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第二章
第四話
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「こんなことがあっていいのか?」
「きっとあたしの大ナタが教えてくれたんだよ。」
「まあこの際、それは置いておこう。そもそもこの階段が都市に繋がっているのかどうかもわからないし。虎ケツに入らずんば恋児を得ずなんだから、中に入ろう。」
「ロリ王丸出しだと入りづらいでちゅわ。で、でもワタクチのことをどうしても見たいっていうなら、一緒に階段を下りてもよくてよ。ぽっ。」
「吝奈よりQと一緒に降りてほしいぢゃん。ぽっ。」
「うほ~!そういうリクエストならソッコーで手を」
昆太が言いかけた瞬間、木憂華はモグラのように砂に潜った。やはりビビり継続中であった。
地下への階段は思ったより暗くない。砂でできているせいか、外の光を反射で中に取り入れているように見える。
階段を降りる四人。先頭は昆太。ルンルンしている箱子が続き、なぜか顔が赤い吝奈がすぐ後ろにいる。五段開けて、木憂華が内股でヨロヨロしている。
木憂華に箱子が声をかける。
「キューリー夫人博士。歩くの、ちょっと遅いよ。もう少し急がないと、置いていくよ。」
「だって、この中は暗いし、足元は階段で不安定だし、未知の世界に下っていくのって、コワいぢゃん。」
「それは反対だよ、キューリー夫人博士。わからない場所に行くことこそが楽しいんだよ。」
ネガティブとポジティブと発想の違いはこういうことである。同じ事象に対して、こうも違った形で発現するのである。
「おい。みんな。騒いでないで、先を急ぐよ。」
後ろを振り返った昆太は一瞬にして視野が固定された。その先は三方面に飛んでいた。
「うひょー!」
歓喜の声帯を鳴らす昆太。
それにビックリして、昆太アイビームが自分のお腹の下辺りを直撃していることに気づく三人幼女。
「「「これがウワサに聞くローアングル狙い?・・・。キャー!!!」」」
大慌てでスカートを押さえる三人幼女。時すでに遅く、スカートの内容物は昆太にガン見されていた。天然の箱子も実態を理解していた。おとめ力の存在は証明された。
「きっとあたしの大ナタが教えてくれたんだよ。」
「まあこの際、それは置いておこう。そもそもこの階段が都市に繋がっているのかどうかもわからないし。虎ケツに入らずんば恋児を得ずなんだから、中に入ろう。」
「ロリ王丸出しだと入りづらいでちゅわ。で、でもワタクチのことをどうしても見たいっていうなら、一緒に階段を下りてもよくてよ。ぽっ。」
「吝奈よりQと一緒に降りてほしいぢゃん。ぽっ。」
「うほ~!そういうリクエストならソッコーで手を」
昆太が言いかけた瞬間、木憂華はモグラのように砂に潜った。やはりビビり継続中であった。
地下への階段は思ったより暗くない。砂でできているせいか、外の光を反射で中に取り入れているように見える。
階段を降りる四人。先頭は昆太。ルンルンしている箱子が続き、なぜか顔が赤い吝奈がすぐ後ろにいる。五段開けて、木憂華が内股でヨロヨロしている。
木憂華に箱子が声をかける。
「キューリー夫人博士。歩くの、ちょっと遅いよ。もう少し急がないと、置いていくよ。」
「だって、この中は暗いし、足元は階段で不安定だし、未知の世界に下っていくのって、コワいぢゃん。」
「それは反対だよ、キューリー夫人博士。わからない場所に行くことこそが楽しいんだよ。」
ネガティブとポジティブと発想の違いはこういうことである。同じ事象に対して、こうも違った形で発現するのである。
「おい。みんな。騒いでないで、先を急ぐよ。」
後ろを振り返った昆太は一瞬にして視野が固定された。その先は三方面に飛んでいた。
「うひょー!」
歓喜の声帯を鳴らす昆太。
それにビックリして、昆太アイビームが自分のお腹の下辺りを直撃していることに気づく三人幼女。
「「「これがウワサに聞くローアングル狙い?・・・。キャー!!!」」」
大慌てでスカートを押さえる三人幼女。時すでに遅く、スカートの内容物は昆太にガン見されていた。天然の箱子も実態を理解していた。おとめ力の存在は証明された。
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