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第二章
第十七部分
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「おねいさんが医者志望であることを上様はご存じです。そのために、おねいさんがやるべきことがあるのですよね?」
「あるある探検隊。あるある探検隊!」
「違います!いつの時代のギャグですか。そもそも、ただの探検隊の、どこがギャグなんですか?」
「ゲッツ!」
「さらにわかりませんわ!その3文字は子供も使うようなただの単語です、端午の節句です、ペンタゴンは五角形です!」
「全然意味がわからんぞ。」
「上様が脱線されたからですよ。」
「悪かったな。かつえがオレをケイオーボーイしたいことは知ってる。」
「ケイオーボーイじゃありません、解剖したいのです!」
「自ら暴露してしまったな。」
「バレてしまっては、仕方ないです。では一気に本懐を遂げます!」
日吉は胸元からメスを取り出して、光秀奈の制服上部を切り裂いた。光秀奈の花柄のピンクブラジャーが陽の目を浴びて、光秀奈は、胸を押さえて廊下にダッシュしていった。
そして、日吉は信永とかつえの前に仁王立ちした。
「こうして、ウチは生徒会副会長と明智光秀奈をカイホウしたんや。ありがとうさん!」
ショートコントは唐突に幕を閉じた。
かつえの頬の筋肉はひきつりを超えて盛り上がっていた。一方、信永は泰然自若をきめていたが、やがて、かつえの腕をはねのけて、患者椅子から立ち上がった。
「オーディション結果を発表する。」
『ゴクン。ゴクン。』
日吉とかつえがのどこしよく唸った。
「満場一致で不合格だ。」
「う、うそや!ガクゼン。ウチのモチベーション崩壊や!満場一致って、ひとりで決めたんやないか!」
日吉は顔を覆って、今にも倒れそうである。
「あるある探検隊。あるある探検隊!」
「違います!いつの時代のギャグですか。そもそも、ただの探検隊の、どこがギャグなんですか?」
「ゲッツ!」
「さらにわかりませんわ!その3文字は子供も使うようなただの単語です、端午の節句です、ペンタゴンは五角形です!」
「全然意味がわからんぞ。」
「上様が脱線されたからですよ。」
「悪かったな。かつえがオレをケイオーボーイしたいことは知ってる。」
「ケイオーボーイじゃありません、解剖したいのです!」
「自ら暴露してしまったな。」
「バレてしまっては、仕方ないです。では一気に本懐を遂げます!」
日吉は胸元からメスを取り出して、光秀奈の制服上部を切り裂いた。光秀奈の花柄のピンクブラジャーが陽の目を浴びて、光秀奈は、胸を押さえて廊下にダッシュしていった。
そして、日吉は信永とかつえの前に仁王立ちした。
「こうして、ウチは生徒会副会長と明智光秀奈をカイホウしたんや。ありがとうさん!」
ショートコントは唐突に幕を閉じた。
かつえの頬の筋肉はひきつりを超えて盛り上がっていた。一方、信永は泰然自若をきめていたが、やがて、かつえの腕をはねのけて、患者椅子から立ち上がった。
「オーディション結果を発表する。」
『ゴクン。ゴクン。』
日吉とかつえがのどこしよく唸った。
「満場一致で不合格だ。」
「う、うそや!ガクゼン。ウチのモチベーション崩壊や!満場一致って、ひとりで決めたんやないか!」
日吉は顔を覆って、今にも倒れそうである。
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