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Chapter12(小坪編)
Chapter12-⑩【Eyes to me】
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刺激臭に満ちたマラをロードレーサーは如何にも美味そうにフェラした。
中腰で尻をこちらに向けている。
大臀から大腿にかけての筋肉が素晴らしく、夕陽に汗ばんだ筋肉が輝いていた。
トモカズは気持ち良さそうに瞳を閉じている。
昼間の様子を思い出し、乳首にしゃぶり付く。
「おお!いいぜ。もっと強く噛めよ。」
トモカズは後頭部を押さえ込むと、乳首に押し付ける。
鼻で息をして、乳首を離さない。
更に強く噛むと、トモカズはのけ反って快楽を表現する。
「おっ、イクぜ!」
身体を痙攣させながら、一段と強い力で後頭部を抑えつけてきた。
余程乳首が感じるらしい。
「あー、スッキリした。」
トモカズは足下にあったジーンズのポケットからティッシュを抜く。
「何て名前?」
ティッシュをロードレーサーに渡す。
「俺っすか?カケル。」
ザーメンを滴らした口が名乗った。
ザーメン塗れの端正な顔立ちを見入る。
「俺はトモ、こっちのマッチョはヤマトさん。
カケルは下半身が凄いけど、毎日チャリ乗っているのか?」
トモカズがジーンズを穿きながら聞いた。
「毎日じゃないけど、週末はロードに出てる。」
カケルがチラッと俺を見て答える。
口を拭く事なく、ティッシュを寄越す。
視線を逸らすためにカケルの股間を見た。
「あれ?まだ勃起したままじゃん。」
驚いて声をあげた。
さっき枯れ葉にザーメンをぶちまけたペニスはまたその頭を擡げている。
「まだ出し足りないのか?
カケルは絶倫か!」
トモカズも呆れる。
「そうかもしれない。
普通でも抜かずに二発はイケる。
ヤマトさんのケツでイカせてくれないか?」
カケルがサングラスを額の上に乗せた。
凛々しい目元はまるで韓流俳優の様だ。
待っているトモカズを見る。
もう駐車して30分以上経っている筈だ。
「兄貴の好きにしろよ。
俺は車に戻っているから。」
トモが早口に言う。
射精してスッキリすると、今度は車に残してきた二人が気になるらしい。
「ああ、なるべく早く戻るよ。」
時計は既に5時を廻っていた。
「もう5時か、だったら兄貴はここに残れば?
この渋滞じゃ箱根は無理だから、俺達は東京に戻るよ。」
俺の時計を覗き込んだトモカズが気遣う。
そう言われても、即断出来ない。
カケルの股間で亀頭が膨らんだ
「言葉に甘えて、そうしようかな。
ならユーキの事を頼むよ。
上手く言っておいて。」
ユーキには悪いが、目の前の筋肉美とサイクリングウエアの誘惑には勝てない。
「任せておけよ。
途中で飯食ったら、都内の駅まで送っておくよ。」
トモカズは気持ち良く引き受けてくれる。
「ありがとう。」
気持ちを込めて礼を言う。
「出し過ぎは体に毒だぜ。
あまり無理すんなよ。」
トモカズは二人を半々に見て言った。
来た時に五月蠅かったアブラゼミがいつの間にかヒグラシに変わっていた。
「だったら俺の家に来ないか?」
ウエアを着直したカケルが誘う。
股間に浮かぶペニスが三度目の欲情に点火した。
「近いの?」
落ちていたスパッツを拾う。
その時、ケツワレをトモカズに返してないことに気付く。
ユーキにラインした時に、トモカズの連絡先を聞いて貰おう。
「辻堂だから近いよ。」
カケルがキスを求めてきた。
サングラスに自分の顔が映ると、唇が重なった。
ザーメンの臭いが、口いっぱいに広がる。
時間の経過したザーメンは強烈で、耽美な思いを加速させた。
「後でさ、その中出ししたケツワレを穿かせてくれないか。」
カケルが耳元で囁く。
蝉時雨が日没の近い事を知らせた。
(完)
中腰で尻をこちらに向けている。
大臀から大腿にかけての筋肉が素晴らしく、夕陽に汗ばんだ筋肉が輝いていた。
トモカズは気持ち良さそうに瞳を閉じている。
昼間の様子を思い出し、乳首にしゃぶり付く。
「おお!いいぜ。もっと強く噛めよ。」
トモカズは後頭部を押さえ込むと、乳首に押し付ける。
鼻で息をして、乳首を離さない。
更に強く噛むと、トモカズはのけ反って快楽を表現する。
「おっ、イクぜ!」
身体を痙攣させながら、一段と強い力で後頭部を抑えつけてきた。
余程乳首が感じるらしい。
「あー、スッキリした。」
トモカズは足下にあったジーンズのポケットからティッシュを抜く。
「何て名前?」
ティッシュをロードレーサーに渡す。
「俺っすか?カケル。」
ザーメンを滴らした口が名乗った。
ザーメン塗れの端正な顔立ちを見入る。
「俺はトモ、こっちのマッチョはヤマトさん。
カケルは下半身が凄いけど、毎日チャリ乗っているのか?」
トモカズがジーンズを穿きながら聞いた。
「毎日じゃないけど、週末はロードに出てる。」
カケルがチラッと俺を見て答える。
口を拭く事なく、ティッシュを寄越す。
視線を逸らすためにカケルの股間を見た。
「あれ?まだ勃起したままじゃん。」
驚いて声をあげた。
さっき枯れ葉にザーメンをぶちまけたペニスはまたその頭を擡げている。
「まだ出し足りないのか?
カケルは絶倫か!」
トモカズも呆れる。
「そうかもしれない。
普通でも抜かずに二発はイケる。
ヤマトさんのケツでイカせてくれないか?」
カケルがサングラスを額の上に乗せた。
凛々しい目元はまるで韓流俳優の様だ。
待っているトモカズを見る。
もう駐車して30分以上経っている筈だ。
「兄貴の好きにしろよ。
俺は車に戻っているから。」
トモが早口に言う。
射精してスッキリすると、今度は車に残してきた二人が気になるらしい。
「ああ、なるべく早く戻るよ。」
時計は既に5時を廻っていた。
「もう5時か、だったら兄貴はここに残れば?
この渋滞じゃ箱根は無理だから、俺達は東京に戻るよ。」
俺の時計を覗き込んだトモカズが気遣う。
そう言われても、即断出来ない。
カケルの股間で亀頭が膨らんだ
「言葉に甘えて、そうしようかな。
ならユーキの事を頼むよ。
上手く言っておいて。」
ユーキには悪いが、目の前の筋肉美とサイクリングウエアの誘惑には勝てない。
「任せておけよ。
途中で飯食ったら、都内の駅まで送っておくよ。」
トモカズは気持ち良く引き受けてくれる。
「ありがとう。」
気持ちを込めて礼を言う。
「出し過ぎは体に毒だぜ。
あまり無理すんなよ。」
トモカズは二人を半々に見て言った。
来た時に五月蠅かったアブラゼミがいつの間にかヒグラシに変わっていた。
「だったら俺の家に来ないか?」
ウエアを着直したカケルが誘う。
股間に浮かぶペニスが三度目の欲情に点火した。
「近いの?」
落ちていたスパッツを拾う。
その時、ケツワレをトモカズに返してないことに気付く。
ユーキにラインした時に、トモカズの連絡先を聞いて貰おう。
「辻堂だから近いよ。」
カケルがキスを求めてきた。
サングラスに自分の顔が映ると、唇が重なった。
ザーメンの臭いが、口いっぱいに広がる。
時間の経過したザーメンは強烈で、耽美な思いを加速させた。
「後でさ、その中出ししたケツワレを穿かせてくれないか。」
カケルが耳元で囁く。
蝉時雨が日没の近い事を知らせた。
(完)
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