程、頭が出ているのが分かる。
一瞬でも気を抜いたら、戻ってしまう。
ここで気を抜く訳にはいかない。
「ぐわぁぁぁ!」
一気に排出を目指す。
ソラの褒美が待っているのだ。
「おらっ、頑張れ!
もう一息だ!」
ディルドに添えられた掌からソラの鼓動が伝わってきた。
(つづく)
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