妄想日記1<<ORIGIN>>

YAMATO

文字の大きさ
上 下
65 / 354
Chapter6(沖縄アツシ編)

Chapter6-⑦【Ray Of Light】

しおりを挟む
『ドカーン!』
雨雲が光り、近くの海に雷が落ちた。
こんな近くで雷を聞いたのは初めてだ。
一瞬の稲光の中、アツシは兄貴を持ち上げた。
「どうだ!ユーキさん、駅弁の感想は?」
アツシの身体中の血管が浮かび立つ。
「おら!一番深くまで入っているぜ!」
アツシは顔を真っ赤にして兄貴を突き上げる。
2人は崖下を出て、ずぶ濡れになっていた。
 
リモコンのスイッチを押す。
兄貴のケツの中でローターが唸りをあげる。
「おおぉぉぉ!何だこりゃ?
ユーキさん、ケツに何を仕込んでいるんだ!」
アツシが絶叫した。
 
予想以上の効果だ。
リモコンを操作し、振動をマックスにする。
「おおぉぉぉ!こりゃたまらねぇぇぇ!」
更に大声で叫ぶ。
その声も震えている。
クニは尺八する事を忘れ、ずぶ濡れの2人を見入っていた。
 
その隙に俺は呪縛から解かれ、クニから離れる。
「ユーキ、そろそろメインの俺が掘ってやるよ!」
雨に煙る影へ声を掛けた。
兄貴は駅弁の上で暴れる。
アツシが体勢を崩した隙に俺の所に戻って来た。
俺はコンドームを外すと、兄貴のアナルに優しく挿入する。
体内のローターは今までにない振動を与えてくれた。
この刺激ならアツシが絶叫するのも無理はない。
兄貴の乳首を引っ張りながら、腰を高速で振った。
 
顔に当たっていた大粒の雨が、だんだん弱まってきた。
瞼を開ける事も出来なかった雷雨が嘘の様だ。
沖に目を向けると、雨雲の隙間から一条の光が射し込んでいた。
「やっぱりタクミのマラが最高だよ!」
兄貴が大声で言った。
俺も兄貴のケツが一番だ。
兄貴の賛辞に出来る限り亀頭を膨らませ、高速ピストンで応えた。
 
「うおぉぉぉ!タクミ最高だよ!」
ローターの振動と高速ピストンがシンクロする。
かつてない刺激が兄貴を絶頂へ向かわせた。
ふと脇を見ると、燃え滾る怒りの視線と搗ち合う。
楽園での絶叫中に寸止めを食らわされた訳だ。
俺はニヤリと微笑み返す。
それが勝利の宣言だ。
 
アツシは怒りの矛先をクニに向けた。
クニに歩み寄ると、強引にマラを突き立てる。
しかしそんな精神状態で射精に至る訳がない。
暫く腰を動かしていたが、諦めて俺達に視線を戻した。
勝者の満足感により、俺のマラは最大級に膨らんだ。
「ぐおぉぉぉ!」
それを察した兄貴は咆哮と共にザーメンをぶっ放す。
俺も最後の締め付けで、フィニッシュを迎えた。
 
 
(つづく)
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

性的イジメ

ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。 作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。 全二話 毎週日曜日正午にUPされます。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

消防士の義兄との秘密

熊次郎
BL
翔は5歳年上の義兄の大輔と急接近する。憧れの気持ちが欲望に塗れていく。たくらみが膨れ上がる。

水球部顧問の体育教師

熊次郎
BL
スポーツで有名な公明学園高等部。新人体育教師の谷口健太は水球部の顧問だ。水球部の生徒と先輩教師の間で、谷口は違う顔を見せる。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

支配された捜査員達はステージの上で恥辱ショーの開始を告げる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

【 よくあるバイト 】完

霜月 雄之助
BL
若い時には 色んな稼ぎ方があった。 様々な男たちの物語。

プライド

東雲 乱丸
BL
「俺は屈しない! 」男子高校生が身体とプライドを蹂躙され調教されていく… ある日突然直之は男達に拉致され、強制的に肉体を弄ばれてしまう。 監禁されレイプによる肉体的苦痛と精神的陵辱を受ける続ける直之。 「ヤメてくれー! 」そう叫びながら必死に抵抗するも、肉体と精神の自由を奪われ、徐々に快楽に身を委ねてしまう。そして遂に―― この小説はR-18です。 18歳未満の方の閲覧は固くお断りいたします。 エロのみのポルノ作品です。 過激な生掘り中出しシーン等を含む暴力的な性表現がありますのでご注意下さい。 詳しくはタグを確認頂き、苦手要素が含まれる方はお避け下さい。 この小説はフィクションです。 登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。 また皆様に於かれましては、性感染症防止の観点からもコンドームを着用し、セーファーセックスを心掛けましょう。

処理中です...