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Chapter8(がむしゃら編)
Chapter8-⑦【笑顔のループ】前編
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「どうだ、ここのマッサージ機は?
感想を聞かせてくれ。」
隣に座ったワタルの腿が当たる。
「すっ、凄くいいです。
一晩中でも使っていたいです。
合宿とかあったら、是非参加します。
その時は使い放題でお願い出来ませんか?」
シオンは答えながら、腿を押し返す。
「合宿か、良いアイデアだな。
夏になったら企画してみるか。
近くに提携しているジムがあるんだ。
そっちも見学してみないか?」
「ジムって?」
「こんな格好でトレーニング出来るジムだ。
気合い入るぞ。
ユウヤが先に行って、準備してる。
これから出掛けようぜ。」
ワタルが立ち上がり、ランニングパンツに足を通す。
突き出した尻の中心に開き切ったアナルが見える。
モノトーンの景色の中でそこだけ燃える様に赤い。
固く引き締まった大殿筋の中にそこだけ別の生き物が寄生している様だ。
ゾクゾクする光景に三度ぺニスが活気付く。
「行く前に俺の上に乗って貰えないですか?」
勇気を出して、訴える。
「乗るって、俺を掘りたいって事か?」
振り返ったワタルが聞く。
シオンは小さく頷く。
断られる事は重々承知していた。
「こうか?」
ワタルはシオンのぺニスに手を添えると、覆い被さってきた。
燃える肉襞がぺニスを包み込む。
その襞が蠢き、吸い付く。
「うおぉぉぉう!」
「おいおい、そんな大声出した、幾ら防音とはいえ外に聞こえるぞ。」
ワタルは窘めるが、シオンの反応を面白がっている様子だ。
「だったら張り型も動かしてやるよ。」
アナルの中でディルドが暴れ出す。
シオンは夢中で目の前の唇を貪る。
伸ばした舌はマスクに邪魔された。
だがマスク越しのキスはより淫らさを醸し出す。
「こんな近くにジムもあるんですか?
会員制ですか?
看板も何も出てなかったけど。」
充実した設備に辺りを見回す。
「いや、月極めの会員は募集してないんだ。
ウチを使ってくれたお客様に無料で解放している。」
先を歩くワタルのパンツが光の加減で透けて見えた。
全裸の男より刺激的だ。
シオンは歩みを早め、ワタルに並ぶ。
盛り上がる股間を薄い生地越しに確認する。
ベールを纏った股間は卑猥さに満ちていた。
理想の男が隣を歩く。
手を伸ばせば届く位置だ。
いや、先程この男と一体となった。
まだ一時間も経っていない。
『もしかして俺の妄想?』
その事実が現実の事だったのか、怪しく思えてきた。
『もっと近付きたい。
もっとワタルを知りたい。
もっと、もっと…。』
シオンの中で欲望が渦巻く。
「トレーニングしてみるか?」
ダンベルラックの前でワタルが止まった。
ラックには30キロから60キロ迄のダンベルが整然と並んでいる。
余り使った形跡はない。
「やってみたいのは山々なんですが、もう少し軽いダンベルはないんですか?」
戸惑いながら口を開く。
普段は20キロ台のダンベルしか使った事がない。
30キロのダンベルが酷く大きく重く見えた。
(つづく)
感想を聞かせてくれ。」
隣に座ったワタルの腿が当たる。
「すっ、凄くいいです。
一晩中でも使っていたいです。
合宿とかあったら、是非参加します。
その時は使い放題でお願い出来ませんか?」
シオンは答えながら、腿を押し返す。
「合宿か、良いアイデアだな。
夏になったら企画してみるか。
近くに提携しているジムがあるんだ。
そっちも見学してみないか?」
「ジムって?」
「こんな格好でトレーニング出来るジムだ。
気合い入るぞ。
ユウヤが先に行って、準備してる。
これから出掛けようぜ。」
ワタルが立ち上がり、ランニングパンツに足を通す。
突き出した尻の中心に開き切ったアナルが見える。
モノトーンの景色の中でそこだけ燃える様に赤い。
固く引き締まった大殿筋の中にそこだけ別の生き物が寄生している様だ。
ゾクゾクする光景に三度ぺニスが活気付く。
「行く前に俺の上に乗って貰えないですか?」
勇気を出して、訴える。
「乗るって、俺を掘りたいって事か?」
振り返ったワタルが聞く。
シオンは小さく頷く。
断られる事は重々承知していた。
「こうか?」
ワタルはシオンのぺニスに手を添えると、覆い被さってきた。
燃える肉襞がぺニスを包み込む。
その襞が蠢き、吸い付く。
「うおぉぉぉう!」
「おいおい、そんな大声出した、幾ら防音とはいえ外に聞こえるぞ。」
ワタルは窘めるが、シオンの反応を面白がっている様子だ。
「だったら張り型も動かしてやるよ。」
アナルの中でディルドが暴れ出す。
シオンは夢中で目の前の唇を貪る。
伸ばした舌はマスクに邪魔された。
だがマスク越しのキスはより淫らさを醸し出す。
「こんな近くにジムもあるんですか?
会員制ですか?
看板も何も出てなかったけど。」
充実した設備に辺りを見回す。
「いや、月極めの会員は募集してないんだ。
ウチを使ってくれたお客様に無料で解放している。」
先を歩くワタルのパンツが光の加減で透けて見えた。
全裸の男より刺激的だ。
シオンは歩みを早め、ワタルに並ぶ。
盛り上がる股間を薄い生地越しに確認する。
ベールを纏った股間は卑猥さに満ちていた。
理想の男が隣を歩く。
手を伸ばせば届く位置だ。
いや、先程この男と一体となった。
まだ一時間も経っていない。
『もしかして俺の妄想?』
その事実が現実の事だったのか、怪しく思えてきた。
『もっと近付きたい。
もっとワタルを知りたい。
もっと、もっと…。』
シオンの中で欲望が渦巻く。
「トレーニングしてみるか?」
ダンベルラックの前でワタルが止まった。
ラックには30キロから60キロ迄のダンベルが整然と並んでいる。
余り使った形跡はない。
「やってみたいのは山々なんですが、もう少し軽いダンベルはないんですか?」
戸惑いながら口を開く。
普段は20キロ台のダンベルしか使った事がない。
30キロのダンベルが酷く大きく重く見えた。
(つづく)
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