56 / 59
キャンプ初日の夜 3
しおりを挟む
「ひいい」
ヘルマンは這いながらテントを出た。
ソフィアが腕組みをして睨み、顔を火で焼かれたジョサムは蹲ったままだった。
「どうして……」
「それはこっちのセリフだっつの。さっさとエレナを起こしてきなよ。お前らみたいな小物は殺さなくてもいっかと思うんだけど、自分の邪魔されるのめっちゃ嫌いだから。エレナを起こしてきたら逃げなよ。成績には関わるけど命よりリタイアする方がましでしょ?」
「は、はい」
とヘルマンは火傷で呻いているジョサムを助け起こそうとした。
「けどお前らが、学院のカスたちとソフィアをいじめた事実は消えねえからな。いつあたしの気が変わるかもしれないんだから、この先の学院生活、気をつけなよ?」
とソフィアがふふふと笑いながら言い、二人は大慌てで立ち上がりエレナのテントの方へ飛んで逃げた。
エレナは揺り起こされて目を開いた。
「何よ~~」
暗いテントの中でヘルマンとジョサムが自分を見下ろしていた。
「驚くじゃないの! 何? テントとはいえレディの寝室に許可もなく入ってくるなんて!」
とエレナは語気を強めた。普段なら格下の爵位を持つ子息なのでエレナの言いなりだが、二人はエレナに睨まれてもそれに動じず、テントの外をちらちらと見ながら、
「エレナ様、す、すみません、ソフィア・ヘンデルが……」
と言うだけだった。
「何? もしかして、あなたたち、ソフィアを殺してしまったとか? それはやりすぎよ。でも、キャンプでの出来事ですもの。そういう事故もあるって……」
エレナが言った瞬間、ざくっと音がして、エレナの布製のテントが切り裂かれた。
その切れ目の向こうに立っている人影がソフィアだという事にエレナはすぐに気が付いた。
「よくも私のテントを切り裂いたわね! これはあなたみたいな貧乏人が使う学院の共用テントじゃなく宮廷魔術師が特注で使う高級な物よ!」
エレナは毛布をはね除けて起き上がり、テントの外に顔を出した。
ヘルマンとジョサムはすぐさまエレナの元から走り去る。
「え、ちょっとどこへ行くの! 私を一人にするなんて! お父様に言いつけるわよ!」
エレナの叫びに彼らは振り返る事もなかった。
「少し脅されたぐらいでご主人様を捨てて逃げ去るなんて、宮廷魔法剣士なんてとても無理じゃないの」
とソフィアが笑った。
「何よ! あなたの仕業なの? この私にこんな事をしていいと思ってるの?!」
「仕掛けてきたのはお前だ」
「!」
剣召喚で出した銀色に光るナイフをのど元に突きつけられて、エレナは口を閉じた。
「お前、レイラに学院辞めさせたくて、虐めてたんだってな? それでレイラが復学したらあたしのせいだって、このキャンプであたしを殺せって、あのへなちょこ魔法剣士らに言いつけたんだよな? そんで返り討ちに遭ったら、被害者づらすんな。お前が公爵家の娘だろうが関係ないね。あたしに牙を剥くやつはみんな殺すって決めてんだ」
ソフィアはふふふと笑った。
「そ、そんな事をしたらヘンデル伯爵家は取り潰しよ!」
「ははは、いーね。お前、ソフィアが伯爵家でどんな扱いを受けてたか知ってんだろ? ゴミみたいに扱っといて、取りつぶしになるって慌てても知らねえよ」
「……あなた、誰よ? ソフィアじゃないのね?」
「へえ、どうしてそう思う?」
「魔法が使えるんでしょ? ソフィアはそんな事出来なかったし、あなたみたいにはっきり意見を言う子じゃなかったし」
「はっはっは」
とソフィアは笑った。
「いいえ、あたしがソフィア。この世界の人間を鏖にするつもりのソフィアだ。でもお前には聞きたい事がある」
「何?」
「レイラを学院から追い出すのは光の娘、所謂聖女候補だからだろ? お前の姉を聖女にするためだけにレイラを虐め殺そうとしたのか? そんな事で?」
「そんな事って……聖女になるのはとても名誉な事で……ゆくゆくは王族に嫁ぐようになるんですのよ? それをレイラに持っていかれたら……私達貴族が……平民の子に頭を下げて敬わなければならなくなるのよ?!」
「だから?」
「だからって! そんな屈辱! あり得ないわ」
「光の娘なんだからしょうがないじゃない? そもそも国がそう決めた事なんだし?」
「光の娘が現れるのは現存する聖女がお隠れになるか、そのお力が衰弱した時ですわ……平民からの出現はとても稀で、数百年単位の話ですから、自分の時代に平民から出るなどあり得ないと思い込んでいて……だから余計に腹立たしく」
「でも、あんたの姉に、うちのケイトもそうでしょ? 聖女候補でしょ? 確かにレイラは力が強いと聞いてるけど、他にも潰し合う相手はいるじゃない。そもそも聖女なんて何人いてもいいんじゃないの?」
「ええ、でも一番力が強い娘だけが聖女を名乗れるのですわ。他の者は聖女補佐になりますから。それだけでも、レミリアお姉様やケイト様には屈辱でしょう」
「そのレミリアお姉様、あんたがこのキャンプに出発する時、何も言わなかった?」
「何を?」
エレナが首を傾げた。
「この森の魔獣の瘴気が濃くなってる事とかよ」
ソフィアがそう言った瞬間に地面がぐらりと揺れた。
ヘルマンは這いながらテントを出た。
ソフィアが腕組みをして睨み、顔を火で焼かれたジョサムは蹲ったままだった。
「どうして……」
「それはこっちのセリフだっつの。さっさとエレナを起こしてきなよ。お前らみたいな小物は殺さなくてもいっかと思うんだけど、自分の邪魔されるのめっちゃ嫌いだから。エレナを起こしてきたら逃げなよ。成績には関わるけど命よりリタイアする方がましでしょ?」
「は、はい」
とヘルマンは火傷で呻いているジョサムを助け起こそうとした。
「けどお前らが、学院のカスたちとソフィアをいじめた事実は消えねえからな。いつあたしの気が変わるかもしれないんだから、この先の学院生活、気をつけなよ?」
とソフィアがふふふと笑いながら言い、二人は大慌てで立ち上がりエレナのテントの方へ飛んで逃げた。
エレナは揺り起こされて目を開いた。
「何よ~~」
暗いテントの中でヘルマンとジョサムが自分を見下ろしていた。
「驚くじゃないの! 何? テントとはいえレディの寝室に許可もなく入ってくるなんて!」
とエレナは語気を強めた。普段なら格下の爵位を持つ子息なのでエレナの言いなりだが、二人はエレナに睨まれてもそれに動じず、テントの外をちらちらと見ながら、
「エレナ様、す、すみません、ソフィア・ヘンデルが……」
と言うだけだった。
「何? もしかして、あなたたち、ソフィアを殺してしまったとか? それはやりすぎよ。でも、キャンプでの出来事ですもの。そういう事故もあるって……」
エレナが言った瞬間、ざくっと音がして、エレナの布製のテントが切り裂かれた。
その切れ目の向こうに立っている人影がソフィアだという事にエレナはすぐに気が付いた。
「よくも私のテントを切り裂いたわね! これはあなたみたいな貧乏人が使う学院の共用テントじゃなく宮廷魔術師が特注で使う高級な物よ!」
エレナは毛布をはね除けて起き上がり、テントの外に顔を出した。
ヘルマンとジョサムはすぐさまエレナの元から走り去る。
「え、ちょっとどこへ行くの! 私を一人にするなんて! お父様に言いつけるわよ!」
エレナの叫びに彼らは振り返る事もなかった。
「少し脅されたぐらいでご主人様を捨てて逃げ去るなんて、宮廷魔法剣士なんてとても無理じゃないの」
とソフィアが笑った。
「何よ! あなたの仕業なの? この私にこんな事をしていいと思ってるの?!」
「仕掛けてきたのはお前だ」
「!」
剣召喚で出した銀色に光るナイフをのど元に突きつけられて、エレナは口を閉じた。
「お前、レイラに学院辞めさせたくて、虐めてたんだってな? それでレイラが復学したらあたしのせいだって、このキャンプであたしを殺せって、あのへなちょこ魔法剣士らに言いつけたんだよな? そんで返り討ちに遭ったら、被害者づらすんな。お前が公爵家の娘だろうが関係ないね。あたしに牙を剥くやつはみんな殺すって決めてんだ」
ソフィアはふふふと笑った。
「そ、そんな事をしたらヘンデル伯爵家は取り潰しよ!」
「ははは、いーね。お前、ソフィアが伯爵家でどんな扱いを受けてたか知ってんだろ? ゴミみたいに扱っといて、取りつぶしになるって慌てても知らねえよ」
「……あなた、誰よ? ソフィアじゃないのね?」
「へえ、どうしてそう思う?」
「魔法が使えるんでしょ? ソフィアはそんな事出来なかったし、あなたみたいにはっきり意見を言う子じゃなかったし」
「はっはっは」
とソフィアは笑った。
「いいえ、あたしがソフィア。この世界の人間を鏖にするつもりのソフィアだ。でもお前には聞きたい事がある」
「何?」
「レイラを学院から追い出すのは光の娘、所謂聖女候補だからだろ? お前の姉を聖女にするためだけにレイラを虐め殺そうとしたのか? そんな事で?」
「そんな事って……聖女になるのはとても名誉な事で……ゆくゆくは王族に嫁ぐようになるんですのよ? それをレイラに持っていかれたら……私達貴族が……平民の子に頭を下げて敬わなければならなくなるのよ?!」
「だから?」
「だからって! そんな屈辱! あり得ないわ」
「光の娘なんだからしょうがないじゃない? そもそも国がそう決めた事なんだし?」
「光の娘が現れるのは現存する聖女がお隠れになるか、そのお力が衰弱した時ですわ……平民からの出現はとても稀で、数百年単位の話ですから、自分の時代に平民から出るなどあり得ないと思い込んでいて……だから余計に腹立たしく」
「でも、あんたの姉に、うちのケイトもそうでしょ? 聖女候補でしょ? 確かにレイラは力が強いと聞いてるけど、他にも潰し合う相手はいるじゃない。そもそも聖女なんて何人いてもいいんじゃないの?」
「ええ、でも一番力が強い娘だけが聖女を名乗れるのですわ。他の者は聖女補佐になりますから。それだけでも、レミリアお姉様やケイト様には屈辱でしょう」
「そのレミリアお姉様、あんたがこのキャンプに出発する時、何も言わなかった?」
「何を?」
エレナが首を傾げた。
「この森の魔獣の瘴気が濃くなってる事とかよ」
ソフィアがそう言った瞬間に地面がぐらりと揺れた。
12
お気に入りに追加
43
あなたにおすすめの小説
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
目が覚めたら夫と子供がいました
青井陸
恋愛
とある公爵家の若い公爵夫人、シャルロットが毒の入ったのお茶を飲んで倒れた。
1週間寝たきりのシャルロットが目を覚ましたとき、幼い可愛い男の子がいた。
「…お母様?よかった…誰か!お母様が!!!!」
「…あなた誰?」
16歳で政略結婚によって公爵家に嫁いだ、元伯爵令嬢のシャルロット。
シャルロットは一目惚れであったが、夫のハロルドは結婚前からシャルロットには冷たい。
そんな関係の二人が、シャルロットが毒によって記憶をなくしたことにより少しずつ変わっていく。
なろう様でも同時掲載しています。
【完結】捨てられ正妃は思い出す。
なか
恋愛
「お前に食指が動くことはない、後はしみったれた余生でも過ごしてくれ」
そんな言葉を最後に婚約者のランドルフ・ファルムンド王子はデイジー・ルドウィンを捨ててしまう。
人生の全てをかけて愛してくれていた彼女をあっさりと。
正妃教育のため幼き頃より人生を捧げて生きていた彼女に味方はおらず、学園ではいじめられ、再び愛した男性にも「遊びだった」と同じように捨てられてしまう。
人生に楽しみも、生きる気力も失った彼女は自分の意志で…自死を選んだ。
再び意識を取り戻すと見知った光景と聞き覚えのある言葉の数々。
デイジーは確信をした、これは二度目の人生なのだと。
確信したと同時に再びあの酷い日々を過ごす事になる事に絶望した、そんなデイジーを変えたのは他でもなく、前世での彼女自身の願いであった。
––次の人生は後悔もない、幸福な日々を––
他でもない、自分自身の願いを叶えるために彼女は二度目の人生を立ち上がる。
前のような弱気な生き方を捨てて、怒りに滾って奮い立つ彼女はこのくそったれな人生を生きていく事を決めた。
彼女に起きた心境の変化、それによって起こる小さな波紋はやがて波となり…この王国でさえ変える大きな波となる。
もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
アリシアの恋は終わったのです。
ことりちゃん
恋愛
昼休みの廊下で、アリシアはずっとずっと大好きだったマークから、いきなり頬を引っ叩かれた。
その瞬間、アリシアの恋は終わりを迎えた。
そこから長年の虚しい片想いに別れを告げ、新しい道へと歩き出すアリシア。
反対に、後になってアリシアの想いに触れ、遅すぎる行動に出るマーク。
案外吹っ切れて楽しく過ごす女子と、どうしようもなく後悔する残念な男子のお話です。
ーーーーー
12話で完結します。
よろしくお願いします(´∀`)
【完結】伝説の悪役令嬢らしいので本編には出ないことにしました~執着も溺愛も婚約破棄も全部お断りします!~
イトカワジンカイ
恋愛
「目には目をおおおお!歯には歯をおおおお!」
どごおおおぉっ!!
5歳の時、イリア・トリステンは虐められていた少年をかばい、いじめっ子をぶっ飛ばした結果、少年からとある書物を渡され(以下、悪役令嬢テンプレなので略)
ということで、自分は伝説の悪役令嬢であり、攻略対象の王太子と婚約すると断罪→死刑となることを知ったイリアは、「なら本編にでなやきゃいいじゃん!」的思考で、王家と関わらないことを決意する。
…だが何故か突然王家から婚約の決定通知がきてしまい、イリアは侯爵家からとんずらして辺境の魔術師ディボに押しかけて弟子になることにした。
それから12年…チートの魔力を持つイリアはその魔法と、トリステン家に伝わる気功を駆使して診療所を開き、平穏に暮らしていた。そこに王家からの使いが来て「不治の病に倒れた王太子の病気を治せ」との命令が下る。
泣く泣く王都へ戻ることになったイリアと旅に出たのは、幼馴染で兄弟子のカインと、王の使いで来たアイザック、女騎士のミレーヌ、そして以前イリアを助けてくれた騎士のリオ…
旅の途中では色々なトラブルに見舞われるがイリアはそれを拳で解決していく。一方で何故かリオから熱烈な求愛を受けて困惑するイリアだったが、果たしてリオの思惑とは?
更には何故か第一王子から執着され、なぜか溺愛され、さらには婚約破棄まで!?
ジェットコースター人生のイリアは持ち前のチート魔力と前世での知識を用いてこの苦境から立ち直り、自分を断罪した人間に逆襲できるのか?
困難を力でねじ伏せるパワフル悪役令嬢の物語!
※地学の知識を織り交ぜますが若干正確ではなかったりもしますが多めに見てください…
※ゆるゆる設定ですがファンタジーということでご了承ください…
※小説家になろう様でも掲載しております
※イラストは湶リク様に描いていただきました
悪役令嬢の慟哭
浜柔
ファンタジー
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。
だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。
※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。
※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。
「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。
「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる