妄想日記2<<BEGINS>>

Chapter6(十三夜編)

Chapter6-⑪【夢の途中】

「お、俺、やってみたいっす！」
小柄な方の大学生が歩み寄ってきた。
「よし、ぶっ掛けてみろ！」
マサルは震えている足を見て、笑いながら許可する。
大学生がジャージを下ろすと、剛毛の中で熱り立つペニスが現れた。
緊張の所為か、中々小便が出ない。
膨らんだ亀頭が揺れているだけだ。
「なんだ。出ないだったら出てくんな！」
マサルが怒鳴ると、チロチロと出始めた。
直ぐにその勢いは濁流となりイオリを襲う。
マサルは振動をマックスにすると、イオリのマラにぐいっと押し付ける。
「ぐっおぉぉお！」イオリは絶叫の中、果てた。
ザーメンがじわじわとコスチュームから滲み出てくる。
競パン男が素早く股間に吸い付く。
興奮が収まらぬ大学生は小便が出終わっても、一心不乱にペニスを扱いている。
イオリは澱んだ目付きで大学生を見ていた。
「これで終わりだと思うなよ。
これから射精地獄は続くんだ！
次は誰がしたいんだ？」
マサルはカメラでイオリの呆けた姿を撮影する。
陰りのない月光が照明代わりに丁度良い。
「俺もやってみたいっす。」
もうひとりのガッチリした大学生がにじり寄る。
「俺にもぶっ掛けさせてくれ。」
ジーンズ男は既に破れた穴からペニスを引きずり出していた。
「だったら二人同時に見舞ってやれ！」
叫び声で二人の男が動く。
二人の放出した小便が、放物線を描いてイオリを目指す。
マサルは自分にも飛び散る小便を気に留める事なく、マッサージ機を押し付ける。
イオリが二度目の射精をするのに時間は必要なかった。
小柄な大学生のザーメンがコスチュームに噴出された時には、ギャラリーは10人近く
に増えていた。
 
「さてこれで処刑は終了だ。」
マサルはイオリを大木から解放する。
「おい、待てよ。
野郎ダイヤルで呼び掛けておいて、こんな甘っちょろい処刑で終わりなのか？」
暗闇の中に白い歯が浮かぶ。
明かりの輪の中に現れたのは黒川だった。
「やはりお前等か。」
黒川がニヤリと笑う。
ハーネスにレザーパンツ、ロングブーツという出で立ちだった。
「お前に縛りを教えたのは俺だったよな。」
黒川がどんどん近付いて来る。
大学生二人はジャージを腰に戻すと、暗闇に消えて行った。
競パン男とジーンズ男も、顔を見合わせている。
闇から現れた男の醸し出す雰囲気が尋常でない事を感じ取った様だ。
 
黒川がペニスを引きずり出す。
「シャクれ！」マサルに命令した。
勝ち誇っていたマサルの表情が歪んでいく。
震える膝を地面に付けると、ドス黒いペニスを咥え込んだ。
「おい、競パン！
そのマッサージ機をこいつの肛門にぶち込んでやれ。」
黒川が競パン男に命じる。
競パン男は拾い上げたマッサージ機のヘッドとマサルの突き出た尻を見比べた。
どう考えても人の身体に入る大きさではない。
「心配するな。
こいつはダブルでフィストを受け入れるタフマンだ。」
黒川は分厚い唇を舌なめずりする。
競パン男はマサルの背中のファスナーをアナルの見える位置まで下げた。
発達した臀部の真ん中でアナルが飛び出す。
「汚ねぇマンコだ！」
競パン男が偉そうにしていたマッチョを蔑む。
ヘッドに唾液を塗りたくる。
「マジ、どうなっても知らねぇぜ。」
競パン男は半信半疑だ。
脱肛した直腸をヘッドで押し込む。
一旦は反発したが、少し力を込めるとズボズボと入り出した。
「おっおお！ぐぅおおぉ！」
マサルはマラを口に含んだまま泣き叫ぶ。
全頭マスクは涙と涎でべとべとだった。
マサルは仰け反り、更に尻を突き出す。
イオリは月明かりのその光景を、夢と現実の間で眺めた。
口と尻を犯されるマサルに手を伸ばすが、空を切る。
三度目の射精は夢の中での出来事だった。
 
 
（つづく）