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Chapter3(変化編)
Chapter3-⑤【Every Breath You Take】
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都心にある高級ホテルを予約した。
兄貴との初めての夜だ。
一か月分の家賃に相当したが、後悔はない。
それに風呂でしたいプレイがあった。
ビジネスホテルのユニットバスではそれが無理だ。
これも奮発した理由の一つだった。
チェックインした部屋は想像以上に広い。
高層階からの夜景は二人を祝っている様に思えた。
兄貴を抱きしめ、キスをする。
「やっと二人きりになれた!」
ほっとした兄貴は全身を預けてきた。
途中で買ったケーキにロウソクを立てて、火を灯す。
「メリークリスマス!」
兄貴が後ろ手に持っていたプレゼントを差し出した。
「開けていい?」
嬉しくて堪らず、すかさず聞く。。
「大したものじゃないけど…。」
ロウソクの明かりで兄貴の顔が揺れる。
包装紙を剥がすと、G-SHOCKの文字が現れた。
「タクミに…、お揃いの物を持ってて欲しかったんだ。」
照れながら自分の腕にしている時計を翳した。
今迄そう長く付き合った事がない。
ゲイの世界では遠距離恋愛は難しい。
『遠くのタイプより近くで妥協』とは良く言ったものだ。
肉親以外からクリスマス・プレゼントを初めて貰った。
キスをしながら、全身全霊を掛けてサービスする事を誓う。
「じゃあ、着替えようか。」
抱きついている兄貴に言う。
驚いた兄貴は目を見開いている。
乾杯は着替えの後だ。
「まずは服を脱いで。」
兄貴は素直にベルトを外す。
裸体はギリシャ神話の彫刻の様に美しい。
そして勃起してない時は包茎である事を知った。
「俺からのメリクリ!」
買ってきたボディハーネスを首に掛ける。
胸の前でハーネスをクロスさせると、大胸筋に食い込む所で留め金をセットした。
クロス部位から下がるハーネスにはコックリングが付いている。
それにマラを通し、尻を通過して背中の金具で留めた。
締め付けられた大胸筋が隆起する。
尻の食い込みが兄貴に最高の快感を与えている筈だ。
(つづく)
兄貴との初めての夜だ。
一か月分の家賃に相当したが、後悔はない。
それに風呂でしたいプレイがあった。
ビジネスホテルのユニットバスではそれが無理だ。
これも奮発した理由の一つだった。
チェックインした部屋は想像以上に広い。
高層階からの夜景は二人を祝っている様に思えた。
兄貴を抱きしめ、キスをする。
「やっと二人きりになれた!」
ほっとした兄貴は全身を預けてきた。
途中で買ったケーキにロウソクを立てて、火を灯す。
「メリークリスマス!」
兄貴が後ろ手に持っていたプレゼントを差し出した。
「開けていい?」
嬉しくて堪らず、すかさず聞く。。
「大したものじゃないけど…。」
ロウソクの明かりで兄貴の顔が揺れる。
包装紙を剥がすと、G-SHOCKの文字が現れた。
「タクミに…、お揃いの物を持ってて欲しかったんだ。」
照れながら自分の腕にしている時計を翳した。
今迄そう長く付き合った事がない。
ゲイの世界では遠距離恋愛は難しい。
『遠くのタイプより近くで妥協』とは良く言ったものだ。
肉親以外からクリスマス・プレゼントを初めて貰った。
キスをしながら、全身全霊を掛けてサービスする事を誓う。
「じゃあ、着替えようか。」
抱きついている兄貴に言う。
驚いた兄貴は目を見開いている。
乾杯は着替えの後だ。
「まずは服を脱いで。」
兄貴は素直にベルトを外す。
裸体はギリシャ神話の彫刻の様に美しい。
そして勃起してない時は包茎である事を知った。
「俺からのメリクリ!」
買ってきたボディハーネスを首に掛ける。
胸の前でハーネスをクロスさせると、大胸筋に食い込む所で留め金をセットした。
クロス部位から下がるハーネスにはコックリングが付いている。
それにマラを通し、尻を通過して背中の金具で留めた。
締め付けられた大胸筋が隆起する。
尻の食い込みが兄貴に最高の快感を与えている筈だ。
(つづく)
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