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Chapter5(落日編)
Chapter5-③【クラクラ】
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「ねぇ、生はまだ?」
「焦るな、焦るな。
まだまだ飲み足りないだろ?」
ミッシェルが口移して、ビールを飲ませていた。
「こんな飲み方出来るところ少ないぜ。
もっと飲んで、はっちゃけちゃえ!」
「あっ、うん…。
だったら…、ビールもう一本。」
真っ赤な顔の視点は定まっていない。
「ここ高級店だから、入る倍率高そうじゃん。」
カノンのグラスにビールを注ぎ、次の言葉を待つ。
「ええ、普通なら。
高校中退の元ボクサーを雇ってくれる所はありません。
それをミッシェルさんが可能にしてくれたのです。」
カノンが戯れる二人に目を向けた。
「ミッシェルが…。」
単に口の悪い男ではないらしい。
「拳以外に取り柄のない私に武器を授けてくれたのです。」
「武器?」
「はい、唯一無二になる為の武器です。」
何処かで、聞いた覚えがある。
「これです。
ヒュウガさんなら、用途は分かりますよね?」
カノンが隠し持っていた物をテーブルに置いた。
ショーンがくれたニップルポンプだ。
だが少し形体が違う。
経口が広く、ずんぐりむっくりしている。
カノンの胸を見るが、乳首は目立たない。
「これで私を唯一無二の存在にしてくれたのです。
お陰でこの店のオーディションに合格する事が出来ました。
本当に倍率が高く、一人も受からない年もあるのです。」
無邪気な笑顔には裏がありそうだ。
「ならその武器を見せてくれないか?」
「あっ、見たいですか?
見るだけならオプションではないので、安心して下さい。」
子供の様な表情に淫らさが加わた。
その顔を後ろに向け、尻を突き出す。
水着をずらすと、アナルを晒した。
「あっ…。」
肛門から飛び出した肉襞が蠢く。
「ヒュウガさんは乳首を吸引したんですよね?
私はアナルを吸引しました。」
蠢くアナルが囁く。
「舐めていいですよ。
本当はオプションCですが、今日はサービスです。
初めて指名してくれたお礼です。」
尻が迫ってきた。
以前ショーンのも舐めたが、あの時は欲情しまくっていた。
冷静な今、舌を這わす事に躊躇いを覚える。
だが初指名され浮かれている感情に水を差したくない。
ビールを流し込み、頭を振る。
恐る恐る舌を伸ばす。
花の香りがした。
不思議な事に、不潔さは全く感じない。
蠢くアナルが舌先を優しく迎えてくれた。
大きく息を吸い込むと、理性が吹っ飛んだ。
夢中で饒舌な肉襞を貪る。
「吸引したアナルの感度はどうだ?
メチャ感じるだろう?」
「ええ…。
アナルがこんなに感じるなんて、信じられません。
去年の私は亀頭の摩擦に全精力を注いでいましたから。」
膨らんだ肉襞が答えた。
真っ赤なアナルはルビーに似ている。
高貴で美しい。
ビールを口に含み、溢さぬ様にアナルを口に含む。
そしてゆっくりと中へ流し込む。
「うっ、うう…。」
尻が震え、肉襞が暴れる。
優美なルビーは意外とじゃじゃ馬だった。
「だ、出していいですか?」
「ああ、構わん。
一気に出せ。」
きっとこれもリクエストの多いプレイの筈だ。
口移しで飲むのと、大差ない。
ここはこんな飲み方を可能にしてくれる店だ。
酔った頭はそれを簡単に信じた。
(つづく)
「焦るな、焦るな。
まだまだ飲み足りないだろ?」
ミッシェルが口移して、ビールを飲ませていた。
「こんな飲み方出来るところ少ないぜ。
もっと飲んで、はっちゃけちゃえ!」
「あっ、うん…。
だったら…、ビールもう一本。」
真っ赤な顔の視点は定まっていない。
「ここ高級店だから、入る倍率高そうじゃん。」
カノンのグラスにビールを注ぎ、次の言葉を待つ。
「ええ、普通なら。
高校中退の元ボクサーを雇ってくれる所はありません。
それをミッシェルさんが可能にしてくれたのです。」
カノンが戯れる二人に目を向けた。
「ミッシェルが…。」
単に口の悪い男ではないらしい。
「拳以外に取り柄のない私に武器を授けてくれたのです。」
「武器?」
「はい、唯一無二になる為の武器です。」
何処かで、聞いた覚えがある。
「これです。
ヒュウガさんなら、用途は分かりますよね?」
カノンが隠し持っていた物をテーブルに置いた。
ショーンがくれたニップルポンプだ。
だが少し形体が違う。
経口が広く、ずんぐりむっくりしている。
カノンの胸を見るが、乳首は目立たない。
「これで私を唯一無二の存在にしてくれたのです。
お陰でこの店のオーディションに合格する事が出来ました。
本当に倍率が高く、一人も受からない年もあるのです。」
無邪気な笑顔には裏がありそうだ。
「ならその武器を見せてくれないか?」
「あっ、見たいですか?
見るだけならオプションではないので、安心して下さい。」
子供の様な表情に淫らさが加わた。
その顔を後ろに向け、尻を突き出す。
水着をずらすと、アナルを晒した。
「あっ…。」
肛門から飛び出した肉襞が蠢く。
「ヒュウガさんは乳首を吸引したんですよね?
私はアナルを吸引しました。」
蠢くアナルが囁く。
「舐めていいですよ。
本当はオプションCですが、今日はサービスです。
初めて指名してくれたお礼です。」
尻が迫ってきた。
以前ショーンのも舐めたが、あの時は欲情しまくっていた。
冷静な今、舌を這わす事に躊躇いを覚える。
だが初指名され浮かれている感情に水を差したくない。
ビールを流し込み、頭を振る。
恐る恐る舌を伸ばす。
花の香りがした。
不思議な事に、不潔さは全く感じない。
蠢くアナルが舌先を優しく迎えてくれた。
大きく息を吸い込むと、理性が吹っ飛んだ。
夢中で饒舌な肉襞を貪る。
「吸引したアナルの感度はどうだ?
メチャ感じるだろう?」
「ええ…。
アナルがこんなに感じるなんて、信じられません。
去年の私は亀頭の摩擦に全精力を注いでいましたから。」
膨らんだ肉襞が答えた。
真っ赤なアナルはルビーに似ている。
高貴で美しい。
ビールを口に含み、溢さぬ様にアナルを口に含む。
そしてゆっくりと中へ流し込む。
「うっ、うう…。」
尻が震え、肉襞が暴れる。
優美なルビーは意外とじゃじゃ馬だった。
「だ、出していいですか?」
「ああ、構わん。
一気に出せ。」
きっとこれもリクエストの多いプレイの筈だ。
口移しで飲むのと、大差ない。
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