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Chapter11(初戀編)
Chapter11-②【自由への招待】
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「プールでさ、ユーキが途中で帰った本当の理由を教えて。」
核心を聞く為にスイッチを切る。
「えっ?だから仕事だよ…。」
ユーキが狼狽しているのは明白だった。
「吐け!」
再びスイッチをオンにする。
「ユーキはミサキさんの事を知っているだろ?」
畳み込んで聞く。
「別に怒ってる訳じゃないんだ。
逆に感謝しているぐらいだよ。
だから本当の事を知りたいんだ。」
今度は優しく諭す。
「ホント、知ら、ない、よ。」
ユーキは頑なに言い張った。
股間は既にびしょ濡れだ。
ユーキの体質を知らなければ、小便を漏らしたと思うだろう。
濡れた所為で勃起したマラがスパッツに張り付き、露骨に姿を現していた。
「だったらレベルを上げるまでだ。」
レベルを8に上げる。
低いモーター音がF1並の甲高い音に変わった。
「わぁ、わぁ、わぁ!」
先走りだけでなく、顔も脂汗でびっしょりだ。
「ここでクソを漏らしたって、俺は一向に構わないし。」
ユーキが話すまで、スイッチを切る気は毛頭ない。
「わ、分かった。
マジ、漏れる。」
ユーキは涙目で、貧乏揺すりを繰り返す。
必死で耐えるのも限界の様だ。
一気にマックスの10にレベルを上げる。
『グィーン。』モーター音の唸りが増す。
「は、話すから、と、止めて!」
遂に音を上げた。
スイッチを切ると、静寂が戻った。
「はぁ、はぁ、はぁ。」
ユーキは肩で息をしている。
全身汗だくで、薄手のタンクトップが大胸筋に張り付く。
丸で服を着たままシャワーを浴びた様だ。
そこに自慢の肥大乳首が君臨している。
この透けた筋肉のエロさは、俺達フェチにとっては全裸の比ではない。
俺のマラもレザーパンツの中で解放を叫んでいた。
「察しの通り、実は知ってた。」
ユーキが躊躇しながら話し出す。
ジムでかなりの変態と知り合った事をミサキに話したらしい。
珍しく聞き入っている事からミサキが興味を抱いたと分かる。
そこでプールに誘う指示を受け、ユーキは実行した。
当日ミサキがチェックする。
そして気に入った場合は適当な理由を付けて、ユーキが退場するシナリオだった。
「そのシナリオにまんまとひっかかった訳か。」
話を聞いて、納得する。
「そんな悪気はなかったんだよ。
軽い紹介のつもりだったんだ。」
ユーキが言い訳した。
だが騙された感は拭い去れない。
こんな手の込んだ事をするミサキだから、ハーネス男の件も間違いなさそうだ。
ミサキの事は嫌いではないが、依存心は失速していた。
「俺が喋った事をミサキに言わないでよ。」
ユーキが両手を合わせた。
「勿論言わないよ。」
浮かない気分でウインクする。
話した所でミサキが逆切れするのは目に見えていた。
「さあ、トレーニングに行こうか。」
荷物を持って、立ち上がる。
ユーキは動かない。
「どうしたの?」
不審に思い、声を掛ける。
「これ見てよ。」
股間を指す。
勃起したマラは赤いスパッツを持ち上げていた。
鈴口まで透けている。
「おお!スゲー格好いいじゃん。
ほら、俺だって。」
自分のマラを指して、ピクピクと動かして見せる。
二人で同時に笑う。
萎えてた気分が少し上向きになった。
レジに向かう途中、汗びっしょりのユーキに振り向く人がいた。
『勃起にも気付いただろうか?』
だが今、そんな事はどうでも良い。
自由な気分の中、ユーキと二人で勃起している開放感が心地好かった。
(つづく)
核心を聞く為にスイッチを切る。
「えっ?だから仕事だよ…。」
ユーキが狼狽しているのは明白だった。
「吐け!」
再びスイッチをオンにする。
「ユーキはミサキさんの事を知っているだろ?」
畳み込んで聞く。
「別に怒ってる訳じゃないんだ。
逆に感謝しているぐらいだよ。
だから本当の事を知りたいんだ。」
今度は優しく諭す。
「ホント、知ら、ない、よ。」
ユーキは頑なに言い張った。
股間は既にびしょ濡れだ。
ユーキの体質を知らなければ、小便を漏らしたと思うだろう。
濡れた所為で勃起したマラがスパッツに張り付き、露骨に姿を現していた。
「だったらレベルを上げるまでだ。」
レベルを8に上げる。
低いモーター音がF1並の甲高い音に変わった。
「わぁ、わぁ、わぁ!」
先走りだけでなく、顔も脂汗でびっしょりだ。
「ここでクソを漏らしたって、俺は一向に構わないし。」
ユーキが話すまで、スイッチを切る気は毛頭ない。
「わ、分かった。
マジ、漏れる。」
ユーキは涙目で、貧乏揺すりを繰り返す。
必死で耐えるのも限界の様だ。
一気にマックスの10にレベルを上げる。
『グィーン。』モーター音の唸りが増す。
「は、話すから、と、止めて!」
遂に音を上げた。
スイッチを切ると、静寂が戻った。
「はぁ、はぁ、はぁ。」
ユーキは肩で息をしている。
全身汗だくで、薄手のタンクトップが大胸筋に張り付く。
丸で服を着たままシャワーを浴びた様だ。
そこに自慢の肥大乳首が君臨している。
この透けた筋肉のエロさは、俺達フェチにとっては全裸の比ではない。
俺のマラもレザーパンツの中で解放を叫んでいた。
「察しの通り、実は知ってた。」
ユーキが躊躇しながら話し出す。
ジムでかなりの変態と知り合った事をミサキに話したらしい。
珍しく聞き入っている事からミサキが興味を抱いたと分かる。
そこでプールに誘う指示を受け、ユーキは実行した。
当日ミサキがチェックする。
そして気に入った場合は適当な理由を付けて、ユーキが退場するシナリオだった。
「そのシナリオにまんまとひっかかった訳か。」
話を聞いて、納得する。
「そんな悪気はなかったんだよ。
軽い紹介のつもりだったんだ。」
ユーキが言い訳した。
だが騙された感は拭い去れない。
こんな手の込んだ事をするミサキだから、ハーネス男の件も間違いなさそうだ。
ミサキの事は嫌いではないが、依存心は失速していた。
「俺が喋った事をミサキに言わないでよ。」
ユーキが両手を合わせた。
「勿論言わないよ。」
浮かない気分でウインクする。
話した所でミサキが逆切れするのは目に見えていた。
「さあ、トレーニングに行こうか。」
荷物を持って、立ち上がる。
ユーキは動かない。
「どうしたの?」
不審に思い、声を掛ける。
「これ見てよ。」
股間を指す。
勃起したマラは赤いスパッツを持ち上げていた。
鈴口まで透けている。
「おお!スゲー格好いいじゃん。
ほら、俺だって。」
自分のマラを指して、ピクピクと動かして見せる。
二人で同時に笑う。
萎えてた気分が少し上向きになった。
レジに向かう途中、汗びっしょりのユーキに振り向く人がいた。
『勃起にも気付いただろうか?』
だが今、そんな事はどうでも良い。
自由な気分の中、ユーキと二人で勃起している開放感が心地好かった。
(つづく)
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