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Chapter9(念望編)
Chapter9-④【この恋はトランジット】
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「おおっ、マジあがる!
これ気に入ってるビデオモデルを真似たんすよ。
変態ビルダーだと映えるな。」
便器に座った姿を見て、小宮山が一瞬固まる。
「早く閉めろよ。」
籠った声を掛けると、慌てて中へ入ってきた。
唇を押し付けてくるが、ラバーの味しかしない。
キスはアキノリ以外としたくない。
このマスクは丁度良い遮断材にもなった。
「こんなデカイのが入っていたんすか!
マジ人間っすか?」
排出したディルドを見て、小宮山がそれを持つ。
饐えた臭いが欲望を加速させている。
今度は小宮山が便器に座る。
その上に跨ぐと、何の抵抗もなく固い異物が入ってきた。
「マジすげぇ!全く締め付けがないっすよ!」
「感じないか?」
「逆っす!俺、包茎なんで締め付けられると、痛くて萎えちゃうんす。
これなら幾らでも掘れる!」
腰が卑猥に上下する。
それに合わせ、肥大したした乳首を摘まむ。
突き上げられる度に強く抓る。
小宮山の腰の動きが大きくなった。
「ちょい、休憩っす。
直ぐに出したら勿体ないんで、たっぷり楽しませてもらうっすよ。」
小宮山の動きが止まった。
更に膨らんだ乳首がラッシュガードを持ち上げている。
指の腹で潰すとペニスが膨らのが分かった。
「おっ…。」今度は捻りを加えてみる。
「うおっ…。」体内で左右に動く。
リモコンを手にした子供の様にその反応を楽しんだ。
「今度は攻守交代っす。」
小宮山の舌が乳首を這う。
くすぐったさが先に立つ。
「だったらこれは?」
甘噛みされ、身を捩る。
「まだ足りないみたいっすね。」
歯が食い込み、舌先が先端に当たった。
「うっ…。」指先に力が入り、肥大した乳首を押し潰す。
「ぐおっ!」噛合力が増し、激痛が走る。
たがその痛みは興奮を伴った。
リモコンは手中にある。
手を引き、乳首を目一杯伸ばす。
侵食を進める痛みに我を忘れた。
小宮山の腰が大きくうねった。
射精に向かって突っ走る。
互いに痛みを与える事で快楽は増加していく。
小宮山の顔が離れ、自分の乳首も伸びる。
二人の腹筋の狭間でペニスが膨らんだ。
「ぐわぁ!」二つの大胸筋の隙間を縫ってザーメンが飛び散る筈だった。
だが拡張された尿道からはドロッとした精液が溢れるだけだ。
小宮山は構う事なく身体を押し付ける。
卑猥な音と臭いが個室を満たす。
体内にも飛び散る飛沫を感じ、始めて指先の力を抜いた。
「ゴーグルマスクマンで射精した気分はどうっすか?
この格好で連れ回したいっす。
ビデオだと複数にションベンぶっ掛けられるんすよ。
そういうの好きそう。」
肩を上下させた小宮山は興奮が収まらない様子だ。
「ああ、まだ興奮してる。」
たっぷり放出したが、オーガズムに達した感覚がない。
尿道拡張にこんな落とし穴があったとは。
『アキノリはこれを知っていたのか?』
乳首がヒリヒリし、悶々とした気分は続く。
「ションベン掛けてくれないか?」
「やっぱり好きだったっすね。
でもそう簡単には掛けてあげないっすよ。
ビデオのモデルはもっと淫らに懇願してたっすから。」
小宮山の表情から爽やかさは失せていた。
「頼む、狂いそうなんだ。」
小宮山はシオンを押し退け、立ち上がる。
そしてくたくたの競パンを元の位置に戻した。
(つづく)
これ気に入ってるビデオモデルを真似たんすよ。
変態ビルダーだと映えるな。」
便器に座った姿を見て、小宮山が一瞬固まる。
「早く閉めろよ。」
籠った声を掛けると、慌てて中へ入ってきた。
唇を押し付けてくるが、ラバーの味しかしない。
キスはアキノリ以外としたくない。
このマスクは丁度良い遮断材にもなった。
「こんなデカイのが入っていたんすか!
マジ人間っすか?」
排出したディルドを見て、小宮山がそれを持つ。
饐えた臭いが欲望を加速させている。
今度は小宮山が便器に座る。
その上に跨ぐと、何の抵抗もなく固い異物が入ってきた。
「マジすげぇ!全く締め付けがないっすよ!」
「感じないか?」
「逆っす!俺、包茎なんで締め付けられると、痛くて萎えちゃうんす。
これなら幾らでも掘れる!」
腰が卑猥に上下する。
それに合わせ、肥大したした乳首を摘まむ。
突き上げられる度に強く抓る。
小宮山の腰の動きが大きくなった。
「ちょい、休憩っす。
直ぐに出したら勿体ないんで、たっぷり楽しませてもらうっすよ。」
小宮山の動きが止まった。
更に膨らんだ乳首がラッシュガードを持ち上げている。
指の腹で潰すとペニスが膨らのが分かった。
「おっ…。」今度は捻りを加えてみる。
「うおっ…。」体内で左右に動く。
リモコンを手にした子供の様にその反応を楽しんだ。
「今度は攻守交代っす。」
小宮山の舌が乳首を這う。
くすぐったさが先に立つ。
「だったらこれは?」
甘噛みされ、身を捩る。
「まだ足りないみたいっすね。」
歯が食い込み、舌先が先端に当たった。
「うっ…。」指先に力が入り、肥大した乳首を押し潰す。
「ぐおっ!」噛合力が増し、激痛が走る。
たがその痛みは興奮を伴った。
リモコンは手中にある。
手を引き、乳首を目一杯伸ばす。
侵食を進める痛みに我を忘れた。
小宮山の腰が大きくうねった。
射精に向かって突っ走る。
互いに痛みを与える事で快楽は増加していく。
小宮山の顔が離れ、自分の乳首も伸びる。
二人の腹筋の狭間でペニスが膨らんだ。
「ぐわぁ!」二つの大胸筋の隙間を縫ってザーメンが飛び散る筈だった。
だが拡張された尿道からはドロッとした精液が溢れるだけだ。
小宮山は構う事なく身体を押し付ける。
卑猥な音と臭いが個室を満たす。
体内にも飛び散る飛沫を感じ、始めて指先の力を抜いた。
「ゴーグルマスクマンで射精した気分はどうっすか?
この格好で連れ回したいっす。
ビデオだと複数にションベンぶっ掛けられるんすよ。
そういうの好きそう。」
肩を上下させた小宮山は興奮が収まらない様子だ。
「ああ、まだ興奮してる。」
たっぷり放出したが、オーガズムに達した感覚がない。
尿道拡張にこんな落とし穴があったとは。
『アキノリはこれを知っていたのか?』
乳首がヒリヒリし、悶々とした気分は続く。
「ションベン掛けてくれないか?」
「やっぱり好きだったっすね。
でもそう簡単には掛けてあげないっすよ。
ビデオのモデルはもっと淫らに懇願してたっすから。」
小宮山の表情から爽やかさは失せていた。
「頼む、狂いそうなんだ。」
小宮山はシオンを押し退け、立ち上がる。
そしてくたくたの競パンを元の位置に戻した。
(つづく)
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