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Chapter22(憧憬編)
Chapter22-⑤【Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~】
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これから何が起こるのか、さっぱり分からない。
「じゃあ、俺からやるぜ。」
ケイが並べられたリングをじっと見詰めた。
その中から大きめの物を取ると、フックに掛ける。
リングの重さで、乳首が伸びた。
「次は私ね。これだけ立派な乳首だから、まだまだいけるわ。」
ミツルは一番大きいリングを掛けた。
チェーンが一気に沈み、乳首を引っ張る。
「おおっ!」痛みより、快楽が上回る。
「いい表情だな。
そろそろ危ないかな?」
マモルが小振りのリングを選ぶ。
徐々に加わる痛みは拷問の様だ。
「よし、勝負だ!」
ケイは一番太いリングを引っ掛けた。
クリップが少しずれたが、かろうじて乳首の先で止まる。
「危ねぇ!」ケイが胸を撫で下ろす。
先端で止まったクリップが新たな痛みを加えた。
「おっ、おっ、おお!」
呻き声が止まらない。
「そろそろヤバいわね。」
ミツルは一番小さいのをチョイスする。
それも何とか持ち堪えた。
震える手がリングを掛ける。
「セーフ!」マモルは胸の前で両手を広げ、大声で言った。
「さすが先輩だな。
三周目に突入だぜ!」
ケイも慎重にリングを掛ける。
そっと手を離すが、スローモーションの様に先端が動く。
そしてクリップは乳首から外れ、リングが床に転がった。
ぶちまけられたリングが散乱する。
「うわぁ!」ケイは悲鳴を上げ、頭を抱えた。
「はい、次はケイちゃんの番。
その顔が歪むのが楽しみだよ。」
マモルは楽しげにグラスを傾ける。
やっと意味が分かり、一緒に大笑いした。
その時、ドアが開いた。
「楽しそううじゃん!」
入って来た男は何事かと、中を見回す。
ケイは男を見ると、顔を背けた。
ロン毛の男はブランド物のTシャツに白いレザーパンツを合わせている。
見た感じ20代前半に思えた。
「入れよ。」男はドアの外に声を掛ける。
続いて入って来たのは、プロレスラーの様ながっちりした大男だった。
メッシュのシャツは迫り出した大胸筋ではち切れそうだ。
その下に、ぶっ太りいピアスが光る。
下半身もピチピチのスパッツを穿き、インナーのケツワレが透けていた。
元は白いと思われるスパッツは雄汁で黄ばんでいる。
勇ましいルックスとは掛け離れた風貌だ。
この格好でここまで来たのかと、目を見張る。
「何盛り上がっているのかと思ったら、変態Mで遊んでいたのか。」
男の冷たい視線が貫く。
「カイトちゃん、いらっしゃい。
ボトルでいいかしら?」
ミツルがおしぼりを置く。
「ああ、頼むよ。
後で、奥貸して。」
ミツルと話すカイトは視線は外さない。
L字型のカウンターの両端に座っているので、自然と視線が合ってしまう。
「先輩、奥へ行こう!」
不機嫌に立ち上がったケイに手を引かれた。
「ママ、奥使うよ!」
声を掛けると、出入口の脇にあるドアを乱暴に開ける。
「ケイ、元気そうだな?
俺達も後から使うからな。」
カイトの問い掛けに答える事なく、中へ入った。
微かな照明の中、浮かび上がる空間は10畳程度でコンクリートが剥き出しだ。
大型のモニターが置いてあり、モザイクなしの洋モノの映像が流れている。
隅にはブランコ、ポール、ベッドが設置されていた。
「先輩、どれで責められたいか?」
抑揚のない声がする。
「ブ、ブランコかな…。」始めて聞く声に返事が震えた。
「じゃあ、こっち来いよ。」
ケイが手を引っ張る。
下半身の縄が解かれ、マラの根本を更にキツく縛られた。
グロテスクなマラがおぞましい。
ブランコに乗ると、両手首を固定された。
冷たい感触にぞっとする。
(つづく)
「じゃあ、俺からやるぜ。」
ケイが並べられたリングをじっと見詰めた。
その中から大きめの物を取ると、フックに掛ける。
リングの重さで、乳首が伸びた。
「次は私ね。これだけ立派な乳首だから、まだまだいけるわ。」
ミツルは一番大きいリングを掛けた。
チェーンが一気に沈み、乳首を引っ張る。
「おおっ!」痛みより、快楽が上回る。
「いい表情だな。
そろそろ危ないかな?」
マモルが小振りのリングを選ぶ。
徐々に加わる痛みは拷問の様だ。
「よし、勝負だ!」
ケイは一番太いリングを引っ掛けた。
クリップが少しずれたが、かろうじて乳首の先で止まる。
「危ねぇ!」ケイが胸を撫で下ろす。
先端で止まったクリップが新たな痛みを加えた。
「おっ、おっ、おお!」
呻き声が止まらない。
「そろそろヤバいわね。」
ミツルは一番小さいのをチョイスする。
それも何とか持ち堪えた。
震える手がリングを掛ける。
「セーフ!」マモルは胸の前で両手を広げ、大声で言った。
「さすが先輩だな。
三周目に突入だぜ!」
ケイも慎重にリングを掛ける。
そっと手を離すが、スローモーションの様に先端が動く。
そしてクリップは乳首から外れ、リングが床に転がった。
ぶちまけられたリングが散乱する。
「うわぁ!」ケイは悲鳴を上げ、頭を抱えた。
「はい、次はケイちゃんの番。
その顔が歪むのが楽しみだよ。」
マモルは楽しげにグラスを傾ける。
やっと意味が分かり、一緒に大笑いした。
その時、ドアが開いた。
「楽しそううじゃん!」
入って来た男は何事かと、中を見回す。
ケイは男を見ると、顔を背けた。
ロン毛の男はブランド物のTシャツに白いレザーパンツを合わせている。
見た感じ20代前半に思えた。
「入れよ。」男はドアの外に声を掛ける。
続いて入って来たのは、プロレスラーの様ながっちりした大男だった。
メッシュのシャツは迫り出した大胸筋ではち切れそうだ。
その下に、ぶっ太りいピアスが光る。
下半身もピチピチのスパッツを穿き、インナーのケツワレが透けていた。
元は白いと思われるスパッツは雄汁で黄ばんでいる。
勇ましいルックスとは掛け離れた風貌だ。
この格好でここまで来たのかと、目を見張る。
「何盛り上がっているのかと思ったら、変態Mで遊んでいたのか。」
男の冷たい視線が貫く。
「カイトちゃん、いらっしゃい。
ボトルでいいかしら?」
ミツルがおしぼりを置く。
「ああ、頼むよ。
後で、奥貸して。」
ミツルと話すカイトは視線は外さない。
L字型のカウンターの両端に座っているので、自然と視線が合ってしまう。
「先輩、奥へ行こう!」
不機嫌に立ち上がったケイに手を引かれた。
「ママ、奥使うよ!」
声を掛けると、出入口の脇にあるドアを乱暴に開ける。
「ケイ、元気そうだな?
俺達も後から使うからな。」
カイトの問い掛けに答える事なく、中へ入った。
微かな照明の中、浮かび上がる空間は10畳程度でコンクリートが剥き出しだ。
大型のモニターが置いてあり、モザイクなしの洋モノの映像が流れている。
隅にはブランコ、ポール、ベッドが設置されていた。
「先輩、どれで責められたいか?」
抑揚のない声がする。
「ブ、ブランコかな…。」始めて聞く声に返事が震えた。
「じゃあ、こっち来いよ。」
ケイが手を引っ張る。
下半身の縄が解かれ、マラの根本を更にキツく縛られた。
グロテスクなマラがおぞましい。
ブランコに乗ると、両手首を固定された。
冷たい感触にぞっとする。
(つづく)
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