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Chapter1(タクミ編)
Chapter1-①【地下室のミッション】
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妄想日記<<ORIGIN>>Chapter1-①【地下室のミッション】
今日は久しぶりに都内のジムに来てみた。
目の前をゲイの大群が横切る。
人気のレッスンが始まるらしい。
俺の通っている地方ジムでは考えられない。
今日は年上のマッチョを狙っている。
帰りにさくっと出来れば良い位に考えていた。
地下のフリーウェイトエリアに降りて行く。
大声でスクワットしているマッチョがまず目に入った。
見た感じ30代後半の短髪色黒だ。
陽に焼けた端正な顔立ちは体育教師を想像させる。
発達した大胸筋が目立つタンクトップにショートのスパッツなんて、かなり俺のタイ
プだ。
もう少し近くで見るために、空いている隣のパワーラックに近付く。
近くで見るとスパッツがケツに食い込んでいる。
ノーパンでこんな薄手のスパッツを穿いているって事は、まずゲイに間違いない。
フロント部分のもっこりも怪し過ぎる。
コックリングの存在を確信するに充分だ。
今日のターゲットはヤツに決めた。
こんなエロい格好で授業する教師がいたら、授業中の俺は勃起しっぱなしだ。
日焼けした端正な顔が俺の前に跪く。
苦悶に喘ぐ姿を妄想すると、股間は鋼の様な固さを増してきた。
男が水を飲みに行った。
『さあ、ミッション開始だ!』
少し遅れて俺も給水機に向かう。
男が戻ってきた。
すれ違い様にケツを軽く触れる。
俺は何事もない顔で水を飲み、パワーラックに戻る。
正面の鏡にヤツの顔が覗く。
一瞬視線が合い、先に男が逸らした。
明らかに意識している。
『じゃあ、次のステップに行くか!』
自力で何回かスクワットした後にフリーズする。
「すみません、サポートしてもらえませんか?」
何食わぬ顔で頼む。
「え?」突然の依頼に男は戸惑っている。
「ええ、大丈夫っすよ。」
数秒の沈黙の後、はにかんだ笑顔で答えてくれた。
爽やかな笑顔は年上なのに可愛い。
公共の場って事も忘れて、理性がぶっ飛びそうだ。
俺はバーベルを担ぎ、ゆっくり腰を下ろす。
それに合わせて男も同じ動きをする。
8回やったところで、上がらないフリをした。
すると脇の下に入っていた男の両腕に力が入る。
身体を寄せてサポートしてくれた。
「どうも助かりました。」礼を言う。
男は「ええ…。」と何か言い掛けて、黙ってしまった。
(つづく)
今日は久しぶりに都内のジムに来てみた。
目の前をゲイの大群が横切る。
人気のレッスンが始まるらしい。
俺の通っている地方ジムでは考えられない。
今日は年上のマッチョを狙っている。
帰りにさくっと出来れば良い位に考えていた。
地下のフリーウェイトエリアに降りて行く。
大声でスクワットしているマッチョがまず目に入った。
見た感じ30代後半の短髪色黒だ。
陽に焼けた端正な顔立ちは体育教師を想像させる。
発達した大胸筋が目立つタンクトップにショートのスパッツなんて、かなり俺のタイ
プだ。
もう少し近くで見るために、空いている隣のパワーラックに近付く。
近くで見るとスパッツがケツに食い込んでいる。
ノーパンでこんな薄手のスパッツを穿いているって事は、まずゲイに間違いない。
フロント部分のもっこりも怪し過ぎる。
コックリングの存在を確信するに充分だ。
今日のターゲットはヤツに決めた。
こんなエロい格好で授業する教師がいたら、授業中の俺は勃起しっぱなしだ。
日焼けした端正な顔が俺の前に跪く。
苦悶に喘ぐ姿を妄想すると、股間は鋼の様な固さを増してきた。
男が水を飲みに行った。
『さあ、ミッション開始だ!』
少し遅れて俺も給水機に向かう。
男が戻ってきた。
すれ違い様にケツを軽く触れる。
俺は何事もない顔で水を飲み、パワーラックに戻る。
正面の鏡にヤツの顔が覗く。
一瞬視線が合い、先に男が逸らした。
明らかに意識している。
『じゃあ、次のステップに行くか!』
自力で何回かスクワットした後にフリーズする。
「すみません、サポートしてもらえませんか?」
何食わぬ顔で頼む。
「え?」突然の依頼に男は戸惑っている。
「ええ、大丈夫っすよ。」
数秒の沈黙の後、はにかんだ笑顔で答えてくれた。
爽やかな笑顔は年上なのに可愛い。
公共の場って事も忘れて、理性がぶっ飛びそうだ。
俺はバーベルを担ぎ、ゆっくり腰を下ろす。
それに合わせて男も同じ動きをする。
8回やったところで、上がらないフリをした。
すると脇の下に入っていた男の両腕に力が入る。
身体を寄せてサポートしてくれた。
「どうも助かりました。」礼を言う。
男は「ええ…。」と何か言い掛けて、黙ってしまった。
(つづく)
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