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Chapter5(懽楽編)
Chapter5-②【親愛なる者へ】後編
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今日は休みの筈だが、祭は営業していた。
「酷いじゃん!
置いてきぼりなんて。」
店に入るなり、タクは明るく言う。
「ああ、ゴメン。
強制退出になっちゃって。
ビールでいいか?
あっ、連れの人は何にしますか?」
ワタルが慌ただしくお絞りを出した。
「お任せコースで。」
シュウヘイに気付く様子はない。
まさかタクの友達がワタルとは。
「最初はビールをお願いします。」
ワタルは返事をする事なく、黙々と調理をし始める。
「ねっ、変でしょ?」
「ああ、確かに心ここにあらずって感じだな。
考えてやってるんじゃなくて、日頃の行動を身体がなぞっているだけに見える。」
シュウヘイがワタルの動きを追う。
肥大した乳首は尋常ではない。
それをこれ見よがしに晒してした。
「ねぇ、ビールまだ?」
タクが声を掛ける。
「おっと、忘れてた。
で、注文はなんだっけ?」
ワタルはふざけた様子も見せずに聞いてきた。
「えっ、じゃ今は何作ってたの?」
呆れ顔で言うしかない。
「お通しさ。
急に店を開けたから作ってなかったんだ。」
その答えに二人は顔を見合わせた。
「定休日わざわざ開けて、通し作ってないの?」
「そっか…、今日は定休日だったのか…。
通りで…、お客さんが少ない訳だ。」
真の伸びた返事はとても店員の物とは思えない。
シュウヘイが唐突に立ち上がり、伸びをした。
パンパンの股間が膨れ上がる。
ワタルが横目で見ているのが分かった。
「ちょっとパンツがキツいんじゃないの?
エロ過ぎるよ。」
タクはその膨らみにタッチする。
「このスーツは収縮してくるから、たまにこうしないと締め付けてくるんだ。」
シュウヘイが笑いながら、手を払い除けた。
そしてこれ見よがしに、屈伸運動を始める。
「えー、絶対に挑発してると思うけど。」
タクは膝が伸びたタイミングに合わせて、亀頭辺りを指で押す。
「おいおい、迷惑だから、こんな所で止めろよ。
ワタルさんからも言って下さい。」
シュウヘイがワタルに振った。
「他にお客さんもいないし、構わないですよ。
何なら掘ってもいいですし。」
包丁を見たままワタルが答える。
「ワタルもいいって言ってんだから、食前の運動にどう?」
タクは椅子から飛び降りると、背凭れを掴み、尻を突き出す。
「仕方ないな。」
シュウヘイが胸元のジッパーをゆっくりと下ろした。
ワタルの意識がこっちに向いている事が犇々と伝わってくる。
その証拠に喉仏が大きく動いた。
「リョウマよりデカいマラなんて最高だよ。
僕はこのデカマラの虜なんだ。」
タクはあざとく言う。
「おい、リョウマって誰だ?
浮気相手か?
だったらこいつで懲らしめてやるか。」
シュウヘイもタクに合わす。
「そんなんじゃないよ。
巨根のストリッパーさ。
ねぇ、早く!」
タクは股を広げて待つ。
生板を叩く音が止まる。
「リョウマよりデカい…。」
ワタルの呟きがはっきりと聞こえた。
(つづく)
「酷いじゃん!
置いてきぼりなんて。」
店に入るなり、タクは明るく言う。
「ああ、ゴメン。
強制退出になっちゃって。
ビールでいいか?
あっ、連れの人は何にしますか?」
ワタルが慌ただしくお絞りを出した。
「お任せコースで。」
シュウヘイに気付く様子はない。
まさかタクの友達がワタルとは。
「最初はビールをお願いします。」
ワタルは返事をする事なく、黙々と調理をし始める。
「ねっ、変でしょ?」
「ああ、確かに心ここにあらずって感じだな。
考えてやってるんじゃなくて、日頃の行動を身体がなぞっているだけに見える。」
シュウヘイがワタルの動きを追う。
肥大した乳首は尋常ではない。
それをこれ見よがしに晒してした。
「ねぇ、ビールまだ?」
タクが声を掛ける。
「おっと、忘れてた。
で、注文はなんだっけ?」
ワタルはふざけた様子も見せずに聞いてきた。
「えっ、じゃ今は何作ってたの?」
呆れ顔で言うしかない。
「お通しさ。
急に店を開けたから作ってなかったんだ。」
その答えに二人は顔を見合わせた。
「定休日わざわざ開けて、通し作ってないの?」
「そっか…、今日は定休日だったのか…。
通りで…、お客さんが少ない訳だ。」
真の伸びた返事はとても店員の物とは思えない。
シュウヘイが唐突に立ち上がり、伸びをした。
パンパンの股間が膨れ上がる。
ワタルが横目で見ているのが分かった。
「ちょっとパンツがキツいんじゃないの?
エロ過ぎるよ。」
タクはその膨らみにタッチする。
「このスーツは収縮してくるから、たまにこうしないと締め付けてくるんだ。」
シュウヘイが笑いながら、手を払い除けた。
そしてこれ見よがしに、屈伸運動を始める。
「えー、絶対に挑発してると思うけど。」
タクは膝が伸びたタイミングに合わせて、亀頭辺りを指で押す。
「おいおい、迷惑だから、こんな所で止めろよ。
ワタルさんからも言って下さい。」
シュウヘイがワタルに振った。
「他にお客さんもいないし、構わないですよ。
何なら掘ってもいいですし。」
包丁を見たままワタルが答える。
「ワタルもいいって言ってんだから、食前の運動にどう?」
タクは椅子から飛び降りると、背凭れを掴み、尻を突き出す。
「仕方ないな。」
シュウヘイが胸元のジッパーをゆっくりと下ろした。
ワタルの意識がこっちに向いている事が犇々と伝わってくる。
その証拠に喉仏が大きく動いた。
「リョウマよりデカいマラなんて最高だよ。
僕はこのデカマラの虜なんだ。」
タクはあざとく言う。
「おい、リョウマって誰だ?
浮気相手か?
だったらこいつで懲らしめてやるか。」
シュウヘイもタクに合わす。
「そんなんじゃないよ。
巨根のストリッパーさ。
ねぇ、早く!」
タクは股を広げて待つ。
生板を叩く音が止まる。
「リョウマよりデカい…。」
ワタルの呟きがはっきりと聞こえた。
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