35 / 147
Chapter4(晩夏編)
Chapter4-③【You're My Best Friend】
しおりを挟む
『グチュ!グチュ!』
アナルを突く度に、イオリの中に残るザーメンが卑猥な音を立てた。
雄の饐えた臭いが、ゴウの鼻孔を刺激する。
徐々にオーガズムが近付く。
自然と腰を振るスピードが増していた。
イオリの尻をがっちり掴むと、全身を預ける。
最後の一滴まで搾り出すと、気持ちは不快感へ傾いていく。
一刻も早くシャワーを浴び、写真をチェックしたい。
「下ろしてやれ。ホテルに戻る。」
ゴウはレザーのベストを着る事なく、部屋を後にした。
部屋に唯一存在する音は、重厚な音楽だけだった。
ジョージはイオリを下ろすと、マスクを外す。
イオリは気を失ったままだ。
ペニスの付け根に紫の血が滲んでいる。
マスクを取ると、舌でその血を拭う。
親猫が怪我をした小猫を、介抱する様に。
「気絶しちゃったんだ…。」
イオリは股間の痛みで目を覚ます。
舌を這わすジョージの姿が目に入る。
「そんな事しなくていいよ。」
イオリはジョージの顎を持つと、唇を押し付けた。
ラバー越しでなく、直に触れた唇から唾液の交換をする。
アナルに残るザーメンと、口から受け入れた唾液でジョージの存在を強く感じた。
「お前のザーメンが欲しいんだ。
出せるか?」ジョージも同じ気持ちらしい。
萎えた亀頭を丸呑みした。
痛みは薄れ、快楽の波が押し寄せる。
マラが力を取り戻す。
同時にジョージの口から呻き声が漏れる。
苦しいのかと、ジョージの顔を覗く。
恍惚としたジョージは息苦しさの中で、快楽を貪っていた。
『ジョージはイオリと同じだ。
苦悶の中でしか、悦楽を見出だせない。』
その連帯感が気持ちを更に惹きつける。
イオリを理解してくれるのはジョージしかいない。
「ケツマンに欲しいんだ。」
上目遣いジョージが訴えった。
「射精していいですか?」
イオリは許可を求める。
「ああ、いいぜ。俺の中にぶっ放せ!」
ジョージは自ら両足を抱え、アナルを開く。
綺麗なアナルローズが現れた。
「凄く綺麗だ…。」
筋肉に包まれたローズは、桃源郷に咲く花の様だ。
イオリは舌を這わせ、視覚と味覚でその花を愛でた。
刺激を与えたローズは更に蕾を膨らます。
次々と中から盛り上がり、満開となった。
「早くくれよ…。」
ジョージが哀願する。
イオリはマラをゆっくりと押し込む。
綺麗なローズが散らない様に。
イオリが突く度にチェーンが鳴る。
QUEENのアップテンポな曲調に合わせ、腰を振る。
ジョージの首輪に付いた鎖も同調した。
狭いケージの中で、イオリは生まれて初めてシンパシーを感じた。
イオリは抜かずに二度射精した。
初めての経験だ。
性欲が止め処なく生じる。
二匹の雄は体内に互いの体液を感じても、欲望は尽きない。
相手のアナルに口を寄せ、汁を啜った。
翌日、ゴウは昼過ぎに現れた。
「今日はこれを使え。」
ケージに放り込まれたのは巨大なウナギだった。
ジョージは使い慣れたウナギを器用にアナルへ挿入していく。
反対側をイオリに押し込むが、ビギナーには受け入れ難いサイズだ。
アナルはそれを断固拒絶した。
「連結出来たら、褒美をやる。」
ゴウがコンビニの袋を揺らす。
空腹のジョージは入らないウナギに苛立ちを覚えている。
強引に押し込むが、暴れるウナギは手からすり抜けた。
ジョージはアナルに舌を押し付け、大量の唾液を送り込む。
再びトライするが、ジョージからウナギが抜けてしまう。
焦るジョージはイオリをまんぐり返しの体勢にし、ペニスを押し込む。
身震いすると、放尿を始めた。
溢れる小便がイオリの顔を濡らす。
イオリはそれを飲み込み、リラックスを試みる。
拒むアナルが憎らしい。
ジョージの腹が鳴る。
申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
巨大なヘッドがアナルに当たり、満たされた小便が溢れ出す。
大きく息を吐き出し、広がるアナルをイメージしてみた。
ひと押しする度に小便の中へ沈んでいくのが分かる。
それを数回繰り返すと、亀頭部分が通過した。
イオリは悲鳴を必死に飲み込む。
零れた小便が涙を流す。
アナルが張り裂けそうだが、真一文字に口を結んだ。
(つづく)
アナルを突く度に、イオリの中に残るザーメンが卑猥な音を立てた。
雄の饐えた臭いが、ゴウの鼻孔を刺激する。
徐々にオーガズムが近付く。
自然と腰を振るスピードが増していた。
イオリの尻をがっちり掴むと、全身を預ける。
最後の一滴まで搾り出すと、気持ちは不快感へ傾いていく。
一刻も早くシャワーを浴び、写真をチェックしたい。
「下ろしてやれ。ホテルに戻る。」
ゴウはレザーのベストを着る事なく、部屋を後にした。
部屋に唯一存在する音は、重厚な音楽だけだった。
ジョージはイオリを下ろすと、マスクを外す。
イオリは気を失ったままだ。
ペニスの付け根に紫の血が滲んでいる。
マスクを取ると、舌でその血を拭う。
親猫が怪我をした小猫を、介抱する様に。
「気絶しちゃったんだ…。」
イオリは股間の痛みで目を覚ます。
舌を這わすジョージの姿が目に入る。
「そんな事しなくていいよ。」
イオリはジョージの顎を持つと、唇を押し付けた。
ラバー越しでなく、直に触れた唇から唾液の交換をする。
アナルに残るザーメンと、口から受け入れた唾液でジョージの存在を強く感じた。
「お前のザーメンが欲しいんだ。
出せるか?」ジョージも同じ気持ちらしい。
萎えた亀頭を丸呑みした。
痛みは薄れ、快楽の波が押し寄せる。
マラが力を取り戻す。
同時にジョージの口から呻き声が漏れる。
苦しいのかと、ジョージの顔を覗く。
恍惚としたジョージは息苦しさの中で、快楽を貪っていた。
『ジョージはイオリと同じだ。
苦悶の中でしか、悦楽を見出だせない。』
その連帯感が気持ちを更に惹きつける。
イオリを理解してくれるのはジョージしかいない。
「ケツマンに欲しいんだ。」
上目遣いジョージが訴えった。
「射精していいですか?」
イオリは許可を求める。
「ああ、いいぜ。俺の中にぶっ放せ!」
ジョージは自ら両足を抱え、アナルを開く。
綺麗なアナルローズが現れた。
「凄く綺麗だ…。」
筋肉に包まれたローズは、桃源郷に咲く花の様だ。
イオリは舌を這わせ、視覚と味覚でその花を愛でた。
刺激を与えたローズは更に蕾を膨らます。
次々と中から盛り上がり、満開となった。
「早くくれよ…。」
ジョージが哀願する。
イオリはマラをゆっくりと押し込む。
綺麗なローズが散らない様に。
イオリが突く度にチェーンが鳴る。
QUEENのアップテンポな曲調に合わせ、腰を振る。
ジョージの首輪に付いた鎖も同調した。
狭いケージの中で、イオリは生まれて初めてシンパシーを感じた。
イオリは抜かずに二度射精した。
初めての経験だ。
性欲が止め処なく生じる。
二匹の雄は体内に互いの体液を感じても、欲望は尽きない。
相手のアナルに口を寄せ、汁を啜った。
翌日、ゴウは昼過ぎに現れた。
「今日はこれを使え。」
ケージに放り込まれたのは巨大なウナギだった。
ジョージは使い慣れたウナギを器用にアナルへ挿入していく。
反対側をイオリに押し込むが、ビギナーには受け入れ難いサイズだ。
アナルはそれを断固拒絶した。
「連結出来たら、褒美をやる。」
ゴウがコンビニの袋を揺らす。
空腹のジョージは入らないウナギに苛立ちを覚えている。
強引に押し込むが、暴れるウナギは手からすり抜けた。
ジョージはアナルに舌を押し付け、大量の唾液を送り込む。
再びトライするが、ジョージからウナギが抜けてしまう。
焦るジョージはイオリをまんぐり返しの体勢にし、ペニスを押し込む。
身震いすると、放尿を始めた。
溢れる小便がイオリの顔を濡らす。
イオリはそれを飲み込み、リラックスを試みる。
拒むアナルが憎らしい。
ジョージの腹が鳴る。
申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
巨大なヘッドがアナルに当たり、満たされた小便が溢れ出す。
大きく息を吐き出し、広がるアナルをイメージしてみた。
ひと押しする度に小便の中へ沈んでいくのが分かる。
それを数回繰り返すと、亀頭部分が通過した。
イオリは悲鳴を必死に飲み込む。
零れた小便が涙を流す。
アナルが張り裂けそうだが、真一文字に口を結んだ。
(つづく)
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説







ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる