COSMOS ~百億年の歴史と一輪の秋桜~

 女子高生にしてプロの作詞作曲家である白川秋桜(しらかわあきな)は中学2年生の秋、不思議な出会いをしていた――。
 桜の精だと名乗る、見るからにあやしい男女――桜花(おうか)・守桜(すおう)はなんと秋桜を助けに来たのだという。


 忘れたわけじゃない
 ただ蓋をしようとしただけ

 失くしたわけじゃない
 ただ置いてこようとしただけ

 消したわけじゃない
 ただ隠そうとしただけ


 それは、宇宙と一輪の秋桜が奏でる詩(うた)。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,145 位 / 192,145件 ファンタジー 44,612 位 / 44,612件

あなたにおすすめの小説

空の歌(スカイ・ソング)

碧桜 詞帆
ファンタジー
 ――世界を照らす太陽の光は今、弱まりつつあった。  城下街に住まう少年ジンレイは、毎日ため息をつきながらも実家の料亭の給仕に勤しんでいた。  これからもこの日常が変わりなく続くと思ってたが……。  世界を救うべく幼馴染みの1人ユリエナが旅立ち、入れ違うようにして彼女と同じくかつて学修院で共に過ごした幼馴染みたちがジンレイの許に集い、物語が動き出す。  〝闇夜の終わりを告げる時、空は希望を歌う〟  グリームランドに古くから伝わる口承の真の意味とは――。  これは、夢を諦めかけた少年が、願いを叶えるために力を得た幼馴染みたちに背中を押されて再び走り出す――空と歌と、絆の物語。 ☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜ 自分の投稿歴の詳細すぐ忘れるので、そっと置いておきます。笑 第19回電撃小説大賞   二次選考通過 第4回GA文庫大賞(後期)  二次選考通過 エブリスタ 執筆応援キャンペーン『仲間の絆』 大賞受賞 ☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

夏の終わりに

佐城竜信
ライト文芸
千葉彰久は完璧超人だ。 ほりが深くて鼻筋の通った美しい顔をしている。高校二年生ながらにして全国大会への進出を決めたほどの空手の達人でもある。子供の頃から憧れている幼馴染のお姉さん、鏑木真理の手伝いをしていたから料理や家事が得意であり、期末テストでは学年3位の成績を取ってしまったほどに頭がいい。 そんな完全無欠な彼にも悩みがあった。 自分は老舗の酒屋の息子であるが、空手を生かした生計を立てるためにプロの格闘家になりたい、という夢を持っているということだ。酒屋を継ぐという責任と、自分の夢。どちらを選択するのかということと。 そしてもう一つは、思春期の少年らしく恋の悩みだ。 彰久は鏑木空手道場に通っている。彰久の家である千葉酒店と鏑木空手道場はどちらも明治時代から続く老舗であり、家族同然の関係を築いている。彰久の幼馴染千里。彼女は幼いころに母親の死を間近で見ており、たまに精神不安を起こしてしまう。そのため彰久は千里を大切な妹分として面倒を見ているのだが、その姉である真理にあこがれを抱いている。 果たして彰久は本当の自分の気持ちに気が付いて、本当に自分が進むべき道を見つけられるのか。 将来への不安を抱えた少年少女の物語、開幕します。

秋桜が揺れた

暁天進太
恋愛
レストランで、コンビニスタッフの女性と偶然、顔を合わせた。互いに二人連れで、コンビニスタッフの女性が胸の高さで小さく手を振ったので、手を振り返すと、フィアンセの香織から不審を買ってしまう。

桜の花びらはふわりと恋におちて

菜乃ひめ可
青春
――初恋って? 「私はそういう気持ちになったことが、ないの」  美しい桜が咲く季節。大学三年生になる主人公、夢咲ふわりはのんびりお気に入りの場所を散歩していると、そこで“天使のような人に”出会う。生まれて初めての感情に戸惑い、その人のことが頭から離れずにいた。春休み中くすぐったいような痛いような、経験したことのない気持ちは何なのかと自身の心と向き合いながら過ごす。そんなある日、友人と向かった大学の講義に現れたのは――ッ!?  初々しく純真な恋をどうぞ♡ お楽しみくださいまし。

花影のさくら

月神茜
ファンタジー
少女は山に捨てられた。 齢三つの時に、人の手によって。 自分たちを災害から守るための、人身御供として。 捨てられた少女は、真っ白な大蛇に育てられた。 櫻という、名前をもらって。 数年後の春の日。 山に迷い込んだ青年は、大蛇と少女に出会う。 真っ白な大蛇と、大蛇を「おじいちゃん」と呼び慕う、死に装束を身に纏ったやせぎすの少女。 春の雨に導かれ出会った二人は、【親子】に、【兄妹】に、【生きる理由】に、かけがえのない【大切な存在】になった。 やさしくて、やわらかくて、少し切ないけれど、あたたかな二人の恋物語。 ・・・・・・ テーマは【桜】。 本人たちに自覚はありませんが、周囲からすれば恵まれない環境で育った二人が、お互いを知り、想い、恋を知って、幸せになるまでを綴ったハッピーエンドのお話です。 【誰よりも幸せになる】お話ではなく、【人並みに幸せになる】お話になるように心がけています。 小説家になろう様でも同時公開中。

桜のかえるところ

響 颯
ライト文芸
ほっこり・じんわり大賞エントリー中。桜をキーワードにしたショートショートの連作。♢一話♢……いた! 前から3両目、右側2番目のドア。――いつも見かける彼が目の前にいて慌てる主人公。電車の中での淡い恋の物語。♢二話♢「桜染めってね、花びらじゃなくて芽吹く前の枝を使うんだよ」――桜が大好きな彼女と生まれたばかりの『桜』と僕。家族三人での幸せな生活に訪れた切ない別れの物語。♢三話♢「じいさん! ちょっと来んさい!」 ばーちゃんの切れてる声で目が覚めた。――ちょっとずれてるみかん好きなじーちゃんとそれをいつも怒ってる元気なばーちゃん。八人家族を支えるばーちゃんが突然入院した。夕飯作りを任された高校生の礼の物語。♢四話♢(長くなります)桜の夢。真詞の夢。英霊たちの夢――。現在執筆中です。

蜜柑製の死

羽上帆樽
現代文学
毎日500文字ずつ更新する詞です。その日の自分の状態が現れるだろうと予想します。上手くいく日もあれば、そうでない日もあるでしょう。どこから読んでも関係ありません。いつから知り合いになっても関係がないのと同じように。いつまで続くか未定です。続くまで続きます。