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Chapter1(イオリとヨウ編)
Chapter1-⑧【純恋歌】
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スパッツ姿の二人の抱擁を見せ付けられ、イオリの中に新たな欲求が生まれた。
『スバルとヨウの絡みを見てみたい。』
様々なシーンを想定し、シミュレーションしてみる。
「イオリ、早くやらせろよ!」
アパートに戻るなり、ヨウが覆い被さる。
ジムでのスバルの行動で、欲望はピークに達していた。
「ゴメーン。下痢気味なんだ。
今日は無理。」
イオリは腹を抱え、顔を歪める。
「マ、マジかよ!
俺、狂いそうだぜ!
ザーメン出してぇよ!」
ヨウは大袈裟に、手足をばたつかせた。
子供っぽい動作をイオリは笑みを浮かべ見詰める。
「射精するためだったら、何でもする?」
この状態に陥るのをずっと待っていた。
イオリはすかさず聞く。
「ああ、今なら何でも出来るぜ!」
ヨウが勢い良く言う。
「だったらアナルを試してみない?」
この提案をするタイミングを計っていたのだ。
「それは無理だぜ。
イオリの巨根が入る訳ないからな。」
即座に否定した。
「ならさ、小振りのハリガタでトライしてみない?
ヨウは経験ないから、きっとトコロテンすると思うよ。
手で扱くより、数倍気持ちいいんだ。」
イオリは『気持ちいい』を強調して言う。
「まじか!でもな…。
そんなに気持ちいいのか?」
揺れ動く気持ちが手に取る様に分かる。
「凄く気持ちいいよ!
痛かったら、即止めるからさ。」
ここがチャンスだと思い、イオリは一気に押す。
「だったら試してみようかな…。」
躊躇いがちにヨウが頷く。
「じゃあ、マッパで四つん這いになって。」
イオリはテキパキと指示する。
考える暇を与えない。
「恥ずかしいな。
他人に肛門なんて、初めて見せるぞ。」
四つん這いで振り返ったヨウの頬に紅が差す。
「恥ずかしくないさ。」
イオリは未使用のアナルに舌を這わす。
「わぁ!き、汚ぇよ!」
ヨウが慌てて、腰を引く。
「剃ってあるから、めちゃ綺麗だよ。
力抜いて、リラックスして。」
イオリは優しく語りかける。
潤滑油をたっぷり付けた人差し指を、ゆっくりアナルに挿入する。
「うわぁ!」ヨウが悲鳴をあげた。
第一関節まで入ったところで、掻き回してみる。
「うおぉ、何かむず痒いぜ。」
満更でもない様子だ。
更に第二関節まで、進入を試みる。
「あっ、あっ、ああ!」
ヨウが身悶えた。
ペニスは半起ち状態だ。
ここから勃起するかどうかが、勝負の分かれ目だ。
LAで培ったテクニックを駆使する。
イオリは2メートル近い大男から学生まで、留学中に落としてきた。
その自負がイオリの勝算だ。
時間を掛けて、丹念にGスポットを探す。
徐々に亀頭が張り、海綿体に血液が集まりだした。
『ここがヨウのGスポットだ!』
場所を正確に覚える。
そして指を抜き、小振りのディルドに入れ替えた。
眉間に皺を寄せ、喘ぐヨウに端正なスポーツマンの面影はない。
丸で盛りの付いた獣の様だ。
アナルを責めている物が、ディルドに代わった事にも気付いていない。
発見したGスポットをディルドで責める。
「あっ、ヤバい!ちょっと待ってくれ。」
ヨウがのけ反りながら訴えた。
亀頭はパンパンに張り、爆発寸前だ。
言われるままに、責める手を止める。
荒い呼吸に耳を澄ます。
大きく息を吸い込み、乱れた呼吸を整えている。
「どう?痛いなら止めようか?」
意地の悪い問い掛けをする。
「…。」無言の間は言葉を探している様だ。
「無理しなくていいよ。
イオリはヨウが喜ぶことなら何でもしてあげたいんだ。
嫌がることは一切しないよ。」
この一途な思いは本心だった。
イオリは小振りのディルドを抜く。
「違うんだ…。
か、感じ過ぎて、イキそうなんだ。」
蚊の鳴く様な声で真っ赤な顔が訴えた。
(つづく)
『スバルとヨウの絡みを見てみたい。』
様々なシーンを想定し、シミュレーションしてみる。
「イオリ、早くやらせろよ!」
アパートに戻るなり、ヨウが覆い被さる。
ジムでのスバルの行動で、欲望はピークに達していた。
「ゴメーン。下痢気味なんだ。
今日は無理。」
イオリは腹を抱え、顔を歪める。
「マ、マジかよ!
俺、狂いそうだぜ!
ザーメン出してぇよ!」
ヨウは大袈裟に、手足をばたつかせた。
子供っぽい動作をイオリは笑みを浮かべ見詰める。
「射精するためだったら、何でもする?」
この状態に陥るのをずっと待っていた。
イオリはすかさず聞く。
「ああ、今なら何でも出来るぜ!」
ヨウが勢い良く言う。
「だったらアナルを試してみない?」
この提案をするタイミングを計っていたのだ。
「それは無理だぜ。
イオリの巨根が入る訳ないからな。」
即座に否定した。
「ならさ、小振りのハリガタでトライしてみない?
ヨウは経験ないから、きっとトコロテンすると思うよ。
手で扱くより、数倍気持ちいいんだ。」
イオリは『気持ちいい』を強調して言う。
「まじか!でもな…。
そんなに気持ちいいのか?」
揺れ動く気持ちが手に取る様に分かる。
「凄く気持ちいいよ!
痛かったら、即止めるからさ。」
ここがチャンスだと思い、イオリは一気に押す。
「だったら試してみようかな…。」
躊躇いがちにヨウが頷く。
「じゃあ、マッパで四つん這いになって。」
イオリはテキパキと指示する。
考える暇を与えない。
「恥ずかしいな。
他人に肛門なんて、初めて見せるぞ。」
四つん這いで振り返ったヨウの頬に紅が差す。
「恥ずかしくないさ。」
イオリは未使用のアナルに舌を這わす。
「わぁ!き、汚ぇよ!」
ヨウが慌てて、腰を引く。
「剃ってあるから、めちゃ綺麗だよ。
力抜いて、リラックスして。」
イオリは優しく語りかける。
潤滑油をたっぷり付けた人差し指を、ゆっくりアナルに挿入する。
「うわぁ!」ヨウが悲鳴をあげた。
第一関節まで入ったところで、掻き回してみる。
「うおぉ、何かむず痒いぜ。」
満更でもない様子だ。
更に第二関節まで、進入を試みる。
「あっ、あっ、ああ!」
ヨウが身悶えた。
ペニスは半起ち状態だ。
ここから勃起するかどうかが、勝負の分かれ目だ。
LAで培ったテクニックを駆使する。
イオリは2メートル近い大男から学生まで、留学中に落としてきた。
その自負がイオリの勝算だ。
時間を掛けて、丹念にGスポットを探す。
徐々に亀頭が張り、海綿体に血液が集まりだした。
『ここがヨウのGスポットだ!』
場所を正確に覚える。
そして指を抜き、小振りのディルドに入れ替えた。
眉間に皺を寄せ、喘ぐヨウに端正なスポーツマンの面影はない。
丸で盛りの付いた獣の様だ。
アナルを責めている物が、ディルドに代わった事にも気付いていない。
発見したGスポットをディルドで責める。
「あっ、ヤバい!ちょっと待ってくれ。」
ヨウがのけ反りながら訴えた。
亀頭はパンパンに張り、爆発寸前だ。
言われるままに、責める手を止める。
荒い呼吸に耳を澄ます。
大きく息を吸い込み、乱れた呼吸を整えている。
「どう?痛いなら止めようか?」
意地の悪い問い掛けをする。
「…。」無言の間は言葉を探している様だ。
「無理しなくていいよ。
イオリはヨウが喜ぶことなら何でもしてあげたいんだ。
嫌がることは一切しないよ。」
この一途な思いは本心だった。
イオリは小振りのディルドを抜く。
「違うんだ…。
か、感じ過ぎて、イキそうなんだ。」
蚊の鳴く様な声で真っ赤な顔が訴えた。
(つづく)
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