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Chapter3(変化編)
Chapter3-⑥【Boys On Film】
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筋肉に食い込むハーネスは素晴らしい。
しかし何か違和感があった。
その原因を注視する。
思った通り、このハーネスはパイパンが似合う。
やはり広い風呂場があるこの部屋を取っておいて良かった。
「記念に写真撮ろうよ。」突飛な提案を兄貴は恥ずかしながらも同意した。
フルレザーとハーネスをしたマッチョがフレームに収まる。
左手で兄貴の肩を抱き、空いた手でリモコンを操作した。
『カシャッ』シャッター音が響く。
兄貴はすました顔でフラッシュを浴びた。
次は左手で乳首を抓る。
「うっ!」声を上げ、表情に淫乱さが混じった。
俺が撮りたいのはこの顔だ。
撮影を続けながら、次々に兄貴を責めた。
二人の記念撮影は終わりだ。
兄貴の変態的姿態を写真に残したかった。
俺はカメラマンに専念する。
兄貴の十八番の床まで届く先走りをローアングルから撮った。
俺の唾液を大口を開けて待っている兄貴をアップで撮る。
乳首クリップのチェーンを引っ張り、痛みと快感の混じる表情にピントを合わせた。
そして窓際に立たせる。
夜景をバックに射精シーンを連射で撮った。
「えっ!」
ここでの射精は想定外だ。
「ユーキ、マジにイっちゃったの?」
驚きを隠せずに聞く。
「うん…。」
バツの悪そうな兄貴。
「だって触ってないじゃん!
カメラでトコロテンなんて聞いたことないよ!」
これからのシナリオが台無しになったと思うと、怒りが湧き上がる。
「だって今日一日ずっとお預けだったし…。
こんなにケツに食い込ませたタクミが悪いんだよ…。」
逆切れ気味に訴えた。
確かに感じる様にキツく締め上げたのは俺だが。
だが女の子じゃないんだからと言う思いが強かった。
しかし良く見ると、剛毛の中のマラはまだ衰えていない。
まだまだシナリオは続けられそうだ。
そう思い直すと、今度は笑いが込み上げてきた。
「ごめんね。ユーキの気持ちを考えないで。」
急に笑い出した俺を訝しい視線で見ている兄貴に謝った。
「それにしてもユーキって、感じ過ぎじゃない?」
性感帯を触れずに射精した兄貴に聞いてみる。
「俺だって…、こんな事は初めてだよ。
タクミがリードが刺激的だからかな?」
お世辞でも嬉しい返事が返ってきた。
「じゃあ、乾杯しようか!」
すっかり機嫌の直った俺は次なるシナリオを確認する。
掲げた二つのグラスが小刻みに揺れていた。
(つづく)
しかし何か違和感があった。
その原因を注視する。
思った通り、このハーネスはパイパンが似合う。
やはり広い風呂場があるこの部屋を取っておいて良かった。
「記念に写真撮ろうよ。」突飛な提案を兄貴は恥ずかしながらも同意した。
フルレザーとハーネスをしたマッチョがフレームに収まる。
左手で兄貴の肩を抱き、空いた手でリモコンを操作した。
『カシャッ』シャッター音が響く。
兄貴はすました顔でフラッシュを浴びた。
次は左手で乳首を抓る。
「うっ!」声を上げ、表情に淫乱さが混じった。
俺が撮りたいのはこの顔だ。
撮影を続けながら、次々に兄貴を責めた。
二人の記念撮影は終わりだ。
兄貴の変態的姿態を写真に残したかった。
俺はカメラマンに専念する。
兄貴の十八番の床まで届く先走りをローアングルから撮った。
俺の唾液を大口を開けて待っている兄貴をアップで撮る。
乳首クリップのチェーンを引っ張り、痛みと快感の混じる表情にピントを合わせた。
そして窓際に立たせる。
夜景をバックに射精シーンを連射で撮った。
「えっ!」
ここでの射精は想定外だ。
「ユーキ、マジにイっちゃったの?」
驚きを隠せずに聞く。
「うん…。」
バツの悪そうな兄貴。
「だって触ってないじゃん!
カメラでトコロテンなんて聞いたことないよ!」
これからのシナリオが台無しになったと思うと、怒りが湧き上がる。
「だって今日一日ずっとお預けだったし…。
こんなにケツに食い込ませたタクミが悪いんだよ…。」
逆切れ気味に訴えた。
確かに感じる様にキツく締め上げたのは俺だが。
だが女の子じゃないんだからと言う思いが強かった。
しかし良く見ると、剛毛の中のマラはまだ衰えていない。
まだまだシナリオは続けられそうだ。
そう思い直すと、今度は笑いが込み上げてきた。
「ごめんね。ユーキの気持ちを考えないで。」
急に笑い出した俺を訝しい視線で見ている兄貴に謝った。
「それにしてもユーキって、感じ過ぎじゃない?」
性感帯を触れずに射精した兄貴に聞いてみる。
「俺だって…、こんな事は初めてだよ。
タクミがリードが刺激的だからかな?」
お世辞でも嬉しい返事が返ってきた。
「じゃあ、乾杯しようか!」
すっかり機嫌の直った俺は次なるシナリオを確認する。
掲げた二つのグラスが小刻みに揺れていた。
(つづく)
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