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YAMATO

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Chapter12(青い鳥編)

Chapter12-③【TOMORROW】

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「そろそろ二時間経つな。
今日はこれくらいにしておくか。
明日も来るか?」
会長が時計を見て聞く。
「はい!」
リョウは元気良く返事する。
「悪いんだが、明日は会合があるんだ。
ソウに頼むか?
おい、ソウ…。」
会長が振り返り、ソウイチロウを見た。
「いや、大丈夫っす。
グンジさんとトレーニングする約束をしているんで。」
会長の言葉を遮る。
「そうか。グンさんなら、丁寧に教えてくれるな。
じゃあ、明日も頑張れよ。」
会長が肩を叩く。
「うっす!失礼します!」
リョウは頭を下げると、シャワー室に向かって走り出す。
シャワー室は湯気が篭っていた。
湯気の中にグンジの浅黒い尻が、微かに見える。
声を掛け様として、言葉を飲み込む。
誰もいないと思っているグンジは、自慰に耽っていた。
左手で己の乳首を捻り、右手で熱り起つペニスを扱いている。
『スゲェ!』
父親に近いグンジのオナニーを見て、リョウの身体は硬直した。
湯気が喚起口に吸い込まれていく。
視線に気付いたグンジが振り返る。
「あっ!」驚いた顔が声を漏らす。
排水管に白濁の液が流れ込むのを、見逃さなかった。
 
気まずい雰囲気の中、グンジは口を動かすが言葉は出て来ない。
「トレーニング後って、興奮が冷めないっすよね。」
先にフォローの言葉を口にする。
「ああ…。」
グンジが言葉を搾り出す。
破廉恥な行いを見られた所為か、グンジのペニスは一向に萎える気配がない。
「手伝いましょうか?
歩み寄り、シャワーボタンを押す。
再び湯気で視界が遮られていく。
「て、手伝うって、何を…?」
グンジのペニスは上を向いたままだ。
「こうやってっすよ。」
大胸筋を掴み、乳首を舌で転がす。
「ううっ…。」
口を噤んでいるが、呻き声は殺し切れない。
「グンさんはかなり捻ってたっすよね?
これくらいっか?」
態と小バカにした聞き方をし、乳首を軽く噛む。
「うわぁ…。」
快楽を得た身体が仰け反る。
せめてもの抵抗なのか、グンジはグッと握り拳り、快楽に抗っていた。
 
「グンさん、二発目イッてもいいっすよ。」
リョウは更に歯を立てる。
我慢しきれなくなったグンジは、猛烈な勢いで扱き出した。
キツく噛む程、スピードが増していく。
こんな大人が自分の思い通りになる事が、リョウには愉快で堪らない。
噛むのを緩めると、グンジは顔を振って強さを求める。
そして強く噛むと、押し殺した呻き声をあげた。
薄目を開け、唇から唾液を垂らす表情に、日頃の紳士の面影はない。
中指をグンジの口元に持っていってみる。
仔犬の様にペロペロと舐め出す。
『面白れぇ!』
唾液塗れになった指を、グンジのアナルに宛がう。
少し力を入れると、つるっと指先が入った。
「おうっ!」
グンジが眉根を顰める。
初めての異物の侵入に困惑している様だ。
リョウは無理する事なく、指先をゆっくりと動かす。
「あっ、ああ…。」
困惑の声音に変化が表れた。
アナルを掻き回すのと乳首を噛むタイミングを同調させ、未知の快楽へ誘う。
亀頭がパンパンに張ったのを見計らい、乳首を噛むのを止めた。
グンジは頭を振って、継続をねだる。
それを無視して、乳輪の周囲を舌先で這わす。
「ねぇ、グンさん、車持ってる?
明日、トレーニングが終わったら、ドライブしない?」
リョウは無邪気さを装い、笑顔を向ける。
「持ってはいるが…。」
グンジは快楽が日跨ぎになる事に、納得しかねている様子だ。
「ここじゃ、落ち着かないよ。
ドライブ先なら、色々と愉しめるしさ。」
アナルから抜いた指を舌先で舐めて見せた。
 
 
(つづく)
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