妄想日記1<<ORIGIN>>

YAMATO

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Chapter8(ヤマト編)

Chapter8-②【イカSUMMER】

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山手線内に入ると、大分混み合ってきた。
ターミナル駅での乗客の入れ替えで、更に車内は混み合う。
乗ってくる人に押される形で、長身のサラリーマンが目の前に来た。
『30歳前後だろうか?』
色白の整った顔立ちだ。
きっと職場では女子社員の人気の的だろう。
しかし俺のタイプからは外れていた。
サラリーマンは右手で携帯を操り、鞄を持った左手はだらりと下げている。
その手がスパッツ手前の隙間で漂う。
電車がカーブに差し掛かり、車両が揺れた。
同時にサラリーマンの手の甲が股間に触れる。
勃起したマラを覆っているのは薄手のスパッツだけだ。
サラリーマンは驚きの表情で俺を見る。
俺は素知らぬふりで、携帯をスクロールした。
 
次の揺れで、サラリーマンは身体を押し付けてきた。
体勢を戻しても、左手は俺の股間に残る。
しなやかな指を器用に動かす。
コックリングの幅や位置を確認している様だ。
「すげぇな。」
耳元でサラリーマンが囁く。
右手に持ち直した鞄で、周りから見えない様に死角を作った。
ギンギンに硬くなった俺のマラをサラリーマンは扱きだす。
俺はそれでも、携帯を見続ける。
空いた手をサラリーマンの股間に移す。
サマースーツのパンツは薄手だ。
それを押し上げる熱い物に触れた。
サラリーマンは揺れを利用して、俺のマラに刺激を与える。
不覚にも先走りが出てしまう。
俺も揺れを利用して、腰を動かす。
 
この状態でまさかイク訳ないと思いながらも、興奮は加速していく。
端正な横顔が目の前にある。
その顔が横目で俺を見詰め、舌なめずりした。
俺はゆっくりと携帯を持つ手を下す。
熱い視線に身体が強張り、動けない。
サラリーマンは死角を使い、スパッツに手を掛ける。
「まさか!」
思った瞬間、俺のマラはスパッツから解放された。
勢い良く現れたマラは場所も弁えず自由を謳歌している様だ。
上から見ると、血管の浮かんだマラは先走りが溢れ、テカテカに光っている。
エスカレートしたサラリーマンは直に扱きだす。
先走りがオイル代わりとなり、快楽が押し寄せてきた。
こんなところでイッては不味いと、頭では分かっている。
だが射精に向かい出した性は止まらない。
パンパンに張った亀頭が更に赤みを増す。
噴火寸前だ。
 
 
(つづく)
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