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Chapter7(朋友編)
Chapter7-⑩【いつだって僕らは】
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ジャージをロッカーに入れ、プールへ向かう。
ロッカー室の出入口に姿見があった。
その中に小さ過ぎる競パンを穿いた男が映っている。
ゴーグルをした男が腰を突き出す。
濡れた生地から勃起したマラが透けて見える。
雑に縛った紐が競パン越しにもはっきりと分かった。
『この変態が俺か…。』
ヨウは自嘲するが、マラは相反して硬さを増す。
瞬く間に競パンは先走りでびしょ濡れになった。
プールサイドを小股で歩く。
尻を緩めると、ディルドが飛び出しそうだ。
ニヤニヤしたジュンヤがストレッチしながら待っていた。
「先輩、めちゃくちゃエロいっすよ!
先走りが出まくりじゃないっすか!」
ジュンヤは瞬時に指先で先走りを掬う。
その指を口に持っていき、ペロッと舐めた。
「先輩の先走り、めちゃ美味いっすよ。
先輩後ろ向いて下さい。」
ジュンヤはディルドの状態が気になるらしい。
ディルドの根元が競パンを持ち上げているのが分かる。
括約筋を緊張させているが、これが限界だ。
ジュンヤは満足しつつも、気掛かりな事が頭を過ぎる。
『お前はどこまで俺の命令に従うのか?』
震えるディルドを問いただす。
「先輩、そのまま前屈して下さい。」
不安を払拭する為にえげつない命令をしてみる。
ヨウはさすがに困惑の表情を浮かべた。
左右を見渡し、人がいない事を確認する。
そして顔を歪めながら前屈した。
括約筋が作用して、異物を排出しようと試みる。
競パンが異常な程、盛り上がった。
「も、もういいか?」
顔を赤らめたヨウが許しを請う。
「うっす!いいっすよ。」
不安は吹き飛んだ。
『先輩は俺のどんな命令にも従うんだ!』
ジュンヤは嬉々として、ストレッチを続けた。
コースロープに身体を乗せて休んでいる男が視界に入った。
その男は黒いキャップとゴールドのゴーグルをしている。
揺れるロープを掴んだままヨウの股間を凝視していた。
視線の先は先走りで、亀頭の割れ目まで透けている。
「先輩、早速泳ぎましょうか?」
ジュンヤは態と大声で言う。
ヨウを黒キャップが休んでいるコースへ連れて行き、先に泳がせた。
「先にどうぞ。」
ジュンヤは黒キャップに声を掛ける。
黒キャップは物凄い勢いで、ヨウを追い掛けた。
ジュンヤも後を追う。
身体が軽く、水との一体感が得られた。
『あの日と同じだ。』
ジュンヤは沸々と力が沸き起こるのを感じた。
反対側に着くと、狭いコース内に三人が並んだ。
「先輩、今日は物凄く調子いいっす!
先輩と会えた所為かな?
それとも先輩のこいつの所為かな?」
ジュンヤは黒キャップに見せ付ける様に、ヨウのペニスを掴む。
「うぐぅ。よ、止せよ。
こんな所で…。」
ヨウは気まずさにジュンヤの手を払う。
「うっす!じゃあ、先に行くっすよ!」
ジュンヤはゴーグルをすると、復路を泳ぎ出す。
ヨウはジュンヤのフォームをチェックをする。
本人が言うだけあって、今日のフォームは綺麗で正確だ。
ジュンヤは気持ちが入り過ぎると、身体が反り気味になる。
ヨウはそれを矯正し、絶えずこのフォームで泳ぎ切れる様に指導したかった。
尻に何かが当たる。
それに力が加わり、ディルドを押し込む。
「うっ!」ヨウは力の加わる先を見る。
隣に立っている黒キャップの右手が尻に伸びていた。
「先輩、凄い物入れているっすね。」
黒キャップがジュンヤの口調を真似た。
「…。」ヨウが無言でいると、ジュンヤが戻って来るのが見えた。
「先輩、先に行くっすよ!」
黒キャップが入れ違いに泳いでいく。
「先輩、俺の泳ぎどうっすか?」
ジュンヤの瞳が輝く。
「あ、ああ…。理想的なフォームだ。
このフォームで泳いで、ストローク数を決めるんだ。
これからはそのストローク数で泳ぐんだ。
身体が反る癖が出ると、この数で泳ぎ切れない筈だ。」
ヨウは浮き沈みする黒キャップを目で追った。
(つづく)
ロッカー室の出入口に姿見があった。
その中に小さ過ぎる競パンを穿いた男が映っている。
ゴーグルをした男が腰を突き出す。
濡れた生地から勃起したマラが透けて見える。
雑に縛った紐が競パン越しにもはっきりと分かった。
『この変態が俺か…。』
ヨウは自嘲するが、マラは相反して硬さを増す。
瞬く間に競パンは先走りでびしょ濡れになった。
プールサイドを小股で歩く。
尻を緩めると、ディルドが飛び出しそうだ。
ニヤニヤしたジュンヤがストレッチしながら待っていた。
「先輩、めちゃくちゃエロいっすよ!
先走りが出まくりじゃないっすか!」
ジュンヤは瞬時に指先で先走りを掬う。
その指を口に持っていき、ペロッと舐めた。
「先輩の先走り、めちゃ美味いっすよ。
先輩後ろ向いて下さい。」
ジュンヤはディルドの状態が気になるらしい。
ディルドの根元が競パンを持ち上げているのが分かる。
括約筋を緊張させているが、これが限界だ。
ジュンヤは満足しつつも、気掛かりな事が頭を過ぎる。
『お前はどこまで俺の命令に従うのか?』
震えるディルドを問いただす。
「先輩、そのまま前屈して下さい。」
不安を払拭する為にえげつない命令をしてみる。
ヨウはさすがに困惑の表情を浮かべた。
左右を見渡し、人がいない事を確認する。
そして顔を歪めながら前屈した。
括約筋が作用して、異物を排出しようと試みる。
競パンが異常な程、盛り上がった。
「も、もういいか?」
顔を赤らめたヨウが許しを請う。
「うっす!いいっすよ。」
不安は吹き飛んだ。
『先輩は俺のどんな命令にも従うんだ!』
ジュンヤは嬉々として、ストレッチを続けた。
コースロープに身体を乗せて休んでいる男が視界に入った。
その男は黒いキャップとゴールドのゴーグルをしている。
揺れるロープを掴んだままヨウの股間を凝視していた。
視線の先は先走りで、亀頭の割れ目まで透けている。
「先輩、早速泳ぎましょうか?」
ジュンヤは態と大声で言う。
ヨウを黒キャップが休んでいるコースへ連れて行き、先に泳がせた。
「先にどうぞ。」
ジュンヤは黒キャップに声を掛ける。
黒キャップは物凄い勢いで、ヨウを追い掛けた。
ジュンヤも後を追う。
身体が軽く、水との一体感が得られた。
『あの日と同じだ。』
ジュンヤは沸々と力が沸き起こるのを感じた。
反対側に着くと、狭いコース内に三人が並んだ。
「先輩、今日は物凄く調子いいっす!
先輩と会えた所為かな?
それとも先輩のこいつの所為かな?」
ジュンヤは黒キャップに見せ付ける様に、ヨウのペニスを掴む。
「うぐぅ。よ、止せよ。
こんな所で…。」
ヨウは気まずさにジュンヤの手を払う。
「うっす!じゃあ、先に行くっすよ!」
ジュンヤはゴーグルをすると、復路を泳ぎ出す。
ヨウはジュンヤのフォームをチェックをする。
本人が言うだけあって、今日のフォームは綺麗で正確だ。
ジュンヤは気持ちが入り過ぎると、身体が反り気味になる。
ヨウはそれを矯正し、絶えずこのフォームで泳ぎ切れる様に指導したかった。
尻に何かが当たる。
それに力が加わり、ディルドを押し込む。
「うっ!」ヨウは力の加わる先を見る。
隣に立っている黒キャップの右手が尻に伸びていた。
「先輩、凄い物入れているっすね。」
黒キャップがジュンヤの口調を真似た。
「…。」ヨウが無言でいると、ジュンヤが戻って来るのが見えた。
「先輩、先に行くっすよ!」
黒キャップが入れ違いに泳いでいく。
「先輩、俺の泳ぎどうっすか?」
ジュンヤの瞳が輝く。
「あ、ああ…。理想的なフォームだ。
このフォームで泳いで、ストローク数を決めるんだ。
これからはそのストローク数で泳ぐんだ。
身体が反る癖が出ると、この数で泳ぎ切れない筈だ。」
ヨウは浮き沈みする黒キャップを目で追った。
(つづく)
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