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Chapter10(覚醒編)
Chapter10-④【UNITE!】
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「おい、おい、落ち着けよ。」
想像以上の食い付きに、リョウはニンマリ笑う。
スグルは震える手で缶コーヒーを持つと、一気に飲み干した。
「ちょっと待ってろ。
代わりの飲み物を持ってきてやる。」
リョウはそう言うと、階下に降りて行く。
キッチンの電気は消えていた。
桃はもう帰った様だ。
時計を見ると、既に九時に近い。
越境通学しているスグルの事を考えると、そんなに時間はない。
今日の目的はひとつだ。
それを確認する為に部屋へ戻る。
机に缶コーラを置く。
エアコンの設定を高くしてあったので、汗ばむくらいだ。
「この人は俺の家庭教師だ。
摂取したボトルも当然あるぜ。
見たいか?」
リョウは服を脱ぎ、タンクトップとビキニ姿になる。
「お前も脱いじゃえよ。」
気楽さを装い、誘う。
スグルの持つ缶コーラが大きく揺れた。
言われるままに制服を脱ぐ。
野暮ったいランニングとブリーフが現れた。
リョウは机の引き出しに鍵を挿し、中からボトルを出す。
ここからが賭けだった。
この芳醇な香にドン引きするか、興味を持つか、リョウにも勝算はない。
瓶の蓋を開けると、瞬く間にツンとした刺激臭が部屋中を満たす。
ここはスグルの反応を見守るしかない。
何も言わず、瞼を閉じている。
しかしリョウは確信した。
『スグルは俺と同じ仲間だ。』
スグルの股間がブリーフを持ち上げているのを見たからだ。
ジュンヤには感じなかった連帯感を覚えた。
「家庭教師は来る度に、この巨根で俺の肛門を犯すんだ。」
リョウははったりを噛ます。
「マ、マジっすか!
こ、こんなデカいのが先輩の中に入るんすか?
痛くないんすか?」
驚愕の声が心地好い。
「ああ、めっさ気持ちいいぜ。
この快感を知ったら、オナニーなんて馬鹿らしい。」
ありもしない事を言って唆す。
矢継ぎ早の質問を満足しながら聞く。
「お前、さっき指一本で感じていただろ?
あの何十倍も気持ちいいんだ。
何十倍だぜ!」
リョウはスグルに覆いかぶさるり、唇を塞ぐ。
震えているスグルが可愛く思えた。
リョウはジュンヤの存在をウザく感じ出していた。
見下した視線に晒され、リョウはつい卑屈に接してしまう。
一度決まったパワーバランスは簡単には変わらない。
それが忌々しい。
素直なスグルなら逆の立場で振舞える。
どんな命令でも受け入れるだろう。
スグルを自分の思いのままにしたかった。
リョウは手を伸ばし、ブリーフに潜り込ませる。
スグルのアナルは指一本でもキツい。
これを拡張する事がこれからの宿題だ。
「お前もケツで快楽を味わいたいだろ?」
リョウはやっと入った指をゆっくりと掻き回す。
「うっ、うっ、うっす。」
返事なのか、呻き声か分からない。
リョウはスグルから一旦離れる。
スグルは肩で息をしていた。
「ここに四つん這いになれよ。」
リョウは足元を指差す。
スグルは暫く動かなかったが、覚悟を決めたのか、両膝を下ろした。
肉付きのいい尻が、リョウを見上げている。
リョウは振り返り、本棚を確認した。
ビデオカメラの作動ランプが赤く灯っている。
ブリーフに手を掛けると、引きずり下ろす。
剛毛に覆われたアナルが、初めて人目に触れた。
スグルは何も言わず、目を瞑っている。
引き出しから、小振りのディルドを取り出す。
以前自分で使っていた物だが、ジュンヤのデカマラを知ってから物足りなくなった。
それをスグルのバージンアナルに徐に刺していく。
スグルは口を真一文字にして、必死に堪えている。
オイルをたっぷり使い、押し込んでいく。
「うっぐぐっ…。」
結んだ口から声が漏れた。
「もう少しだ…。頑張れ…。」
リョウは耳朶に舌を這わせ、囁く。
最後は掌を使い、一気に押し入れた。
ディルドの括れたところをアナルが締め付ける。
これで簡単には抜けない筈だ。
「どうだ、気分は?」
耳朶を甘噛みしながら聞く。
「…。」戸惑っている様子が手に取る様に分かる。
「これからこれを外さずに生活するんだ。
授業中も、練習中も。
出来るか?」
聞き終わると、唇を押し付ける。
そして激しく吸う。
真っ赤な顔が大きく頷いた。
(つづく)
想像以上の食い付きに、リョウはニンマリ笑う。
スグルは震える手で缶コーヒーを持つと、一気に飲み干した。
「ちょっと待ってろ。
代わりの飲み物を持ってきてやる。」
リョウはそう言うと、階下に降りて行く。
キッチンの電気は消えていた。
桃はもう帰った様だ。
時計を見ると、既に九時に近い。
越境通学しているスグルの事を考えると、そんなに時間はない。
今日の目的はひとつだ。
それを確認する為に部屋へ戻る。
机に缶コーラを置く。
エアコンの設定を高くしてあったので、汗ばむくらいだ。
「この人は俺の家庭教師だ。
摂取したボトルも当然あるぜ。
見たいか?」
リョウは服を脱ぎ、タンクトップとビキニ姿になる。
「お前も脱いじゃえよ。」
気楽さを装い、誘う。
スグルの持つ缶コーラが大きく揺れた。
言われるままに制服を脱ぐ。
野暮ったいランニングとブリーフが現れた。
リョウは机の引き出しに鍵を挿し、中からボトルを出す。
ここからが賭けだった。
この芳醇な香にドン引きするか、興味を持つか、リョウにも勝算はない。
瓶の蓋を開けると、瞬く間にツンとした刺激臭が部屋中を満たす。
ここはスグルの反応を見守るしかない。
何も言わず、瞼を閉じている。
しかしリョウは確信した。
『スグルは俺と同じ仲間だ。』
スグルの股間がブリーフを持ち上げているのを見たからだ。
ジュンヤには感じなかった連帯感を覚えた。
「家庭教師は来る度に、この巨根で俺の肛門を犯すんだ。」
リョウははったりを噛ます。
「マ、マジっすか!
こ、こんなデカいのが先輩の中に入るんすか?
痛くないんすか?」
驚愕の声が心地好い。
「ああ、めっさ気持ちいいぜ。
この快感を知ったら、オナニーなんて馬鹿らしい。」
ありもしない事を言って唆す。
矢継ぎ早の質問を満足しながら聞く。
「お前、さっき指一本で感じていただろ?
あの何十倍も気持ちいいんだ。
何十倍だぜ!」
リョウはスグルに覆いかぶさるり、唇を塞ぐ。
震えているスグルが可愛く思えた。
リョウはジュンヤの存在をウザく感じ出していた。
見下した視線に晒され、リョウはつい卑屈に接してしまう。
一度決まったパワーバランスは簡単には変わらない。
それが忌々しい。
素直なスグルなら逆の立場で振舞える。
どんな命令でも受け入れるだろう。
スグルを自分の思いのままにしたかった。
リョウは手を伸ばし、ブリーフに潜り込ませる。
スグルのアナルは指一本でもキツい。
これを拡張する事がこれからの宿題だ。
「お前もケツで快楽を味わいたいだろ?」
リョウはやっと入った指をゆっくりと掻き回す。
「うっ、うっ、うっす。」
返事なのか、呻き声か分からない。
リョウはスグルから一旦離れる。
スグルは肩で息をしていた。
「ここに四つん這いになれよ。」
リョウは足元を指差す。
スグルは暫く動かなかったが、覚悟を決めたのか、両膝を下ろした。
肉付きのいい尻が、リョウを見上げている。
リョウは振り返り、本棚を確認した。
ビデオカメラの作動ランプが赤く灯っている。
ブリーフに手を掛けると、引きずり下ろす。
剛毛に覆われたアナルが、初めて人目に触れた。
スグルは何も言わず、目を瞑っている。
引き出しから、小振りのディルドを取り出す。
以前自分で使っていた物だが、ジュンヤのデカマラを知ってから物足りなくなった。
それをスグルのバージンアナルに徐に刺していく。
スグルは口を真一文字にして、必死に堪えている。
オイルをたっぷり使い、押し込んでいく。
「うっぐぐっ…。」
結んだ口から声が漏れた。
「もう少しだ…。頑張れ…。」
リョウは耳朶に舌を這わせ、囁く。
最後は掌を使い、一気に押し入れた。
ディルドの括れたところをアナルが締め付ける。
これで簡単には抜けない筈だ。
「どうだ、気分は?」
耳朶を甘噛みしながら聞く。
「…。」戸惑っている様子が手に取る様に分かる。
「これからこれを外さずに生活するんだ。
授業中も、練習中も。
出来るか?」
聞き終わると、唇を押し付ける。
そして激しく吸う。
真っ赤な顔が大きく頷いた。
(つづく)
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