88 / 354
Chapter8(ヤマト編)
Chapter8-①【夏を待ちきれなくて】
しおりを挟む
蒸し暑さで目が覚めた。
全身汗でびしょ濡れだ。
カーテンを引き、窓を開ける。
生温いねっとり微風が、汗だくの身体に纏わり付く。
雨は降ってないが、どんよりした雲が空を覆っていた。
折角の遅番だからプールへ行こうと思っていたが、生憎の天気だ。
いつ雨が降り出してもおかしくない鉛色の雲だった。
これではプールは閑散としているだろう。
仕方なく、ジムに行くことにする。
ただ日頃行っている地元のジムではなく、都心の系列店に向かう事にした。
日頃見掛ける馴染みのメンバーより、新しい刺激が欲しい。
朝起ちしたマラがそう訴えた。
シャワーを浴び、身体に纏わり付いた汗を洗い流す。
カミソリで少し伸びた陰毛をツルツルに剃る。
仕上げに根本、睾丸、竿にコックリングを装着した。
鏡の中に浅黒いパイパンのマッチョがいる。
リングで武装されたマラは解放を叫んでいる様だ。
「もう少し我慢しろよ。」
指で掬った先走りを味見する。
次にこれを味わう奴の痴態が頭に浮かんだ。
新しいTバックを穿き、古びたジーンズを手に取る。
解放を叫び、熱り立つマラをジーンズの中に閉じ込めるのは忍びない。
ジーンズを戻し、グレーのスパッツを直穿きした。
マラがくっきりと浮かび、亀頭の形がはっきりと分かる。
これに小さめのTシャツを合わせ、サングラスを掛けた。
バックの中からケースを取り出す。
中には勃起薬が入っている。
それを1錠口に入れ、水で流し込む。
暫くしてからポージングをしてみる。
姿見の中に筋肉を誇張したマッチョが映った。
大胸筋が張り、二頭筋が盛り上がる。
Tシャツは張り裂けそうだ。
力む度に薄手のスパッツの染みが拡大していく
道すがらどんな変態が引っ掛かるか、楽しみが増えた。
電車に乗り込み、ゆっくり歩きながら車両を移動する。
ラッシュ時を過ぎた電車はさほど混んでない。
勃起薬のお陰で、マラは活気づくばかりだ。
気付いた人が好奇の目で見る。
それに刺激を受け、硬さを増したマラにリングが食い込む。
目的の先頭車両に辿りつく。
運転手側のガラスに寄り掛かる。
都心に近づく頃には満員になる筈だ。
携帯でエロサイトを眺めながら、獲物を待った。
(つづく)
全身汗でびしょ濡れだ。
カーテンを引き、窓を開ける。
生温いねっとり微風が、汗だくの身体に纏わり付く。
雨は降ってないが、どんよりした雲が空を覆っていた。
折角の遅番だからプールへ行こうと思っていたが、生憎の天気だ。
いつ雨が降り出してもおかしくない鉛色の雲だった。
これではプールは閑散としているだろう。
仕方なく、ジムに行くことにする。
ただ日頃行っている地元のジムではなく、都心の系列店に向かう事にした。
日頃見掛ける馴染みのメンバーより、新しい刺激が欲しい。
朝起ちしたマラがそう訴えた。
シャワーを浴び、身体に纏わり付いた汗を洗い流す。
カミソリで少し伸びた陰毛をツルツルに剃る。
仕上げに根本、睾丸、竿にコックリングを装着した。
鏡の中に浅黒いパイパンのマッチョがいる。
リングで武装されたマラは解放を叫んでいる様だ。
「もう少し我慢しろよ。」
指で掬った先走りを味見する。
次にこれを味わう奴の痴態が頭に浮かんだ。
新しいTバックを穿き、古びたジーンズを手に取る。
解放を叫び、熱り立つマラをジーンズの中に閉じ込めるのは忍びない。
ジーンズを戻し、グレーのスパッツを直穿きした。
マラがくっきりと浮かび、亀頭の形がはっきりと分かる。
これに小さめのTシャツを合わせ、サングラスを掛けた。
バックの中からケースを取り出す。
中には勃起薬が入っている。
それを1錠口に入れ、水で流し込む。
暫くしてからポージングをしてみる。
姿見の中に筋肉を誇張したマッチョが映った。
大胸筋が張り、二頭筋が盛り上がる。
Tシャツは張り裂けそうだ。
力む度に薄手のスパッツの染みが拡大していく
道すがらどんな変態が引っ掛かるか、楽しみが増えた。
電車に乗り込み、ゆっくり歩きながら車両を移動する。
ラッシュ時を過ぎた電車はさほど混んでない。
勃起薬のお陰で、マラは活気づくばかりだ。
気付いた人が好奇の目で見る。
それに刺激を受け、硬さを増したマラにリングが食い込む。
目的の先頭車両に辿りつく。
運転手側のガラスに寄り掛かる。
都心に近づく頃には満員になる筈だ。
携帯でエロサイトを眺めながら、獲物を待った。
(つづく)
0
お気に入りに追加
97
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/youth.png?id=ad9871afe441980cc37c)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる