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Chapter6(一髪篇)
Chapter6-⑧【アーモンドクロワッサン計画】後編
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「なあ、どうだ?
俺達みたいな筋肉を手に入れたいだろ?」
山下の誘導尋問に頷いてしまう。
テツヤの不安げな表情は敢えて見ない様にした。
「よっしゃ、決まりだ。
とっとと初めようぜ。」
陽気な山下の鼻唄が風呂場へ消えていく。
頷いた事を後悔する。
「無理しなくても良いです。
苦しくなったら、直ぐに言って下さい。」
テツヤの言葉が益々不安を増大させた。
「レッスンは簡単だ。
スクワットするだけ。
腰を下ろす時は床に着く迄、しっかり行う事。
そうしないとオイルが奥に届かないぞ。」
ワタルは四つん這いの姿で注意事項を聞く。
注射器がアナルに刺さる。
「おい、見本見せてやれ。」
山下がプランジャを押すと、オイルが入ってくるのが分かった。
しゃがんだテツヤの広背筋が見える。
蛍光灯の下でキラキラと輝く。
慣れた様子で、己のアナルに注射器を当てる。
ワタルに使っているサイズとは比較にならない大きさだ。
プランジャを押すと、シリンジの中身が瞬く間に目減りしていく。
立ち上がったテツヤの大殿筋が中央に引き寄せられた。
「終わったぜ。
ケツを締めて、立ってみろ。」
山下が尻を叩く。
ワタルをオイルを溢さない様にアナルに力を込める。
「さあ、これを使って下さい。」
テツヤが大きなディルドを差し出した。
亀頭部分を持つと大きく撓る。
20センチを遥かに越える大きさに目を見張った。
だがテツヤの持つディルドを見て、更に驚く。
『30、いや40センチ近いではないか!』
畏怖の念に駆られた身体が勝手に震えた。
「ディルドをタイルに立てます。
裏に吸盤が付いているので、しっかり押して固定する。
そして先端をアナルに押し込んで下さい。
素早くやらないと、オイルが溢れます。」
インストラクター然としたテツヤが誘う。
言われるままに亀頭をアナルに挿入すると、一気に腰を下ろす。
ねっとりしたオイルが潤滑な挿入を促してくれた。
殆ど溢れる事なくディルドを飲み込めた。
「さあ、スクワットを始めます。
息を吸って、吐いて。
吐いた時にゆっくりと腰を下ろします。
尻がタイルに接地する事を意識して。」
目の前の大殿筋が緩やかに落ちていく。
それに合わせてワタルも腰を落とす。
「尻がタイルに当たったら、ゆっくり息を吐き、上体を元に戻します。
これを繰り返します。
吸って、吐いて…。
この動作により、オリーブオイルが腸に浸透します。
更に奥へ浸透させる事で、より高い効果が得られます。
ワタルさんも早くテツヤに追い付けるように頑張って。」
発達した大殿筋に人の腕程あるディルドが出入りする。
テツヤの筋肉が黄金色に染まっていく。
神々しい筋肉にうっとりする。
あのサイズが入る様になれば、俺も黄金色の筋肉を纏う事が出来るのだ。
あの太い注射器のオリーブオイルを飲み込めば、テツヤに近付ける。
その光景が現実感を喪失させた。
(つづく)
俺達みたいな筋肉を手に入れたいだろ?」
山下の誘導尋問に頷いてしまう。
テツヤの不安げな表情は敢えて見ない様にした。
「よっしゃ、決まりだ。
とっとと初めようぜ。」
陽気な山下の鼻唄が風呂場へ消えていく。
頷いた事を後悔する。
「無理しなくても良いです。
苦しくなったら、直ぐに言って下さい。」
テツヤの言葉が益々不安を増大させた。
「レッスンは簡単だ。
スクワットするだけ。
腰を下ろす時は床に着く迄、しっかり行う事。
そうしないとオイルが奥に届かないぞ。」
ワタルは四つん這いの姿で注意事項を聞く。
注射器がアナルに刺さる。
「おい、見本見せてやれ。」
山下がプランジャを押すと、オイルが入ってくるのが分かった。
しゃがんだテツヤの広背筋が見える。
蛍光灯の下でキラキラと輝く。
慣れた様子で、己のアナルに注射器を当てる。
ワタルに使っているサイズとは比較にならない大きさだ。
プランジャを押すと、シリンジの中身が瞬く間に目減りしていく。
立ち上がったテツヤの大殿筋が中央に引き寄せられた。
「終わったぜ。
ケツを締めて、立ってみろ。」
山下が尻を叩く。
ワタルをオイルを溢さない様にアナルに力を込める。
「さあ、これを使って下さい。」
テツヤが大きなディルドを差し出した。
亀頭部分を持つと大きく撓る。
20センチを遥かに越える大きさに目を見張った。
だがテツヤの持つディルドを見て、更に驚く。
『30、いや40センチ近いではないか!』
畏怖の念に駆られた身体が勝手に震えた。
「ディルドをタイルに立てます。
裏に吸盤が付いているので、しっかり押して固定する。
そして先端をアナルに押し込んで下さい。
素早くやらないと、オイルが溢れます。」
インストラクター然としたテツヤが誘う。
言われるままに亀頭をアナルに挿入すると、一気に腰を下ろす。
ねっとりしたオイルが潤滑な挿入を促してくれた。
殆ど溢れる事なくディルドを飲み込めた。
「さあ、スクワットを始めます。
息を吸って、吐いて。
吐いた時にゆっくりと腰を下ろします。
尻がタイルに接地する事を意識して。」
目の前の大殿筋が緩やかに落ちていく。
それに合わせてワタルも腰を落とす。
「尻がタイルに当たったら、ゆっくり息を吐き、上体を元に戻します。
これを繰り返します。
吸って、吐いて…。
この動作により、オリーブオイルが腸に浸透します。
更に奥へ浸透させる事で、より高い効果が得られます。
ワタルさんも早くテツヤに追い付けるように頑張って。」
発達した大殿筋に人の腕程あるディルドが出入りする。
テツヤの筋肉が黄金色に染まっていく。
神々しい筋肉にうっとりする。
あのサイズが入る様になれば、俺も黄金色の筋肉を纏う事が出来るのだ。
あの太い注射器のオリーブオイルを飲み込めば、テツヤに近付ける。
その光景が現実感を喪失させた。
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