妄想日記1<<ORIGIN>>

YAMATO

文字の大きさ
上 下
340 / 354
番外編2(Physical Attraction)

番外編-③【Erotic】

しおりを挟む
『ド変態』という言葉が興奮に拍車を掛ける。
腕を退け、上半身を起こす。
ビルパンからはみ出した巨根が、そそり立つ。
「で、でけえ…。」
優に20センチを越えるデカマラに圧倒された。
大きさだけでなく、太さも兼ねている。
丸で巨大な糸瓜だ。
見た目は悪いが、唯一無二の存在だろう。
グロテスクなビジュアルな分、余計に惹きつけられた。
『これで掘られたら?』
神々しさと邪悪さの狭間に畏怖の念を抱く。
「俺の自慢なんだ。
先輩はデカマラが好きかい?」
顔の前にデカマラを突き出され、その動きを目で追う。
「ああ、すげえ好きだ。
大好きだ!
こんなデカいマラ見たことない!」
興奮で震えた声が答える。
「なら、ここをほぐさないとな。」
競パンを下ろされ、アナルに人差し指が入り込む。
「うっ!」
思わず声が漏れてしまう。
「こんな青空の下で、あんあん喘ぐなんて、めちゃ淫乱だなぁ。
だけど、そんなド変態な先輩が好きだぜ!」
飴を貰い、益々興奮が加速する。
「先輩こんなに先走り出しちゃって!
まさかイッてないっすよね?」
びしょ濡れの競パンを見た男が頬を叩く。
先走りが多いのは普段からだ。
通勤中にエロサイトを見ているだけで、スーツに染みが出来た。
 
「もちろんイッてないよ…。」
眩暈がする中、やっと答えた。
太陽は真上に上がり、影は殆どない。
突き刺す陽射しは容赦なく降り注ぐ。
日焼けには申し分ないが、エロには不向きだ。
思考が鈍くなり、本能先走る。
雄汁が止め処なく溢れ出す。
「ガキみたいに、こんなに先走り出しちゃって、先輩恥ずかしくない?」
滲み出た先走りを、指で掻き回す。
羞恥による興奮で制御心は崩壊していた。
人差し指を目の前に翳す。
先走りが糸を引いて、今にも垂れそうな状態だ。
「ほら、先輩の大切な先走りが、零れちゃうよ!」
男が挑発した。
制御不能になった口は大きく開けて、滴り落ちるのを待つ。
一滴の滴が、口の中に入った。
据えた臭いの混ざる水滴が体温を押し上げる。
「先輩って従順っすね。」
満面の笑みで、男が言った。
 
「先輩はこの先、どうして欲しいんだ?」
答えの分かりきった質問をしてきた。
「このデカマラをケツマンにぶち込んで欲しい…。」
願望をそのまま答える。
「そう簡単には、このご褒美はあげれないなぁ。
もっと先輩の本性を曝け出してもらわないとさ。」
デカマラをビルパンに戻し、朦朧とする頭を混乱させた。
「まず変態は、もっと変態らしい格好にならないとな。」
男は自身のバッグを引き寄せる。
中からラバー製のコックバンドを取り出し、差し出した。
「これを付けろよ。」
それを受け取り、競パンを脱ぎ捨てる。
亀頭が陽射しを直に浴び、きらきら光った。
震える手で己のマラに装着する。
血流が止められ、亀頭が膨れ上がった。
男が指で亀頭を弾く。
雫が腹に飛んだ。
「これじゃ、ダメっすよ。
もっときついポジションで止めないと!」
男はボタンを外すと、更にきつい位置で留め直した。
「うぐっ!」
呼吸が止まりそうな程の窮屈さだ。
だが直ぐに慣れ、欲情だけが残る。
凛々しく上を向くマラは他人のものの様だ。
 
 
(つづく)
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

ナースコール

wawabubu
青春
腹膜炎で緊急手術になったおれ。若い看護師さんに剃毛されるが…

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

年越しチン玉蕎麦!!

ミクリ21
BL
チン玉……もちろん、ナニのことです。

屈した少年は仲間の隣で絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...