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第一章新たな生活の舞台・ガルディア

第六話 スキルの詳細

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Side大地
「じゃあ次はこの大量にあるスキルについてるレベルと魔法について聞きたいんだけど。」
「分かりました。まずレベルというのはその技術をどれ程扱えるかの指標です。そもそもとしてこの世界の『スキル』と言うものは、勘違いされがちですがアースのゲームのスキルとは違い、自分の能力を一目でわかるようにするために作られたものなのです。よって、
スキルとして表示されない→平均
Lv1~3→周りと比べると上手
Lv4~6→それで生活できる
Lv7~8→その道のプロ
Lv9~10→有名人
と言った感じの考えで良いかと。
そして魔法についてですが、まずこの世界の魔法は七属性+聖&邪となっています。
基本的に大体の人が、先程言った通り、ステータスに表示されないレベルでの魔法は七属性のうちの一~三属性ほど扱え、その魔法は『生活魔法』と言う俗称で呼ばれています。そして20%程の確率で七属性+聖属性魔法のうち、一つ、偶に二つの属性に『適正』というものがある事があり、適正があった属性は大体の人が努力さえすればレベル3~4までは最低でもいくことができます。人によって伸びしろは大きく違い、レベル5以降はそれなりに魔術が得意な人物、と言う認識になりますね。稀に適正のある属性が多数あるものが生まれる事があるようで、珍しいと思われますが、必ずしもそれイコール強いという訳ではなく、むしろ器用貧乏になってしまう危険性がありますね。流石に全属性適正持ちは早々いないのでマスターはかなり目立ってしまうでしょうが。ですがそれ以上に不味いことが、マスターは邪属性魔法を使用可能です。ですがこの世界では邪属性魔法を使えるのは心悪しき者のみ、と言われており、忌み子として大半が発覚した直後に処刑されます。
ですが正しくは邪属性魔法を使用する事によって精神が侵食され、後から心悪しき者になるという事です。ごくごく稀に凄まじく心悪しき者が後天的に邪属性魔法を使用可能になることもありますが…。」
「え…じゃあ俺も邪属性魔法を使ったら精神を侵食されるのか…。ってかスキルに邪属性魔法Lv1ってなってる俺はバレたら…。」
「はい。確実に殺されますね。でも前提としてマスターが邪属性魔法を使っても精神を侵食される事はありませんよ。」
「え?何で?」

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