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Chapter7(空合編)
Chapter7-⑨【rescue】
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いつも通りリーダーに会員証を読ませる。
ビジター券にもバーコードがついているのだから、同様に読ませれば良い筈だ。
「すいません、ビジター券はどうすればいいですか?」
スタッフへ声を掛ける。
「印刷されてるバーコードを、こちらに翳して。
会員証と同じく、緑になればOK。」
同じくにアクセントをおいて答えた。
詰まらぬ質問をするなと言う意味らしい。
ビジター券に視線を落とし、その先の股間を見詰める。
ジャージの上からでも、はっきりとペニスの形が分かった。
いや、ペニスというより、糸瓜に近い。
その膨らみは同じ人間と思えない。
圧倒的な存在を目の当たりにし、怒っている事が馬鹿らしく思えてきた。
マッチョと言うより、ビルダーに近い。
そして凛々しい顔立ち。
神様はこの男に幾つもの恵みを与えたようだ。
人生は不公平だ。
自分には試練ばかりやってくるのに。
せめて今日知り合った男だけは渡したくない。
だが対抗手段は思い付かない。
「風紀を乱さない様に頑張りまーす。」
嫌味を返すのが精一杯の抵抗だ。
「どうしよう?
このロンスパしか持ってないけど。」
「それでいいじゃん。
裸でやる訳じゃないんだし。
着てれば文句は言わないさ。
意外とビビりなんだね。」
少し意地悪気味に答える。
「だって監視の為に奴はいるんだろ。」
「監視してる奴が風紀乱しているんだ。
何か言われたら、そう言い返せばいいさ。」
他人事だと思い、気楽に言う。
「そりゃそうだ。
あんな卑猥は格好の風紀委員なんて、説得力ないよな。
そう言えば名前、聞いてなかったな。
僕はソラ、何て呼べばいい?」
「リヒト、ちなみに本名。
ヨロシクね、ソラ。」
学ランを脱ぎ、ビニールパーカーを着る。
遠目には分からないが、近くならメンブラが透けて見える筈だ。
熱い視線を感じながら、ロッカーの鍵を閉めた。
「何から始める?」
「初めてだから、勝手が分からないな。
リヒトに合わすよ。」
落ち着かない様子で、ソラが口を開く。
離れた場所からスタッフが見ているのが分かった。
「だったらベンチから始めようか。
大胸筋をめちゃくちゃ苛めたいんだ。
サポート頼むよ。」
誰もいない内にソラのハートを掴みたい。
暫くすれば、会社帰りのサラリーマン達で込み合ってしまう。
尻軽そうなルックスだ。
他のマッチョに目移りしかけない。
軽くウォーミングアップを済ませ、ベンチを空ける。
寝そべったソラを見下ろす。
濡れたレギンスの下で、亀頭が膨らむ。
ジッパーを下ろし、胸をはだける。
見開いた瞳にメンブラが映った。
『グィーン、グィーン…。』
リモコンのスイッチを押すと、籠った音が零れ出る。
「こんな所で…。」
「こんな所だから、興奮するんでしょ?
ほら、先走り垂らして、挑発してみろよ。
さあ、さっさと始めて。」
ボタンを押すと、振動パターンが次々と変わっていく。
諦めたソラはバーを持ち上げた。
軽いウェイトにも関わらず、眉間に皺が寄る。
日に焼けた犬顔は男女からモテそうだ。
だが淫らな性は忠犬には程遠い。
苦悶の浮かぶ幼い顔がスタッフの存在を忘れさせた。
(つづく)
ビジター券にもバーコードがついているのだから、同様に読ませれば良い筈だ。
「すいません、ビジター券はどうすればいいですか?」
スタッフへ声を掛ける。
「印刷されてるバーコードを、こちらに翳して。
会員証と同じく、緑になればOK。」
同じくにアクセントをおいて答えた。
詰まらぬ質問をするなと言う意味らしい。
ビジター券に視線を落とし、その先の股間を見詰める。
ジャージの上からでも、はっきりとペニスの形が分かった。
いや、ペニスというより、糸瓜に近い。
その膨らみは同じ人間と思えない。
圧倒的な存在を目の当たりにし、怒っている事が馬鹿らしく思えてきた。
マッチョと言うより、ビルダーに近い。
そして凛々しい顔立ち。
神様はこの男に幾つもの恵みを与えたようだ。
人生は不公平だ。
自分には試練ばかりやってくるのに。
せめて今日知り合った男だけは渡したくない。
だが対抗手段は思い付かない。
「風紀を乱さない様に頑張りまーす。」
嫌味を返すのが精一杯の抵抗だ。
「どうしよう?
このロンスパしか持ってないけど。」
「それでいいじゃん。
裸でやる訳じゃないんだし。
着てれば文句は言わないさ。
意外とビビりなんだね。」
少し意地悪気味に答える。
「だって監視の為に奴はいるんだろ。」
「監視してる奴が風紀乱しているんだ。
何か言われたら、そう言い返せばいいさ。」
他人事だと思い、気楽に言う。
「そりゃそうだ。
あんな卑猥は格好の風紀委員なんて、説得力ないよな。
そう言えば名前、聞いてなかったな。
僕はソラ、何て呼べばいい?」
「リヒト、ちなみに本名。
ヨロシクね、ソラ。」
学ランを脱ぎ、ビニールパーカーを着る。
遠目には分からないが、近くならメンブラが透けて見える筈だ。
熱い視線を感じながら、ロッカーの鍵を閉めた。
「何から始める?」
「初めてだから、勝手が分からないな。
リヒトに合わすよ。」
落ち着かない様子で、ソラが口を開く。
離れた場所からスタッフが見ているのが分かった。
「だったらベンチから始めようか。
大胸筋をめちゃくちゃ苛めたいんだ。
サポート頼むよ。」
誰もいない内にソラのハートを掴みたい。
暫くすれば、会社帰りのサラリーマン達で込み合ってしまう。
尻軽そうなルックスだ。
他のマッチョに目移りしかけない。
軽くウォーミングアップを済ませ、ベンチを空ける。
寝そべったソラを見下ろす。
濡れたレギンスの下で、亀頭が膨らむ。
ジッパーを下ろし、胸をはだける。
見開いた瞳にメンブラが映った。
『グィーン、グィーン…。』
リモコンのスイッチを押すと、籠った音が零れ出る。
「こんな所で…。」
「こんな所だから、興奮するんでしょ?
ほら、先走り垂らして、挑発してみろよ。
さあ、さっさと始めて。」
ボタンを押すと、振動パターンが次々と変わっていく。
諦めたソラはバーを持ち上げた。
軽いウェイトにも関わらず、眉間に皺が寄る。
日に焼けた犬顔は男女からモテそうだ。
だが淫らな性は忠犬には程遠い。
苦悶の浮かぶ幼い顔がスタッフの存在を忘れさせた。
(つづく)
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