*いにしえのコトノハ*2 レインドロップス

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そして放課後。

いつもは早々と帰る私が居残ることに友達は驚いて私を冷やかす。

「どういう風の吹き回し?」

「何が?」

「アンタ、いつも委員会サボってたじゃない。学級委員なんて好きでなったわけじゃない!とか言って」

「そうだけどやっぱり1回くらいはちゃんと仕事しておかないと」

「怪しいな。気になる男でも見つけたんじゃないの?」

「何言ってんのよ。そんな男いないわよ」

鋭い指摘に動揺しているのがバレないよう私は嘘を貫き通した。

恋愛話に敏感な年頃の女子達は片思い話が大好き。

本当のことを言おうものならたちまちターゲットにされてしまう。

本気で恋愛しようとしている者にとったら、好き勝手話されるなんていい迷惑。

私の恋愛は絶対悟られないようにしなくっちゃ。

委員会っていうのはただ単に行事内容の確認や、美化清掃といったどうでもいい内容ばかり。

時期が時期だけに行事もこれといった目立つものはなし。

話しているのも彼じゃなくて先生。

張り切って来たのはいいけど、彼がいなければ途中で投げ出すような内容だった。

「以上で委員会を終わります。お疲れ様でした」

ただ面白くもない話を聞くだけというのは授業と同様、退屈でつまらない。

特に期待もしていなかったけど、予想通りで損した気分。
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