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Chapter24(沖縄バトル編)
Chapter24-⑦【サマータイム グラフィティ】
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「そんなカッカすんな。
人の忠告は聞いとくもんだぜ。
暑苦しいから、海でも入ってくるか。」
クニシゲは海に向かって走り出す。
来た時に広々としていた砂浜はかなり水没している。
シートの1メートル手前まで、波が寄せていた。
「ねえ、シート移動した方が良くない?」
空気を変え様と、慌てた振りをして提案をする。
「そうだな。ヤマト、反対側を持ってくれ。」
冷静さを取り戻したリクが行動に移る。
いつまでも引きずらない正確に好感を持った。
「そろそろ満潮だな。
ちょくら海に入って来るから、荷物を見ててくれ。」
リクは海に入ると、クロールで沖に向かった。
シートに座り、沖を眺める。
肌がジリジリと焼けていく感覚が心地好い。
身体にオイルを塗り、大の字に横たわる。
日焼けに専念しようと思うが、欲求不満のマラが邪魔をした。
「おう、かなり悶々としているみたいだな。」
戻って来たクニシゲが声を掛けてきた。
逆光の中、濡れた六尺が眩しい。
短髪を掻き上げると、飛沫が散った。
「リクも懲りない奴だ。
いつも自分が管理されている貞操具をお前に装着するなんてよ。
節操なさ過ぎだぜ。」
クニシゲが呆れ顔で言う。
「これって、いつもはリクが付けられているの?誰に?」
意外な話に興味を持つ。
「ああ、バトルのマスターに管理されてたからな。」
答えは過去完了形だった。
「あいつ、マスターと巨根の学生に二股してたんだ。
それが二人にばれて、総スカンだ。
こんな狭い島で上手くいく訳ないのに、馬鹿な奴だ。」
その補足を聞き、視線を沖に向ける。
巨根の学生というのはショーゴの事だと分かった。
「リクも大変なんだな。」
一人で泳ぐリクに同情する。
「お前みたいな内地の奴にしか、相手にしてもらえねぇからな。
まあ、自業自得だけどよ。」
その言い方に憐れみを感じ取った。
「じゃあ、俺はそろそろ行くぜ。またな。」
クニシゲは荷物を纏めると、去って行った。
横になり、青空を見上げる。
雲ひとつない澄み切った空に吸い込まれそうだ。
蝉の鳴き声が次第に遠退いていく。
話し声で、目を覚ます。
「おう、起きたか。
行きつけの店のゴウさんだ。」
リクが隣で話していた男を紹介する。
男は角刈りで、長い揉み上げと口髭を蓄えていた。
レイバンのサングラスをした容姿はハードゲイ的な風貌だ。
きっとバトルのマスターだろう。
「ヤマトです。」ちょこんと頭を下げる。
サングラス越しにも分かる鋭い視線で、全身を舐め回す。
「中々のMだな。」
ゴウは口を開くと、ドスの利いた低音を響かせた。
「東京から俺を追って来たんすよ。」
太鼓持ちの様な口調でリクが言う。
「まだまだ黒さが足らねぇが、このデカい乳首は責め甲斐がありそうだ。」
冷たい視線が乳首に突き刺さる。
「そうでしょ!
こいつ乳首を噛むと、『もっと強く噛んでくれ!』って、いい声で鳴きますよ。」
リクは言うより早く、乳首を摘んだ。
「うっ!」刺激を受け、声を漏らしてしまう。
貯まっていた欲求が乳首に集まる。
「ほら、敏感でしょ?」
リクは得意顔をゴウに向けた。
「根元から噛んでやれ。」
鋭い命令が飛ぶ。
「押忍!」リクは威勢良く返事すると、乳首に噛み付く。
「ぐわぁ!」快感が下半身に押し寄せてきた。
ケージの中で、勃起したマラが出口を模索する。
「そのまま引っ張れ。」
腕を組んだゴウが指示する。
歯を食い縛ったリクが顔を離す。
「ぐわっ、ぐわぁ!」
乳首がゴムの様に伸び、痛みによる快感に飲み込まれる。
ゴウは立ち上がると、ジーンズのジッパーをゆっくり下げた。
(つづく)
人の忠告は聞いとくもんだぜ。
暑苦しいから、海でも入ってくるか。」
クニシゲは海に向かって走り出す。
来た時に広々としていた砂浜はかなり水没している。
シートの1メートル手前まで、波が寄せていた。
「ねえ、シート移動した方が良くない?」
空気を変え様と、慌てた振りをして提案をする。
「そうだな。ヤマト、反対側を持ってくれ。」
冷静さを取り戻したリクが行動に移る。
いつまでも引きずらない正確に好感を持った。
「そろそろ満潮だな。
ちょくら海に入って来るから、荷物を見ててくれ。」
リクは海に入ると、クロールで沖に向かった。
シートに座り、沖を眺める。
肌がジリジリと焼けていく感覚が心地好い。
身体にオイルを塗り、大の字に横たわる。
日焼けに専念しようと思うが、欲求不満のマラが邪魔をした。
「おう、かなり悶々としているみたいだな。」
戻って来たクニシゲが声を掛けてきた。
逆光の中、濡れた六尺が眩しい。
短髪を掻き上げると、飛沫が散った。
「リクも懲りない奴だ。
いつも自分が管理されている貞操具をお前に装着するなんてよ。
節操なさ過ぎだぜ。」
クニシゲが呆れ顔で言う。
「これって、いつもはリクが付けられているの?誰に?」
意外な話に興味を持つ。
「ああ、バトルのマスターに管理されてたからな。」
答えは過去完了形だった。
「あいつ、マスターと巨根の学生に二股してたんだ。
それが二人にばれて、総スカンだ。
こんな狭い島で上手くいく訳ないのに、馬鹿な奴だ。」
その補足を聞き、視線を沖に向ける。
巨根の学生というのはショーゴの事だと分かった。
「リクも大変なんだな。」
一人で泳ぐリクに同情する。
「お前みたいな内地の奴にしか、相手にしてもらえねぇからな。
まあ、自業自得だけどよ。」
その言い方に憐れみを感じ取った。
「じゃあ、俺はそろそろ行くぜ。またな。」
クニシゲは荷物を纏めると、去って行った。
横になり、青空を見上げる。
雲ひとつない澄み切った空に吸い込まれそうだ。
蝉の鳴き声が次第に遠退いていく。
話し声で、目を覚ます。
「おう、起きたか。
行きつけの店のゴウさんだ。」
リクが隣で話していた男を紹介する。
男は角刈りで、長い揉み上げと口髭を蓄えていた。
レイバンのサングラスをした容姿はハードゲイ的な風貌だ。
きっとバトルのマスターだろう。
「ヤマトです。」ちょこんと頭を下げる。
サングラス越しにも分かる鋭い視線で、全身を舐め回す。
「中々のMだな。」
ゴウは口を開くと、ドスの利いた低音を響かせた。
「東京から俺を追って来たんすよ。」
太鼓持ちの様な口調でリクが言う。
「まだまだ黒さが足らねぇが、このデカい乳首は責め甲斐がありそうだ。」
冷たい視線が乳首に突き刺さる。
「そうでしょ!
こいつ乳首を噛むと、『もっと強く噛んでくれ!』って、いい声で鳴きますよ。」
リクは言うより早く、乳首を摘んだ。
「うっ!」刺激を受け、声を漏らしてしまう。
貯まっていた欲求が乳首に集まる。
「ほら、敏感でしょ?」
リクは得意顔をゴウに向けた。
「根元から噛んでやれ。」
鋭い命令が飛ぶ。
「押忍!」リクは威勢良く返事すると、乳首に噛み付く。
「ぐわぁ!」快感が下半身に押し寄せてきた。
ケージの中で、勃起したマラが出口を模索する。
「そのまま引っ張れ。」
腕を組んだゴウが指示する。
歯を食い縛ったリクが顔を離す。
「ぐわっ、ぐわぁ!」
乳首がゴムの様に伸び、痛みによる快感に飲み込まれる。
ゴウは立ち上がると、ジーンズのジッパーをゆっくり下げた。
(つづく)
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