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Chapter9(異心編)
Chapter9-⑤【南風】
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翌日、地図を頼りにミサキの家を目指す。
地図に書き込まれた公園は有名な発展公園だ。
何度か来た事があったので、迷うことはない。
公園沿いにミサキの住んでいるマンションがあった。
着いた旨を知らせるメールを出す。
暫くすると、ミサキがエントランスから出て来た。
「おはよう。ここ、すぐに分かった?」
ミサキが欠伸をしながら聞く。
「おはようございます。」
ミサキの姿に見とれて、ありきたりな挨拶をする。
ところどころ破れた白いタンクトップに、白いエナメルの短パンを穿いていた。
短パンはスパッツの様にピッタリ張り付いている。
朝立ちしたペニスがくっきりと浮き出ていた。
「じゃあ、車を出して来るから、ここで待ってて。」
ミサキがエントランスの中へ戻っていく。
轟音を伴って、赤いZが現れた。
ルーフが外れ、オープンになっている。
「ダチに借りたんだ。
お前、運転出来るか?」
ミサキが不安そうに聞く。
「はい、大丈夫です。」
運転だけは自信がある。
気合いを込めて返事した。
「ならナビに行き先が入っているから、そこに向かって。」
ミサキは大きなトートバッグを後ろに積み、助手席に座った。
俺は運転席に座り、シートのポジションを合わせる。
アクセルを踏み込むと、マフラーが唸り、Zが発進した。
少しアクセルを踏むだけで、身体が持っていかれる。
バイトで乗っていた配送用トラックとは馬力が違う。
圧倒的な加速に戸惑いを覚えた。
ナビゲーション通りに進むと、首都高からアクアラインに入る。
「風が気持ちいいな!」
ミサキは両手を広げ、眠そうに伸びをした。
助手席の股間が気になる。
それを必死に堪え、運転に集中する。
前のめりになった背中に汗が伝う。
程なくしてトンネルに入る。
「しっかり運転しろよ。」
ミサキが大きく開いた胸元に手を突っ込む。
そして乳首にクリップを装着した。
「い、痛い!」
乳首に激痛が走る。
「これは本格的な物だから、先端にゴムは付いてないんだ。」
ミサキが冷淡に言う。
「うっす!」
気合いで応える。
「おう、気合い充分じゃん!
だったらこれはどうだ?」
クリップに繋がっているチェーンがピンと伸びた。
乳首が潰れそうで、冷や汗が止まらない。
漏れそうになる声を必死に堪える。
この位で弱音を吐きたくない。
直ぐに別の痛みが現れた。
勃起したマラを内径の狭いリングが締め付ける。
これは今朝も味わった痛みだ。
遂に限界を超えたクリップが乳首から離れた。
ミサキはこれを数回繰り返す。
「第一テストは合格だ。
この痛みで勃起する奴じゃないと、この先やっていけないからさ。」
ミサキは満足そうだ。
「暫くこれを付けてろ。」
再びクリップを装着する。
最初に感じた苦痛は快感に変わっていた。
Zはトンネルを通過して、海の上を走る。
ナビゲーションが次のインターで降りる様、表示した。
暫く走ると木更津の町に入る。
「そこのコンビニに入って。」
ミサキが顎でコンビニを指す。
「ここから先はミサキが運転するから。
お前は短パンを脱いで、助手席に座ってろ。」
ミサキがてきぱきと指示した。
「う、うっす!」
周りに人がいない事を確認して、短パンを脱ぐ。
そしてダッシュして、助手席へ向かう。
「じゃあ、第二テストの開始だ。」
ミサキは片手でハンドルを切ると、アクセルを踏む。
タイヤを軋ませ、Zは本線に出た。
(つづく)
地図に書き込まれた公園は有名な発展公園だ。
何度か来た事があったので、迷うことはない。
公園沿いにミサキの住んでいるマンションがあった。
着いた旨を知らせるメールを出す。
暫くすると、ミサキがエントランスから出て来た。
「おはよう。ここ、すぐに分かった?」
ミサキが欠伸をしながら聞く。
「おはようございます。」
ミサキの姿に見とれて、ありきたりな挨拶をする。
ところどころ破れた白いタンクトップに、白いエナメルの短パンを穿いていた。
短パンはスパッツの様にピッタリ張り付いている。
朝立ちしたペニスがくっきりと浮き出ていた。
「じゃあ、車を出して来るから、ここで待ってて。」
ミサキがエントランスの中へ戻っていく。
轟音を伴って、赤いZが現れた。
ルーフが外れ、オープンになっている。
「ダチに借りたんだ。
お前、運転出来るか?」
ミサキが不安そうに聞く。
「はい、大丈夫です。」
運転だけは自信がある。
気合いを込めて返事した。
「ならナビに行き先が入っているから、そこに向かって。」
ミサキは大きなトートバッグを後ろに積み、助手席に座った。
俺は運転席に座り、シートのポジションを合わせる。
アクセルを踏み込むと、マフラーが唸り、Zが発進した。
少しアクセルを踏むだけで、身体が持っていかれる。
バイトで乗っていた配送用トラックとは馬力が違う。
圧倒的な加速に戸惑いを覚えた。
ナビゲーション通りに進むと、首都高からアクアラインに入る。
「風が気持ちいいな!」
ミサキは両手を広げ、眠そうに伸びをした。
助手席の股間が気になる。
それを必死に堪え、運転に集中する。
前のめりになった背中に汗が伝う。
程なくしてトンネルに入る。
「しっかり運転しろよ。」
ミサキが大きく開いた胸元に手を突っ込む。
そして乳首にクリップを装着した。
「い、痛い!」
乳首に激痛が走る。
「これは本格的な物だから、先端にゴムは付いてないんだ。」
ミサキが冷淡に言う。
「うっす!」
気合いで応える。
「おう、気合い充分じゃん!
だったらこれはどうだ?」
クリップに繋がっているチェーンがピンと伸びた。
乳首が潰れそうで、冷や汗が止まらない。
漏れそうになる声を必死に堪える。
この位で弱音を吐きたくない。
直ぐに別の痛みが現れた。
勃起したマラを内径の狭いリングが締め付ける。
これは今朝も味わった痛みだ。
遂に限界を超えたクリップが乳首から離れた。
ミサキはこれを数回繰り返す。
「第一テストは合格だ。
この痛みで勃起する奴じゃないと、この先やっていけないからさ。」
ミサキは満足そうだ。
「暫くこれを付けてろ。」
再びクリップを装着する。
最初に感じた苦痛は快感に変わっていた。
Zはトンネルを通過して、海の上を走る。
ナビゲーションが次のインターで降りる様、表示した。
暫く走ると木更津の町に入る。
「そこのコンビニに入って。」
ミサキが顎でコンビニを指す。
「ここから先はミサキが運転するから。
お前は短パンを脱いで、助手席に座ってろ。」
ミサキがてきぱきと指示した。
「う、うっす!」
周りに人がいない事を確認して、短パンを脱ぐ。
そしてダッシュして、助手席へ向かう。
「じゃあ、第二テストの開始だ。」
ミサキは片手でハンドルを切ると、アクセルを踏む。
タイヤを軋ませ、Zは本線に出た。
(つづく)
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