妄想日記1<<ORIGIN>>

YAMATO

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Chapter15(ピピ島編)

Chapter15-⑥【Sailing my life】

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「ヤマトさん、起きろよ。」
早朝タケルに叩き起こされた。
「今、何時?」夜半まで飲み続けて、寝足りない。
「もう6時過ぎだ。
朝飯、抜きでいいのか?」タケルが怒鳴る。
「朝飯は食うよ!痛い!」股間の痛みで飛び起きた。
朝立ちしたマラが貞操具の中で藻掻いている。
メインダイニングはフルブレックファーストで、ありとあらゆるものが揃っていた。
「ここにある食材を全てパソコンに打ち込んでくれ。
料理、パン、フルーツ、ドレッシングひとつ残らずな。」
タケルがノートパソコンを渡す。
「ただし1時間しかないから、急いでくれ。
船に乗り遅れたら面倒だ。」
眠たげな姿に釘を刺された。
タケルがメニューを書いたメモを次々に渡してくる。
それをパソコンに打ち込んでいく。
タイに来て、初めての仕事だ。
睡魔を吹き飛ばし、奮起する。
結局40分で作業が終わった。
「完了だ。これでやっと食えるな。
と言っても、7時30分には迎えが来るから急げ!」
タケルはそう言うと、凄い勢いで食べ出す。
のんびり選んでる暇はなさそうだ。
慌てて、高そうな食材に手を伸ばした。
 
ホテルから港までは車で40分程度だった。
9時出港なので、まだ余裕がある。
青空の広がる港で記念撮影をして、出港を待つ。
しかし、ここからが大変だった。
港の桟橋には一隻しか着岸出来ない。
その為、その横に一隻、またその横に一隻と停泊している。
横づけされた船間は簡易な鉄製の橋があるだけだ。
20キロ近いスーツケースを持って船間を渡るのは容易でない。
一歩間違うと、海へ転落だ。
船を三隻通り越し、四隻目が目的の船だった。
タケルが流暢な英語で、船員に確認する。
「このフェリーで間違いない。
後3時間もすると、ピピ島に到着だ。
ヤマトさん、寝ててもいいぞ。」
タケルはパソコンを開き、仕事を始める。
窓からぼんやり景色を眺めていたが、いつしか眠りに落ちていた。
 
下半身の痛みで目を覚ます。
勃起したマラが貞操具で抑えられ、窮屈な状態になっていた。
船は大海原を疾走しているが、窓には雨粒が当たっている。
「これって、雨?」目を擦りながら聞く。
「港を出てから30分くらいは晴れていたけど。
だんだん雲が多くなって、今じゃこれだ。」
タケルがうんざりした顔で答える。
「便所に行かないか?
気分転換だ。」
鋭利な顎がトイレマークを指す。
窓から視線を外し、大きく頷く。
欲求不満と朝立ちが重なって、貪欲に巨根を欲した。
タケルは隣の老夫婦に荷物を見てて欲しいと頼み、席を立つ。
船の後方に便所はあった。
タンクトップを捲り上げると、タケルが乳首を愛撫する。
ヒリヒリした痛みで、昨夜の余韻を思い出す。
「ヤマトさん、絶対声は出すなよ!」
タケルが厳重に注意する。
声を出さずに何度も頷く。
歯先が肉に食い込む。
そして徐々に力が加わってきた。
「ぁぁぁ。」つい声が出てしまう。
タケルが思い切り睨む。
慌てて口を一文字に結び、乳首責めに堪える。
「今日は昨日より、更に根元で固定するぞ。
乳首を根元から引っ張れ。
もっと下だ。」
タケルは指示すると、素早く乳首を紐で結ぶ。
昨日よりデカイ乳首、いや肉の塊となった。
タケルの噛む、吸うの繰り返しに、身体を震わせて耐える。
短パンは貞操具から漏れた先走りで、びしょ濡れだ。
「ヤマトさん、まさかイッてないよな?」
タケルが確認する程だ。
「今日はこいつをオプションで追加してやる。」
サーフパンツのポケットから、チェーンを取り出す。
それは乳首責めの器具だが、いつも見かけるクリップではない。
先が四分割された鉄製の物だった。
その間に乳首を挟み、奥にある輪っかを下げる。
すると分割された空間が狭まる仕組みだ。
剥き出しの先端が乳首に襲い掛かってきた。
 
 
(つづく)
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