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Chapter27(青春編)
Chapter27-④【DREAMIN'】
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口が裂けそうで、嘔吐感も伴う。
しかしそれに嫌悪は感じない。
愛おしい巨根を交錯する意識の中で愛撫する。
ブレーキが踏まれ、亀頭のピアスが喉チンコに当たった。
「うっ!」声が漏れる。
「着いたぞ。」
タケルは巨根を仕舞い、ジッパーを上げ、ボタンを留めた。
逆再生のビデオの様だ。
レザーの短パンの膨らみから、目が離せない。
真っ暗な寝室に連れて行かれた。
タケルがスイッチを押すと、仄かに内部が浮かび上がる。
全て黒で統一された部屋から、大好きな香りが漂う。
後頭部を掴まれ、唇を押し付けてきた。
大量の唾液が送り込まれてくる。
それを必死で貪った。
汚れた身体が浄化される気がしたのだ。
「シャワーは浴びなくていいの?」
自分の汗臭ささが気になる。
芳しい香水の邪魔をしていた。
「いや、このままでいい。
ありのままのお前を抱きたいんだ。
マジ、覚悟は出来ているのか?
引き返すなら、今の内だ。」
タケルが最終勧告を出す。
それは自身に対して、念を押している様だった。
真剣な眼差しで頷く。
今の自分は引き返す事も先に進む事も出来ない。
「分かった。」
タケルはそれだけ言うと、部屋から出て行った。
ドアの開く音に振り向く。
「あっ!」驚愕の声をあげる。
そこに立っているのはマスクを被ったハーネス男だった。
チャップスとブーツで武装している。
クールなタケルのイメージとは程遠い。
勇ましい巨根は臨戦態勢が充分に整っている。
血管が幾重にも浮かび上がり、亀頭はパンパンに張っていた。
「か、格好いい…。」
声が漏れる。
ベッドに押し倒され、一層激しく唇を押し付けてきた。
レザーの味しかしない。
目と口だけが露出しているハーネス男とのキスは現実感が伴わなかった。
『やはり夢かもしれない。』
瞳を閉じてキスを堪能していると、ハーネス男の動きが止まった。
そっと目を開ける。
サバイバルナイフを持ったハーネス男が見下ろしていた。
淋しそうな瞳だ。
照明を反射した刃先が妖しく光る。
背筋に戦慄が走った。
タケルにそんな性癖があったとしても、受け入れる覚悟は出来ている。
失う物はなかった。
ハーネス男はエイタを俯せにすると、アナル部分に刃先を突き立てる。
それをゆっくり動かし、切れ目を広げていく。
ナイフを置くと、唾液をたっぷり付けた指を挿入してきた。
安堵感が一気に押し寄せる。
指の動きに合わせ、身体が反応した。
ハーネス男が手を伸ばす。
ベッドに備え付けられている引き出しから、ディルドを取り出した。
それはあまりに太く、大きな一物だ。
殺意さえ受け入れる覚悟があったのに、その巨大さに慄いた。
怯える表情を見せると、ハーネス男は優しいキスをする。
不思議なくらい恐怖感は薄れていく。
アナルに亀頭部が当たる。
それを無理して押し込まず、丹念に解す。
拳程ある亀頭部が入る。
ハーネス男はそこで手を止めた。
腰を振り、更なる進入を強請る。
すっかりハーネス男のペースに嵌まっていた。
「は、早く、もっと、奥へ…。」
始めて懇願する。
ハーネス男は相好を崩すと、進入するスピードを加速させた。
未知なる異物の侵入に、激しく身悶える。
しかしそれは目眩く快楽の故だった。
焦ることなく、充分な時間を費やし、巨大なディルドを入れ切った。
ハーネス男は部屋の隅から縄を持って来る。
それを器用に使い、エイタを縛り上げた。
初めての亀甲縛りに、得も言われぬ快感が押し寄せる。
天井の滑車から伸びているフックに両手の縄を括り付けた。
滑車が回ると、意に反して両手が上がる。
両手は伸び切り、遂には爪先立ちになった。
全身の縄は股間に集中して食い込んでくる。
そしてディルドがより深い位置に到達した。
(つづく)
しかしそれに嫌悪は感じない。
愛おしい巨根を交錯する意識の中で愛撫する。
ブレーキが踏まれ、亀頭のピアスが喉チンコに当たった。
「うっ!」声が漏れる。
「着いたぞ。」
タケルは巨根を仕舞い、ジッパーを上げ、ボタンを留めた。
逆再生のビデオの様だ。
レザーの短パンの膨らみから、目が離せない。
真っ暗な寝室に連れて行かれた。
タケルがスイッチを押すと、仄かに内部が浮かび上がる。
全て黒で統一された部屋から、大好きな香りが漂う。
後頭部を掴まれ、唇を押し付けてきた。
大量の唾液が送り込まれてくる。
それを必死で貪った。
汚れた身体が浄化される気がしたのだ。
「シャワーは浴びなくていいの?」
自分の汗臭ささが気になる。
芳しい香水の邪魔をしていた。
「いや、このままでいい。
ありのままのお前を抱きたいんだ。
マジ、覚悟は出来ているのか?
引き返すなら、今の内だ。」
タケルが最終勧告を出す。
それは自身に対して、念を押している様だった。
真剣な眼差しで頷く。
今の自分は引き返す事も先に進む事も出来ない。
「分かった。」
タケルはそれだけ言うと、部屋から出て行った。
ドアの開く音に振り向く。
「あっ!」驚愕の声をあげる。
そこに立っているのはマスクを被ったハーネス男だった。
チャップスとブーツで武装している。
クールなタケルのイメージとは程遠い。
勇ましい巨根は臨戦態勢が充分に整っている。
血管が幾重にも浮かび上がり、亀頭はパンパンに張っていた。
「か、格好いい…。」
声が漏れる。
ベッドに押し倒され、一層激しく唇を押し付けてきた。
レザーの味しかしない。
目と口だけが露出しているハーネス男とのキスは現実感が伴わなかった。
『やはり夢かもしれない。』
瞳を閉じてキスを堪能していると、ハーネス男の動きが止まった。
そっと目を開ける。
サバイバルナイフを持ったハーネス男が見下ろしていた。
淋しそうな瞳だ。
照明を反射した刃先が妖しく光る。
背筋に戦慄が走った。
タケルにそんな性癖があったとしても、受け入れる覚悟は出来ている。
失う物はなかった。
ハーネス男はエイタを俯せにすると、アナル部分に刃先を突き立てる。
それをゆっくり動かし、切れ目を広げていく。
ナイフを置くと、唾液をたっぷり付けた指を挿入してきた。
安堵感が一気に押し寄せる。
指の動きに合わせ、身体が反応した。
ハーネス男が手を伸ばす。
ベッドに備え付けられている引き出しから、ディルドを取り出した。
それはあまりに太く、大きな一物だ。
殺意さえ受け入れる覚悟があったのに、その巨大さに慄いた。
怯える表情を見せると、ハーネス男は優しいキスをする。
不思議なくらい恐怖感は薄れていく。
アナルに亀頭部が当たる。
それを無理して押し込まず、丹念に解す。
拳程ある亀頭部が入る。
ハーネス男はそこで手を止めた。
腰を振り、更なる進入を強請る。
すっかりハーネス男のペースに嵌まっていた。
「は、早く、もっと、奥へ…。」
始めて懇願する。
ハーネス男は相好を崩すと、進入するスピードを加速させた。
未知なる異物の侵入に、激しく身悶える。
しかしそれは目眩く快楽の故だった。
焦ることなく、充分な時間を費やし、巨大なディルドを入れ切った。
ハーネス男は部屋の隅から縄を持って来る。
それを器用に使い、エイタを縛り上げた。
初めての亀甲縛りに、得も言われぬ快感が押し寄せる。
天井の滑車から伸びているフックに両手の縄を括り付けた。
滑車が回ると、意に反して両手が上がる。
両手は伸び切り、遂には爪先立ちになった。
全身の縄は股間に集中して食い込んでくる。
そしてディルドがより深い位置に到達した。
(つづく)
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